豊川市防災センター

ごあいさつ

 豊川市防災センターは、「災害対策本部機能の強化」、「災害対応体制の強化」、「地域防災力の強化」の3つを基本方針として整備し、令和2年4月1日、供用開始されました。
 建物は、鉄筋コンクリート造、2階建て、延床面積約1,200平方メートル、免震構造です。
 1階には、名古屋大学との共同研究のもと、「啓発展示スペース」を設け、防災啓発や教育のため、プロジェクションやⅤRを活用した各種展示を整備しました。
 2階には、災害発生時に各種機関が参集する災害活動センターや災害対策本部室を配置し、災害対応方針の迅速な決定と、各機関とのスムーズな情報連携が可能な体制が構築されています。

 地震や風水害などの大きな災害が発生した場合、行政は確実な初動体制を取る必要があります。そのためのハードとして、全ての機関が一体的な対応を行う中枢拠点が必要です。
 また、自らの身は自ら守る「自助」、地域で共に助け合う「共助」といった防災意識を個人個人が持ち、災害発生時における行動について学び、研修、訓練を行うため、防災教育や防災啓発などのソフト対策を行う必要があります。

 豊川市防災センターは、このハード、ソフト両面で災害対応できる体制強化のための施設として誕生しました。今後、大きな災害が発生しないことを切に願いますが、防災センターがいざというときの市の防災の拠点となり、平時は皆さまが「備える」ために集う活気あふれる場所となりますことを願っています。

豊川市長 竹 本 幸 夫

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