■表現のガイドライン(チェック編)

■チェックしてみましょう
 あなたが作成し、配布しようとしている文書に次のような表現はありませんか。
 該当する表現がある番号を紙に書き、それぞれについて下の当該番号の説明を読んでみましょう。


1 「テニスは女性、武道は男性」「女子は人形遊び、男子はボール遊び」など、スポーツ種目や子どもの遊びを性別により区別して表現していませんか。

2 女性は赤系、男性は青系などの服装になっていませんか。

3 家族の姿が「祖父母・父母・子2人(男女)」という決まったパターンばかりになっていませんか。

4 「男性はネクタイ姿、女性はエプロン姿」など、家事・育児・介護をするのは女性、仕事をするのは男性というイメージを伴う表現をしていませんか。

5 「保育士は女性、建設業は男性」など、ある職業に従事する人が一方の性別に偏っていませんか。

6 「上司は男性、部下は女性」「指導者や相談員は男性、指導されたり相談したりするのは女性」という表現ばかりになっていませんか。

7 子どもを描くとき、いつも母親とセットになっていませんか。

8 「女性を後・下・小さく、男性を先・上・大きく」「男性を中心・女性や子どもを周り」など、男性が優位に見える表現をしていませんか。

9 描かれる男女の数は均等ですか。

10 若い女性の微笑みや水着姿など、本当に伝えたい内容に関係なく、必要以上に女性の体の全部又は一部を強調した表現をしていませんか。

11 「女性は名前、男性は名字」「女の子は○○ちゃん、男の子は○○くん」など、男女で呼び方を変えていませんか。

12 「女医」「女流○○」など、職業に女性冠詞をつけていませんか。

 (注記:チェック事項は、平成13年6月に実施した豊川市の行政刊行物における男女の表現等に関する調査結果に基づいています。)
■チェック結果

 情報を市民に正しく発信することは行政広報の大切な役割です。
 いま私たちは、性別による固定概念にとらわれることのない、一人ひとりの個性を尊重した偏りのない表現を求められています。


1 「これは女の子の遊び・あれは男の子のスポーツ」と、性別により遊びやスポーツなどを区別しがちですが、みんなが一緒に遊び、スポーツする姿を表現しましょう。

2 色の好みは一人ひとりのし好によるものであり、性別によって決めつけられるものではありません。「女は赤・男は青」など固定概念にとらわれないようにしましょう。

3 ライフスタイルの変化に伴い、従来の三世代家族は少数派となってきています。単身世帯や核家族など新しい家族像を表現しましょう。

4 少子高齢化社会を迎え、男性も家事・育児・介護をし、女性も職業を持つようになってきています。時代の変化に対応した表現をしましょう。

5 現実には、現場監督をする女性や介護をする男性がいます。女性の仕事・男性の仕事と決めつけるのではなく、偏りのない職業像を表現しましょう。

6 女性の上司や相談員も大勢います。現実に合った表現を心がけましょう。

7 子どもは母親だけが育てるものではありません。母親と父親、地域の人などさまざまな人が子どもと関わる姿を、積極的に表現しましょう。

8 男女間に優劣はなく、誰もが同じ大きさや配置になるように表現しましょう。

9 男女がさまざまな場面で活躍する姿を同じように表現しましょう。

10 安易に女性を用いるのではなく、本当に伝えたい内容に合うイラストや言葉を使用するなど、適切な表現方法を考えましょう。

11 みんなを「○○さん」と呼ぶなど、敬称・呼称を統一しましょう。

12 「男流○○」とは言いません。対語のない言葉は使用しないようにしましょう。

■問い合わせ

市民部 人権生活安全課
電話:0533-89-2149



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