■表現のガイドライン(はじめに)

■ガイドラインの基本的な考え方

「自立と支え合いの男女共同参画社会」の形成を目指します。

 男女共同参画社会基本法(平成11年6月23日法律第78号)の理念や豊川市総合計画の将来像「光と緑に映える豊かなまち」に基づき、市民、地域、学校、事業者、行政のそれぞれが男女共同参画の視点を持ち、誰もが自立し、対等な社会の構成員として共に認め合い支え合う、心豊かな社会の実現を目指します。

「豊川市男女共同参画基本計画」の5つの基本目標に基づき、適切な表現を行います。
5つの基本目標

1 人権を尊重し、自立と思いやりの心を大切にするまち
 慣行にとらわれず互いの人権を尊重できる人づくり


2 誰もが対等に参画することのできるまち
 あらゆる分野へ対等に参画できる環境づくり


3 個性と能力を発揮して働くことのできるまち
 仕事と生活が調和する社会づくり


4 生涯にわたり健康で安心して暮らせるまち
 心身の健康と生活環境づくり


5 みんなで創る住みよいまち
 男女共同参画社会実現の推進体制づくり

■こんな表現はありませんか

1 必要以上に女性と男性を区別していませんか
 女性を「受動的、優しい、弱い、消極的」存在として表現し、男性を「能動的、厳しい、強い、積極的」存在として表現する。
また、女性・男性の役割や性格、能力などを、伝統的な「女(男)らしさ」にとらわれた固定的なイメージで表現する。


「長髪の女の子と人形」「野球帽子の男の子とボール」のセットや、女性の服は赤系でスカート、男性の服は青系でズボンなど固定概念にとらわれた「女(男)らしさ」で男女を描き分ける。
2 「女の役割、男の役割」と決めつけていませんか

 「男は仕事、女は家庭」など働く人は男性ばかり、家事や育児、介護を行う人は女性ばかりと、男女を固定化された性別役割分担のイメージで表現する。


 親子を描くとき、親は必ずといっていいほど母親である。両親と子どもという組み合わせはあっても、父親と子どもという組み合わせはめったにない。
3 男女に上下関係や優劣をつけていませんか

 女性と男性を並べて表現するときに男性を前・中心・大きく表現し、女性を後・付属するもの・小さく表現する。


 講座や相談などの場面で、いつも教える人は男性、教わる人は女性と表現する。
イラストに一人の人物が登場する場合、たいてい男性で表現する。複数の場合でも男性が多く、女性が0(ゼロ)の場合が多い。

■男女共同参画の3つの視点

1 「女(男)らしさ」にとらわれないようにしましょう
 女性や男性を固定的なイメージで必要以上に区別することは、個人の個性や能力の芽を摘むことにつながりかねません。さまざまな場面における多様な人の姿を表現しましょう。


 性別や年齢による固定的なイメージを「一般的」だからと使うことが「常識」をつくり、個性を発揮しにくくしています。個性ある人として表現しましょう。
2 固定的性別役割分担にとらわれないようにしましょう

 少子高齢化や産業構造の変化により、男女の役割や生き方も変わってきています。男女がともに協力し合い家庭を築いていること、地域活動や環境問題に関わっている姿を表現しましょう。


 家族構成には、さまざまな形態があります。いつも同じ構成ではなく、伝えたい内容や場面により登場する人物を変えてみましょう。
3 男女間の力関係にとらわれないようにしましょう

 女性と男性に上下関係や優劣はありません。お互いが対等なパートナーであるという姿を表現しましょう。


 実際には、男性と同じように女性も活躍しています。女性と男性が社会のあらゆる分野に共同で参画し、共に社会をつくる姿を表現しましょう。


■問い合わせ

市民部 人権生活安全課
電話:0533-89-2149



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