■子ども編こんな表現はありませんか。
1 女の子は赤系、男の子は青系など、服装や持ち物の色を性別で固定化した表現。
人形遊びは女の子、野球は男の子など、遊びやスポーツの種目を性別で固定化した表現。
2 男の子は高学歴が望ましく、女の子にはそんな必要がないかのような表現。
男の子はたくましく、女の子はやさしく育てたい。
3 クラスの名簿や順番で、男の子が先、女の子が後になるような表現。
たとえば・・・
ポイント
「らしさ」にとられることなく、一人ひとりの個性や能力を大切にするとともに、家族で協力して子育てする姿を表現しましょう。
このように考えてみましょう。
1 女の子・男の子についてこうあるべきだという固定概念に裏づけられた画一的な表現ではなく、個人の特性や能力を基本として考えていくことが、個人の価値観、生き方の多様性を認めることにつながります。
遊びや行動には、多様な個性を表現しましょう。
2 女の子・男の子ということで、はじめから決まっている能力などの優劣や上下関係はありません。
「女らしい=優しい、弱い」「男らしい=たくましい、強い」というイメージが一般的にはありますが、たくましい女の子もいれば、優しい男の子もいます。
「らしさ」にとらわれることなく、個性を尊重した表現をしましょう。
3 「男が先・女が後」という表現が繰り返されることにより、知らず知らずのうちにそうした意識が刷り込まれていきます。
たとえば・・・
■問い合わせ
市民部 人権生活安全課
電話:0533-89-2149