豊川市の指定文化財
更新日:2022年6月28日
豊川市の指定・登録文化財一覧(令和4年2月17日現在)(PDF:663KB)
豊川市内の指定文化財の一部を紹介します。
三明寺 三重塔(建造物:国指定重要文化財、豊川町、三明寺)
財賀寺仁王門(建造物:国指定重要文化財、財賀町、財賀寺)
史料が少ないためはっきりしませんが、文明年間頃の建立と考えられています。当初は鎌倉時代に造営された大門の古材を利用して
大恩寺山門(建造物:県指定有形文化財、御津町広石、大恩寺)
牛久保牧野家の娘の嫁ぎ先である大垣城主戸田
銅鐘 (工芸品:国指定重要文化財、八幡町、国分寺)
鳥鈕蓋付台付壷 (考古資料:県指定有形文化財、豊川市蔵)
進雄 神社の奉納綱火(県指定無形民俗文化財、豊川西町、進雄神社)
豊川進雄神社の綱火は、拝殿まで張られた綱に噴出煙火を走らせるもので、東西の二つの本会所によって毎年7月に行われる例大祭で奉納されます。現在でも綱火の製法は秘伝とされ、口伝えによって本会所の人たちに継承され、その技は東西会所により競い合われています。
牛久保の若葉祭(県指定無形民俗文化財、牛久保町、八幡社)
若葉祭は牛久保八幡社の祭礼で、囃子車や神児車、各組の山車(馬簾)、笹踊り、ヤンヨウガミらが勢揃いし、八幡社からお旅所の天王社までを行列で往復します。囃子方のヤンヨウガミが笹踊りの歌に合わせて、ところ構わず「うじ虫」のように寝転がることから「うなごうじ祭」と呼ばれるようになったとも言われています。大山車(おおやま)で行われるかくれ太鼓は、唐子衣装を着た中学生の稚児が笛や小太鼓に合わせて首を振りながら踊るもので、初めて見る人の中には稚児を人形と見間違える人もいます。天下の奇祭として有名な若葉祭は、この地域の春の風物詩です。
三河国分寺跡(国指定史跡、八幡町)
国分寺は、天平13年に、鎮護国家の思想にもとづき聖武天皇の命により各国に創建された官立の寺院で、三河国には豊川市の八幡町に建立されました。三河国分寺跡は、昭和60から63年度、平成19から21年度に市教育委員会が実施した発掘調査により、寺の伽藍配置の概要が明らかとなっています。
旗頭山尾根 古墳群(県指定史跡、金沢町・新城市八名井)
豊川市と新城市の境界をなす尾根上に分布する、総数40基ほどの古墳群です。現存する1~24号墳が県の史跡となっています。最大の特徴は墳丘を礫で構築する積石塚古墳を多く含むことです。積石塚は渡来人にかかわる古墳との見方もあります。
御油のマツ並木(国指定天然記念物、御油町)
旧東海道御油宿と赤坂宿の間に位置するマツ並木で、現在、県道敷きの約560メートルが指定範囲となっています。江戸時代には御油宿と赤坂宿の間には約650本のマツが植えられていたことが古文書から分かっていますが、現在は約280本余りとなっており、市教育委員会や地元の松並木愛護会により様々な保護活動が行われています。
宝円寺 のシダレザクラ(県指定天然記念物、上長山町、宝円寺)
宝円寺の開山の記念として植えたと伝えられ、樹齢は400年余りと推定されています。現地にはシダレザクラが2樹ありますが、指定されているのは手前の老木で、通常は3月末頃から咲き始めます。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ