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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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広報「とよかわ」2014年11月1日号 テキスト1

更新日:2014年10月31日

特集
人生の終わりについて考える
より豊かに“自分らしく”過ごすために

 人生をより豊かなものとするには、人生の終わりにおいても「自分らしく」どこで、どのように過ごしたいか、あらかじめ考えておくことが重要です。
 今回の特集では、「人生の最後のときは、住み慣れた自宅などで過ごしたい」という思いを支える、在宅医療・介護という選択肢について紹介し、人生の終わりについて考えます。
 詳しいことは、在宅医療連携推進センター(89-3179)へ、お問い合わせください。

人生の終わりについて
 皆さんは、人生の終わりの過ごし方や、長期にわたって療養を受ける際の場所について考えたことがあるでしょうか。実際に「あなたは人生の終わりをどこで迎えたいですか」という問いに対して、半数以上の方が「自宅」と答えています。しかし、その反面、大多数の方が病院で亡くなっているという現状があります。
 病院、介護施設、そして自宅。どこで過ごすかを決めるには、まず、どのように過ごしたいかを考える必要があります。

病院、介護施設で過ごすということ
 病院は、疾病に対して治療をし、一日でも長く生命を維持したいという希望に応える場所です。そこでは、医師をはじめとした医療関係者が患者の回復を全力でサポートすると同時に、患者にも、食事や行動の制限など、患者としての役割が与えられます。
 介護施設は、病院での積極的な治療をする段階は過ぎたが、医療や介護を必要とする方が入所する場所です。本人にとって病院ほどの制約はなく、入所者と家族のように接する施設も少なくありませんが、集団生活となるため、一定のルールを守って生活することになります。

在宅医療・介護という選択
 「住み慣れた自宅で過ごしたい」という本人や家族の希望に応える医療が在宅医療・介護です。さまざまな事情により通院が困難となった際に、医師などに自宅へ来てもらい、医療を受けます。日常の療養や急変時の対応など、各場面に応じたサポートを受けられますが、家族の介護が必要となります。
 医療従事者がさまざまな介護従事者と連携し、家族と一緒になって寄り添うこの在宅医療・介護は、治す医療に対して、「支える医療」とも言われています。
 市では、現在、在宅医療連携推進センターを設置し、医療・介護の連携強化などの取り組みを進めています。

自宅での療養「希望」と「選択」
 近年、人生の終わりにおいて自宅での療養を希望する方の割合は6割を超え、増加傾向にあります。
 これに対して、実際に亡くなる場所については、昭和26年には、自宅が8割、医療機関が1割でしたが、医療機関の割合が年々増加し、昭和51年にはその割合が逆転しました。現在では、医療機関で亡くなる方が8割、自宅で亡くなる方が1割となっており、これは世界中で日本だけだと言われています。
 「自宅で過ごしたい」という希望が多い中で、「医療機関で亡くなる」方が多くなっている要因としては、在宅医療・介護という選択肢の周知が不十分、病院の方が安心という意識がある、介護に対する不安が拭えない、家族での話し合いが不十分―といったことが考えられます。
 今、人生の終わりを本人や家族の希望に沿ったものとしていくことが課題の一つとなっており、これらの要因への対応が重要だと言えます。

Q&Aでチェック
在宅医療・介護の素朴な疑問

誰でも利用できる?
在宅医療・介護は、自宅での療養を希望される方、入院や通院が困難な方、呼吸や栄養、排泄などの日常生活にサポートを必要とされる方などが対象となります。

どこで相談できる?
かかりつけ医や主治医など、身近にいる医療従事者に、在宅で医療サービスを受けられないか相談してみてください。また、市役所介護高齢課や市内の高齢者相談センターでは、介護保険サービスをはじめとした各種相談に応じています。

家族の負担や費用は?
医師、看護師、ケアマネジャーなど、医療や介護に従事する多職種が連携して、本人の意向に寄り添い、家族の負担を減らす方法を一緒に考えていきます。また、費用などに応じて利用するサービスの内容や量を選択できます。なお、在宅医療・介護サービスの利用にあたっては、医療保険、介護保険が利用できる場合があります。

自宅でも痛みのコントロールができる?
今日では、痛みを和らげる便利な薬が登場し、自宅でも痛みのコントロールができるようになっています。必要に応じて、医師、薬剤師、看護師といった専門職が自宅での使い方を丁寧に教えてくれます。

かかりつけ医が必要?
かかりつけ医を持っておくと、皆さん一人一人のこれまでの病気や生活状況、家族の状況などを把握し、病状を総合的に判断して、適切なアドバイスをもらえます。また、専門的な検査や治療が必要なときには、それにあった病院を紹介してくれます。いざというときの往診に対応してもらえることもあるので、お住まいの近くにかかりつけ医を持ちましょう。

さらに詳しく知りたい方へ
在宅医療・介護を考えるシンポジウムin豊川
日時 11月30日(日曜)午後2時から
会場 市民プラザ(プリオ24階)
内容 基調講演、パネルディスカッション、介護用品の展示など
定員 300人(先着順)
参加費 無料
申込 電話で、在宅医療連携推進センターへ

「在宅医療ってなに?」出前講座
 市内で皆さんが集まる機会に、在宅医療・介護についての出前講座を実施します。町内会の集まりや行事などで、クイズなどを交えながら、在宅医療・介護とは何かをわかりやすくお話します。講座の時間は、最短20分程度から相談に応じます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

問合せ先 在宅医療連携推進センター(豊川市山道町2丁目49番地)電話:89-3179

在宅医療・介護
今とこれから
キーワードは多職種連携
 在宅医療・介護は、つい最近始まったものではありませんが、実際に選択される方はまだ少ないのが現状です。その大きな要因の一つとして、「自宅での療養・介護を最後まで続けることができるのか」という家族の不安が考えられます。
 在宅医療・介護では、医師、訪問看護師、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど、多職種が連携して本人と家族を支えます。
 自宅での療養・介護に対する不安を取り除き、より充実した医療・介護を行っていくために、現在、この多職種連携をさらに推進することが強く求められています。
 ここでは、在宅医療・介護に携わる医療・介護従事者の思い、介護家族の声を通して、多職種連携による在宅医療・介護の今とこれからを見つめます。

INTERVIEW 1
在宅医療・介護についてもっと知ってください

すずきクリニック
鈴木 克昌 医師
自身のクリニックでの診察とあわせ、多くの方の在宅医療に携わる

 在宅医療・介護という選択は、必ずしも介護する家族の生活スタイルに縛られるものではありません。例えば、介護者夫婦が共働きで日中不在という場合でも、デイサービスなどを利用することによって在宅医療・介護を行うことができます。また、いったん、在宅医療・介護を始めた後、病状などの事情で、また病院に戻るという選択も可能です。
 私が関わらせていただいた方の中には、入院中に余命三カ月と宣告され、退院して在宅で療養を始めた後、八年間も家族と過ごすことができたという事例もあります。自宅で家族と心穏やかに過ごすことで、よい影響があったのではないかと考えられます。
 病院から在宅へと移行するには、適切な医療を受けることができるという安心感が不可欠です。そのために、主治医やかかりつけ医などの存在が重要だと思っています。ただ、現在の在宅医療・介護における多職種の連携はまだ不十分だと感じています。身近で患者さんと接しているホームヘルパーなどが変化を察知し、他の医療従事者へしっかりと連絡するといった体制づくりが求められます。
 また、在宅医療・介護では、医療従事者の力だけでなく、介護をしていただく家族の理解と協力が必要です。私は、患者さん本人と同じように家族へのケアをたいせつにすることを心掛けています。
 在宅医療・介護がすべてだということではありませんが、皆さんには、在宅医療・介護という選択についてもっと知っていただきたいと思います。そして、人生の終わりの過ごし方について不安や迷いのある方は、まずは、かかりつけ医などに相談してください。

介護家族の声
 在宅医療・介護を選択し、娘、息子と三人で夫を介護している女性に伺いました。

  • 在宅医療・介護を選択した経緯は?

―もともとは入院していましたが、家で過ごしたいという本人の希望がありました。同居の子どもの理解も得られたので、在宅を選びました。

  • 始めるにあたっての不安は?

―自分たち家族だけで介護のすべてをやらなければいけないと思っていました。本当にできるのかと、泣けてしまうほど不安でした。

  • 介護の現状は?

―ホームヘルパーなど、いろいろな職種の方に助けてもらっています。週に一度は遠くへ買い物に行くなど、介護疲れにならないよう、リフレッシュしています。

  • 在宅医療・介護について、どう感じていますか?

―自宅で医療を受けられ、本人は穏やかに過ごせており、心も安らいでいるように感じます。介護の知識がなく不安でしたが、周りの支援に助けられています。

INTERVIEW 2
 在宅医療・介護を選択した方にさまざまな立場から関わり、連携しながら生活を支える多職種の方の思いを伺いました。
手を取り合って連携しながら支えます

訪問看護
ステーションさつき
看護師
立石 佳代子 さん
 利用者にとってより身近なところで医療的なアプローチをしています。本人の状態の変化を予測し、随時、医療的なアドバイスを行います。
 また、助言をしながら家族と一緒にケアをすることで、家族自身の介護する力の向上の手助けもしています。
 安心して生活していただけるよう二十四時間対応体制で、最期のときまで寄り添います。

あがた居宅介護支援事業所
ケアマネジャー
原 みゆき さん
 利用者の相談を受け、ケアプランの作成や他の医療従事者との連絡調整を行っています。
 困り事などの声を拾い、それを解決することで少しでもほっとしていただけるようにと一緒に考えています。生活が改善し、本人や家族に喜んでいただけることが私のやりがいです。
 構えて考えずに、困ったときは相談していただきたいと思います。

福祉の里豊川
ホームヘルパー
鈴木 さよ子 さん
 食事や排泄、買い物など、身の回りの介助を通して生活を支えるという立場で関わっています。
 本人ができないことを手伝うと同時に、できることは一緒にやって、自立を促すよう努めています。できることが増えて本人の笑顔が見られたときが、この仕事に携わる中で何よりもうれしい瞬間です。
 これからも、利用者に近い存在として、本人や家族を支えていきます。

人生の終わりまで「自分らしく」過ごす
 今回、医師をはじめとした在宅医療・介護に関わる多職種の関係者の声、実際に在宅医療・介護を選択された家族の声などを通し、在宅医療・介護という選択肢が皆さんにとって身近なものとなるよう、その現状を紹介させていただきました。
 市では、皆さんが在宅医療・介護について知る機会を今後も用意していきます。また、医療・介護の多職種関係者がさらに連携をとりやすくするため、顔の見える関係づくりを推進し、皆さんに安心感を持って在宅医療・介護を一つの選択肢と考えていただけるよう取り組んでいきます。
 もちろん、在宅医療・介護がすべての方にとってよい選択だというものではありません。「自分らしく」とは、万人共通ではなく、一人一人それぞれで違います。まずは、皆さんの思いを大事にしていただき、身近なかかりつけ医やケアマネジャーといった専門職などに相談して、家族で話し合いをしていただきたいと思います。
 人生をより豊かなものとするために、人生の終わりにおいても「自分らしく」どこで、どのように過ごしたいのかを考えてみてください。

カメラリポート
9月

3日
地元芸術家を招いてワークショップを開催老朽化した木製遊具を芸術作品に
 一宮南部小学校で、新城市在住の現代美術作家・鈴木孝幸さんを招いて、ワークショップが行われました。これは、老朽化により撤去が決まった木製遊具の一部を再利用し、芸術作品を作ろうと企画されたものです。
 参加した児童たちは、遊具の一部だった二十センチ角程度の木製パネルに、実際に見た空の色をイメージして、思い思いの色を絵の具で塗っていました。

6日
救急フェアで応急手当の方法を学ぶ
 東三河ふるさと公園で「救急フェア2014」が開催されました。
 希望者を対象に行われた応急手当セミナーでは、救急隊員の指導の下、多くの家族連れが実際に人形を使って胸骨圧迫(心臓マッサージ)を体験し、たいせつな人の命を守る方法を学びました。
 また、消防車両の展示や救急現場のデモンストレーションなどが行われ、救急について改めて考える貴重な機会となりました。

11日
天王小学校にベース・ウォール寄贈
 日本野球機構(NPB)が主催する「NPB未来の侍プロジェクト」によるベース・ウォール(壁当て遊び用の壁)贈呈式が、天王小学校で行われました。これは、子どもたちに野球に親しんでもらおうと、プロ野球発足八十周年を記念して始まった取り組みです。
 贈呈式では、児童の代表三人がバッター役の市長、ドアラ、いなりんを相手に始球式を行い、会場を沸かせました。

20日
万灯の明かりに包まれ天平ロマンを思う
 手作りの万灯に明かりをともして奈良時代に思いをはせる「天平ロマンの夕べ」が、三河国分尼寺跡史跡公園で開催されました。
 点灯式では、尼僧、官人、女官に扮した子どもたちが登場し、厳かな雰囲気の中で、紙で模したハスの花びらをまく散華が行われました。
 訪れた人々は、万灯の明かりに包まれながら、歴史を感じるひとときを満喫していました。

いきいき広場 ハローピープル

国際交流通信
多文化カフェ
日本語教室で元気をもらっています

 私が国際交流協会に入会したのは、十五年ほど前のことです。はじめは英語部会に所属し、約八年前から活動の場を日本語教室部会に移しました。
 日本語教室は、先生、学習者ともに前向きで明るい人が多く、楽しい教室です。年二回の一品持ち寄り交流会、春のバス遠足など、年中いろいろな催しが予定されていて忙しい日々ですが、それが元気の源でもあります。今年の春は犬山へ行き、学習者の方たちが忍者や侍に変装するなど、楽しいバス遠足となりました。
 しかし、遊んでばかりではありません。初級者から日本語検定一級の方まで、みんな一生懸命勉強に励んでいます。私も彼らに触発されてか、日本語の勉強が趣味の一つになっています。日本語教室の学習者の「得心の笑顔」がたくさん見られるよう、さらに精進していきたいです。
 今年は、日本語教室部会に加え、市の多文化共生推進プラン策定委員もしています。いろいろな国の人たちが仲良く暮らせるまちづくりの一助になれるよう、がんばっていきます。

日本語教室部会
松浦 和子さん
TEL:83-1571(国際交流協会)

町内会活動紹介
町内会の底力
夏祭りを通して地域の活性化を目指しています

 諏訪連区は豊川市の中心部に位置し、各種公共施設や、プリオ・すわポン商店街をはじめとする商業施設があり、たくさんの人が集まる中心市街地となっています。
 春には桜トンネル、夏には夏祭り、秋には諏訪神社大祭があります。夏祭りと言えば、花火や盆踊りが定番ですが、諏訪地区では夜店(横丁)を目玉としています。夜店とコラボした形で盆踊りを行い、市民館で練習したすわポン音頭を披露します。また、夜店で買った綿菓子などを食べたり、大道芸を見たり、一緒に踊ったりしながら楽しみます。さらにすわポンが登場すると、ちびっこたちは大いに盛り上がります。今年はじゃんけん大会を開催したり、町内会加入を呼びかけるグッズの配布をしたりしました。会場にいた全員がこの祭りを盛り上げてくださり、訪れた方からも「ありがとう」の言葉をたくさんいただきました。
 商店街、プリオと、連区が一体となり、祭りを開催するという形が町の活性化に繋がっています。今後も祭りを通して地域のさらなる活性化を目指したいと考えています。

団体名:諏訪連区
代表者:寺部 佳宏

私たちの学校自慢 スクールリポート!
御津中学校 スクールリポーター 3年4組 萩原正大さん
受け継がれる伝統の「御津中エール」

 御津中学校の体育大会では、恒例のイベントとして、三年生による「響け!御津中エール」が行われます。
 クラスごとに趣向を凝らしたオリジナルのエールを、在校生や地域の方の前で披露します。夏休みから練習を開始し、優勝を目指してクラスが一体となります。
 クラス対抗のエールに続いて、三年生全体で御津中学校を激励する「学年エール」を行います。一年生・二年生の時には、三年生の先輩たちのエールは憧れでした。
 中学校生活三年間の集大成として、総勢百四十八人で学年エールをつくりあげた後は、何とも言えない達成感と満足感に包まれました。
 御津中エールは、これからも後輩の皆さんに代々伝えていきたい、三年生からのたいせつな贈り物です。

青春Smile Talk
清家詩歩子さん(24歳)

 私は現在、市内の文化施設で臨時職員として勤務し、施設の予約対応や作品の展示作業などをしています。
 中学生の頃、危機にさらされている世界遺産を調べたことがきっかけで、異なる文化をみんなで守るたいせつさについて考えるようになりました。
 これからも、美術品一つ一つに込められた文化や歴史を大事にしていきたいと思います。

わんぱくショット
陽翔くん
平成25年10月14日生まれ
鈴木康博・奈美さんの長男
 いつも公園に行ったり、おもちゃで遊んでくれる大好きないとこの莉央おにいちゃん。これからもずっと仲良くしてね。

梨世ちゃん
平成25年7月15日生まれ
三島省吾・かおりさんの長女
 ボールを使って遊ぶのが大好きな梨世ちゃん。最近は積み木を5つ積めるようになりました。元気ですくすく育ってね。 

このコーナーに登場するお子さんを募集しています。住所、氏名、電話番号を明記のうえ、写真とコメントを秘書課わんぱくショット係(〒442-8601諏訪1-1)へ、お送りください。

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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