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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2017年11月号(特集)

更新日:2017年11月1日

特集 看護(みまも)る人 市民病院看護師の仕事

近年、全国的に高齢化が進み、医療の重要性はさらに高まっています。その医療を安全で適切に行うためには、医師による診断・処置などに加え、患者に対するケアなどの看護が必要不可欠となります。
今回の特集では、市民病院での医療を支える看護師の役割とその思いなどをお伝えします。
詳しいことは、市民病院(0533-86-1111)へお問い合わせください。

地域の医療を支える豊川市民病院看護局

市民病院の看護局では、現在、正規・再任用・パートの看護師・准看護師、助産師、外来技師、事務員など、計628人が従事し、地域の医療を支えています。
また、日本看護協会の認定審査に合格し、救急看護や糖尿病看護など、特定の看護分野で熟練した技術と知識を持つと認められた「認定看護師」は11分野14人、質の高いサービスが提供できるよう、人材育成や職員の適正配置などを進めることができると認められた「認定看護管理者」は3人います。

市民病院の看護職員数(平成29年9月1日現在)

  • 看護師 406人
  • 再任用看護師 11人
  • パート看護師 78人
  • 再任用准看護師 2人
  • パート准看護師 2人
  • 看護業務補助者 3人
  • 再任用看護補助者 3人
  • パート看護補助者 56人
  • 助産師 18人
  • 再任用助産師 1人
  • パート助産師 7人
  • 外来技師 8人
  • 嘱託・パート外来技師 2人
  • パート事務員 31人

専門性にあわせた看護師の業務

市民病院の看護師は、本人の専門性やキャリア志向などにあわせ、外来、放射線・内視鏡センター、中央手術センター、ICU・救急センター、病棟に配属されます。

  • 外来

外来は、診療科、中央処置室、化学療法センター、血液浄化センター、入院説明室で構成されます。医師、事務などと連携して、来院した患者が適切な診断・治療を受けられるように援助しています。

  • 放射線・内視鏡センター

各診療科の医師や放射線技師とコミュニケーションをとって検査を進めるとともに、患者がリラックスして検査を受けられるためのケアを行っています。

  • 中央手術センター

さまざまな診療科の手術を行う手術室では、手術中や術後の看護の他、手術内容などを事前に説明する術前訪問を行い、患者や家族の手術に対する不安の軽減に努めています。

  • ICU・救急センター

重症患者などに集中治療を行うICUでは、毎朝、医師と情報共有をして治療方針を検討し、常に患者に付き添って看護を行います。
救急センターでは、24時間体制で来院する患者への適切な医療・看護に当たっています。

  • 病棟

各診療科の特性にあわせ、快適な療養生活の提供や退院への支援など、患者に寄り添った看護を行っています。

質の高い看護を行うための勤務形態

24時間365日救急医療を行う市民病院では、1日を8時間ずつに3分割して3人で交替する「三交替制」(ICU・救急センター)、12時間ずつに2分割して2人で交替する「二交替制」や8時間と16時間に2分割して2人で交替する「変則二交替制」(病棟、放射線・内視鏡センター)、日中の勤務終了後や休日に自宅で待機し、緊急の呼び出しに対応する「待機制」(中央手術センター)などの勤務形態を取り入れています。
多様な勤務形態により、質が高く、効率のよい看護を実践しています。

看護師の身だしなみ

  • 髪型

髪は前に垂れ下がらないよう、短くするか、しっかりとまとめる(ナースキャップは着用していない)

  • 襟元

看護の際に患者に当たらないよう、ボタンやペンなどはつけない

  • 袖の長さ

手首までしっかりと洗浄できるようインナーなどは七分袖まで

  • 制服

動きやすさを重視した半袖の制服(全7色)

  • 名札

胸の位置に見えるように名札を着用

  • 装飾品

時計、指輪などの装飾品は身につけない

看護師の一日

日勤と夜勤、市民病院に従事する病棟看護師の24時間の主な業務を紹介します

  • 8時30分 夜勤から日勤へ引き継ぎ
  • 9時00分 検温、点滴、ケアなど(点滴を交換する際は、針を刺した皮膚の状態など、患者さんの様子を確認することも重要です)
  • 9時30分 夜勤業務終了
  • 11時30分 昼食の配膳・介助など(食事をする様子から、咀嚼できているか、現在の体の状態に合っているかなどを確認し、状況に応じてメニューの変更なども検討します)
  • 13時30分 病棟カンファレンス(医師や薬剤師など多職種合同で、患者さんについての情報共有、処置内容や看護スケジュールの検討を行います)
  • 14時00分 巡回、ケア、リハビリなど(患者さんの気分転換のために、車椅子での散歩などをします。日中に活動することは、生活サイクルを正しく保つためにもたいせつです)
  • 16時30分 日勤から夜勤へ引き継ぎ
  • 17時15分 日勤業務終了
  • 18時00分 夕食、与薬など
  • 20時00分 巡回、ケアなど(安心して就寝してもらえるよう、病室を回り、声掛けなどを行います)
  • 22時00分 消灯
  • 24時00分から 巡回、ナースコール対応(2時間おきに巡回し、点滴やおむつの交換、寝返りの介助などを行います。患者さんがナースコールを押さずにすむようなケアを心掛けています)
  • 6時00分 点灯
  • 7時30分 朝食、ケア、採血など(顔色など、その日の状態を確認・記録します。また、気持ちよく一日をはじめられるためのケアも行います)

8年後には看護職員が7万人不足する!?

厚生労働省によると、平成27年の全国の看護職就業者数は約163万人で、平成25年から約3万人ずつ増加しています。しかし、高齢化の進展などにより、平成37年には約200万人の看護職員が必要となると考えられており、今後、毎年3万人ずつ増加したとしても、約7万人の看護職員が不足する計算になります。
このため、看護職員の確保策として、新たな看護職員の育成とあわせ、離職の防止や復職の支援なども重要となっています。

Interview 看護師の声

「あなたでよかった」と言われる看護師になりたい

救急センター 中野 公菜(看護師暦2年)

子どもの頃はよく病院にかかっていましたが、いつも看護師さんが笑顔で声を掛けてくれて、とても安心しました。そんな姿に憧れて、看護師を目指すようになりました。
市民病院には、学生時代にインターンシップでお世話になり、明るく働く先輩たちの様子を見て、ここで働くことを決めました。
実際に看護師になり、命を預かる仕事だということを実感する場面も多く、状態の悪い患者さんの看護をすることにプレッシャーを感じることもあります。そんな中でも、患者さんからの「ありがとう」の一言が励みになっています。また、救急病棟から一般病棟に移った患者さんが元気になった姿を見たときは、とてもうれしくなります。
2年目になりましたが、まだまだ未熟なので、先輩や患者さんからもっと多くのことを学び、患者さんに「あなたが担当でよかった」と言ってもらえるような看護師になれるよう、日々がんばりたいと思います。

皆さんの声に耳を傾けながら看護をしていきます

中央手術センター 久米 孝房(看護師暦15年)

循環器内科からICU(集中治療室)を経て、現在は中央手術センターに勤務しています。さまざまな疾患に対する看護を経験することで、看護師として大きく成長できたと感じています。
看護師の仕事で最もたいせつなのはコミュニケーション能力です。自分にとっては何気ない一言でも、患者さんやご家族を傷つけてしまうこともあります。相手が何を伝えたいのか、何を求めているのか、しっかりと耳を傾けることを心掛けています。
主任となり、職場全体の様子に気を配ることや業務について先々を見通すことが求められていると思います。スタッフが仕事のしやすい職場環境づくりにも目を向けています。
若手の頃は辛いこと、大変なことも多くありましたが、その経験が大きな財産となっています。その財産を生かし、患者さんはもちろん、スタッフにも信頼される看護師を、引き続き目指していきます。

「ありがとう」の言葉が心の支えです

市民病院では、患者さんから、メッセージカードでご意見をいただき、日々の業務に役立てています。ときには厳しいご意見もありますが、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることも増えてきました。そういった言葉を励みに、患者の皆さんを笑顔にできるよう努めていきます。

看護職員育成の取り組み

市民病院看護局では、医療チームの中で看護の役割と責任を果たせる人材の育成、資質の向上を目的とし、看護師が段階的に成長できるよう、個人の経験などに応じた研修などを行っています。修学資金の貸与制度やインターンシップなど、看護職員確保のための取り組みも進めています。
また、今年度からは、医師、看護職、事務職など全職種を対象としたキャリア支援センターが設置されました。これまで各部門が個別に行ってきた人材育成、資格取得を総合的に支援するとともに、子育て対策など働きやすさ確保のための環境整備などを行い、より高いレベルでのキャリア形成を支援していきます。

助産師修学資金貸与制度

修学資金の貸与により、助産師を目指す方の後押しをします。
対象 養成施設に在学し、卒業後、助産師として市民病院に勤務しようとする方
貸与額 月額4万円
返還の免除 養成施設を卒業後1カ月以内に市民病院の助産師となり、貸与を受けた期間の2倍の期間勤務をした場合
申込 電話で、市民病院へ
(注記)市内医療機関の看護師・准看護師を目指す方への修学資金貸与は、保健センターで実施しています

インターンシップ研修

看護学生に市民病院での看護体験をしていただきます。
期日 平成30年3月12日から27日までの平日(21日(水曜)を除く)の1日、または連続した2日
時間 9時00分から16時30分まで
対象 平成31年3月に看護学校を卒業する見込みの方、看護師資格を有し、市民病院での勤務を考えている方
定員 1日に4人から6人程度
申込 希望日の5日前まで。申込書をFAXで、市民病院(0533-84-1327)へ。申込書は、市民病院ホームページからダウンロードできます

看護局病院見学

看護師を目指す方に、看護師の役割や市民病院での業務内容などをお知らせする見学会を開催しています。
日時 月曜日から金曜日までの10時00分から、14時00分から(火曜日は10時00分からだけ)で2時間程度
内容 市民病院と看護局の概要や教育計画の説明、院内見学など
申込 電話で、市民病院へ

患者中心の心のこもった看護をいたします

市民病院看護局長 柳生 逸子

市民病院では、医師、看護師、薬剤師、技術職、行政職など、多くの職種が連携し、患者さんに関わっています。その中でも、看護師は、24時間365日、常に患者さんの傍らにいる存在です。病気や治療方法を理解して支援することはもちろん、患者さん本人の生活環境、家族の背景などを考慮し、「患者さんにとって一番良い方法は何か」を患者さんとともに考えながら日々の看護を行っています。そのために、医師や薬剤師などの他の専門職と情報交換を行い、「繋ぐ」ことも看護師の大きな役割の一つです。
近年、高齢化が進み、単身世帯や老老介護などの問題を抱えた方が多く入院され、患者さんに寄り添う看護がより求められています。市民病院の看護局は、患者さんに寄り添い、一人一人に合った看護を提供できる看護師の育成を目指しています。職場体験やインターンシップなどで、毎年、多くの学生を受け入れていますので、看護師に限らず、医療職に興味のある方はぜひ参加して、病院という職場を知っていただきたいと思います。
これからも、地域で暮らす方が安心して生活できるよう、地域の看護師や介護関係者とも連携し、患者中心の心のこもった看護を提供していきます。

「広報とよかわ」2017年11月号 今月のトピックス

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
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