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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2019年9月号(モノ、ヒト、シゴト)

更新日:2019年8月30日

モノ、ヒト、シゴト TOYOKAWA PRODUCE

産業が盛んな豊川市。「モノ、ヒト、シゴト」では、豊川市が誇るモノづくりと、それに携わるヒトを紹介します。

vol.06
息づく伝統の三河木綿
株式会社タネイ 専務取締役・種井 由美子さん

株式会社タネイ 専務取締役・種井 由美子さんの写真


創業百年 培われた技術
大正10年創業、三河木綿を使用した武道着を製造・販売するタネイ。木綿生地に縦横の刺し縫いを施した伝統の織物技法・刺し子織で作られた武道着。今、この技術を活用して作られたバッグが業界の注目を集める商品となっている。「長年にわたり培ってきた道着製造の技術を生かし、暮らしに欠かせないものを作りたい」と種井さんは話す。

伝統を「今」のカタチに
 時代は昭和から平成、柔道の競技人口の減少や安価な道着の流通により新たな製品開発が必要となっていた。こうした中、刺し子織バッグ販売のきっかけとなったのは、作業場で働くスタッフが余りの生地で作ったマイバッグだった。「軽くて耐久性に優れ、織り出された美しい模様が特徴的。何より、使い勝手を意識したスタッフの思いが込められていた」と話す。  
商品化に動き出す一方で、厚くて頑丈な生地を加工するためには、高い縫製技術が求められる他、生地の模様をそろえて仕上げる繊細な感性が必要とされた。「全てが手作業。技術的な課題を乗り越え、スタッフが職人としてのプライドを持って作り上げていった」と語る。こうして生まれた刺し子織バッグは展示会などで好評を博し、全国百貨店の店頭に並ぶ商品となった。また、日本の伝統工芸をPRする製品として、2016年に開催された伊勢志摩サミットで、世界各国の記者に配布されるプレスバッグにも採用された。

未来へ紡ぐ新しい挑戦
 「刺し子織の耐久性、通気性など生地が持つ可能性を広げたい」と話す種井さん。現在、介護用シーツや医療用担架の試作に挑戦するなど他分野とのつながりも意識している。「チャレンジを続けることがスタッフ一人ひとりのスキルアップにつながっている」という。洗練された職人の技術と新たな創造を武器に彼らの挑戦はこれからも続く。

株式会社タネイ 御津町西方中屋敷35

1921年創業。三河木綿を使用した柔道着や剣道着などを製造・販売する老舗武道着メーカー。刺し子織のバッグや小物、衣類などの製品を「sasicco」ブランドとして全国の百貨店に展開

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
法人番号:1000020232076(法人番号について
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