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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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市長平和宣言(平成20年度 平和祈念式典)

更新日:2013年1月4日

平和宣言

 本日、豊川市平和祈念式典を挙行するにあたり、ご来賓の皆様をはじめ、ご遺族の皆様、豊川海軍工廠関係者、多くの市民の皆様のご臨席を賜りましたことを、心からお礼申し上げます。
 今年も、暑い夏の訪れとともに、私たちにとって忘れることのできない日がやってきました。時は、昭和二十年八月七日、午前十時十三分。突然の爆撃に飲み込まれた多くの貴い命。その数、二千五百人余り。誕生間もない豊川市の中心部は、一瞬にして焦土と化し、大きな悲しみに包まれました。
 戦争体験者が、六十三年もの間、自らの体験を涙ながらに振り返り、語り続けています。家族や友人の死、爆撃の轟音、忘れてしまいたい悲惨な体験を語り続ける中から生まれた「こんな思いは他の誰にもさせてはならない」というメッセージは、現在も人類の行く手を照らす一筋の光となっています。
 しかし、こうした戦争体験者の努力にもかかわらず、その後の世界には、人類を滅亡させる核兵器が未だに存在し、自国を守ることを口実に、新たな核保有国も出現しています。核軍縮は進まないばかりか、核不拡散体制そのものが崩壊の危機に直面しています。また、世界各地で地域紛争、国際的なテロ行為などが絶え間なく起こり、多くの人々を不安に陥れています。
 戦後生まれの世代が市民の八割に及び、被爆体験の風化が急速に進みつつある中で、市では、この地で起きた六十三年前の戦争の事実を遺すため、豊川海軍工廠に関する絵を描いてもらい、収集・公開していこうとする試みを始めました。今を生きる私たちの使命は、戦争の恐ろしさと平和の尊さを、これからも語り継ぎ、訴え続けることです。多くの人々の犠牲により、今の日本の平和があることを忘れることなく、私たちは、誇るべき平和都市宣言を守り、平和祈念式典が市民全てにおける鎮魂の、そして平和への道しるべとなるよう、毎年新たな気持ちで臨むものであります。
 本日ここに、戦禍の犠牲となられ、郷土の発展の礎となられた多くの方々の御霊に心より哀悼の誠を捧げ、あわせて世界の恒久平和に向け、再び惨禍が繰り返されぬよう核兵器の廃絶、非人道的な戦争の根絶を訴え、夢と希望に満ちあふれる平和都市を築くことをお誓い申し上げます。

平成20年8月7日

豊川市長 山脇 実

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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