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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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豊川市・小坂井町合併記念式典

更新日:2013年1月4日

平成22年2月1日

 本日この良き日に、「新豊川市」の誕生を記念し、「豊川市・小坂井町合併記念式典」を開催いたしましたところ、公私ともにご多用の中、原口一博総務大臣様、神田真秋愛知県知事様、地元国会議員並びに県議会議員、近隣市町村長の皆様をはじめとする来賓各位、並びに多くの市民の皆様のご臨席を賜り、かくも盛大に挙行することができました。
 これもひとえに、国、愛知県の関係各位をはじめ、両市町の議会議員の皆様並びに合併協議会委員の皆様、そして何よりも両市町住民の皆様のご理解とご協力の賜物であり、心より厚くお礼と感謝を申し上げる次第でございます。

 本日、平成22年2月1日、豊川市と小坂井町が合併し、人口約18万3千人、面積約160平方キロメートルの「新しい豊川市」が誕生いたしましたが、ここに至る道のりは決して平坦なものではありませんでした。
 ご案内のとおり、本地域においては、「豊川市と宝飯郡はひとつ」という共通認識の下、全国的にも珍しい、住民発議を契機とした合併協議会が平成13年11月に豊川市と宝飯郡4町で設置され、合併の是非を含めた議論の末、平成16年2月に実施された住民意識調査の結果、長きに渡った合併協議に終止符を打った経緯がございます。

 当時、それぞれの市町には、長い歴史の上に培われてきた地域の文化や特色を生かしたまちづくりが、合併により失われてしまうのではないかという不安や戸惑いが去来していたことと思います。
 しかしながら、地域を取りまく環境は、地方分権の進展に伴う権限委譲への対応、国・地方を挙げての行財政改革、さらには、少子・高齢化や地球規模での環境問題など、山積する課題に直面しており、地方行政としては、自立し持続可能な発展を目指していくことが求められてきておりました。

 このような中にあって、私たちの故郷を次世代へ着実に継承していくためには、合併は大きな手段であると確信し、この地域においては、平成18年2月の本市と旧一宮町の合併を皮切りとして、平成20年1月には旧音羽町と旧御津町が本市と合併を行ってまいりました。そして、宝飯郡で唯一残った小坂井町につきましても、この地域の将来を見据え、勇気を持って合併を決意し、今日に至ったわけであります。
 小坂井町との合併により、この地域は文字通り「豊川市と宝飯郡は一つ」となり、東三河地域の中核の一役を担うばかりでなく、愛知県を代表する都市として、輝かしい未来に向けた第一歩を踏み出すこととなりました。

 さて、豊川市は、三河国府が置かれるなど古くからこの地方の政治、経済、文化の中心として、また交通要衝の地として栄え、特に近世においては、御油・赤坂に宿場町が形成され、さらに豊川稲荷の門前町として賑わいました。昭和18年6月1日には3町1村が合併し、県内で8番目、全国では208番目の都市として豊川市は誕生しましたが、昭和20年8月7日の豊川海軍工廠への大空襲により、市の人口は最盛期の半分にまで減少してしまいました。その後、豊川用水の全面通水や東名高速道路豊川インターチェンジの開設などに伴い、目覚しい復興を遂げてまいりました。農業では、施設園芸を中心に全国有数の農業生産を誇る地域となり、また、多くの工場誘致により内陸工業が発展し、商業の活性化とともに、産業のバランスがとれた中核都市として発展を続け、平成18年2月に旧一宮町と、平成20年1月に旧音羽町及び旧御津町との合併に至っております。

 小坂井町は東海道が整備された江戸時代には既に多くの人々が往来する交通の要衝として栄えてきました。また、面積10平方キロメートルに満たない小さなまちでありながら、町全体が豊橋平野の中央に位置する平坦地であることから、豊かな農業資源を活かした食料品や輸送機器を主とする製造業や商業も盛んであるなど、都市機能が比較的充実したまちとして発展してきました。
 近年、自動車交通や情報通信網の発達に伴い、豊川市と宝飯郡の地域は、通勤・通学や買物など、経済と生活圏の一体化が進展し、行政面においても、ごみ処理や消防・救急の業務を共同で行うなど、既に地域としてひとつの都市圏が形成された状況にありました。

 このような中、豊川市と小坂井町は一昨年の7月に「豊川市・小坂井町合併研究会」を設置し、両市町の合併に伴う各種調整作業を行ったうえで、昨年6月に「豊川市・小坂井町合併協議会」を設置、8月に合併の調印を行うに至りました。
 その後、両市町の議会と愛知県議会の議決を経て、11月に総務大臣の告示をいただき、本日「新豊川市」の誕生を迎えたわけであります。

 両市町の先人達が築き上げたこの郷土を、新市の将来像である「光と緑に映え、ゆたかで、住みよい、夢のあるまち」を目標に、「合併してよかった」と誰もが心から思えるまちとするため、今後においても誠心誠意、市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。
 今日、18万3千人の市民とともに、豊川市と宝飯郡が真に一つとなった、「新豊川市」が、志新たに希望あふれる将来に向けて、その歩みを始めたわけでありますが、各地域の住民が、新市民として融合し、その持てる力を余すところなく一つに結集し、それぞれの立場で市政へご参画いただくことで、協働をさらに進めた新しい魅力あふれる豊川市を築こうではありませんか。
 結びとなりますが、本日ご臨席の皆様には、どうか今後とも、新生豊川市の発展に向けて大所高所からご指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げますとともに、ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしましてごあいさつといたします。

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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