住宅用火災警報器を設置しましょう

更新日:2022年12月2日

住宅用火災警報器を設置しましょう

毎年、住宅火災により多くの方々の尊い命が失われており、その原因の約半数は、火災の発生を早期に気づけず逃げ遅れてしまったことが原因だといわれています。
このような住宅火災による死者の減少と被害の軽減を目的として平成16年に消防法が改正され、住宅用火災警報器の設置について、新築住宅については平成18年6月、既存住宅については平成23年6月から義務化されました。豊川市では平成20年6月から既存住宅の設置が義務化され、現在はすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています
住宅用火災警報器の設置により、火災の「早期発見」「早期避難」に大きく役立ちます。
総務省消防庁が、平成29年から令和元年までの3年間における失火を原因とした住宅火災について、全国からの火災報告を基に設置効果を分析した結果、住宅用火災警報器を設置している場合は、設置していない場合に比べ、死者数と焼損床面積は半減損害額は約4割減少しているとの分析結果が出ました。


住宅用火災警報器(煙感知式)


住宅用火災警報器イメージ

住宅用火災警報器を設置しなければならないところは

住宅用火災警報器を設置しなければならないところは、以下の場所になります。
(1)寝室子供部屋
(2)階段
(3)台所など
豊川市では台所も設置義務になります。

取り付ける感知器の種類は煙式です。ただし、台所は蒸気などで誤感知する場合もあるため、熱式でもかまいません。
詳しくは消防本部予防課予防担当へお問い合わせください。


住宅用火災警報器の設置場所

住宅用火災警報器の種類について

住宅用火災警報器は電池式と家庭用電源式があり、天井に取り付けるものや壁に貼り付けるものなどがあります。
感知方法は、煙を検知する煙感知式と熱を検知する熱感知式があり、原則は感知の早い煙式のものを取り付けます。ただし、台所で、調理等で発生する煙や水蒸気等が滞留しやすい場合は、熱感知式でも良いとされています。
また、住宅用火災警報器には、火災を検知した警報器だけが警報を発する単独型と、火災を検知した警報機だけでなく、連動設定を行っているすべての警報器が火災信号を受け警報を発する連動型があります。総務省消防庁は、警報を家中にすばやくお知らせすることができる連動型を推奨しています。

単独型と連動型の説明
単独型と連動型

点検方法及び本体や電池の交換について

住宅用火災警報器の設置義務から10年以上が経過し、機器の故障や電池切れ等で正常に作動しないケースが増えています。住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の劣化や電池切れ等で火災を感知しなくなることがあります。定期的に作動点検を行い、いざ、火災が発生した際に作動しなかったということがないようにしましょう。また、住宅用火災警報器の定期的な清掃を行い、ホコリ等による誤作動も防ぎましょう。
総務省消防庁では、住宅用火災警報器について、10年を目安に交換することを推奨しています。


住宅用火災警報器の点検及び交換

住警器クイズに挑戦してみよう!

住宅用火災警報器に関するクイズを作成しました。ここまで読んでいただいた方はすぐにわかる問題です。
見事全問正解し皆さんも住警器マイスターになりましょう!!
また、多くの方に住宅用火災警報器を知っていただく機会として、学校や施設でのレクリエーション、ご家族での防火意識のの高揚等でもご活用ください。

悪質な訪問販売にご注意を

住宅用火災警報器等の設置義務を契機として、不適正な価格による販売や無理強い販売などの悪質な訪問販売の増加が危惧されますのでご注意ください。
住宅用火災警報器は消防用設備取扱店やホームセンターなどで購入できます。

お問い合わせ

消防本部 予防課
電話:0533-89-9682

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