市長から市民の皆様へ　市長メッセージ（令和4年4月28日）

　
愛知県内の新規感染者数は、先月と比べると落ち着いていますが、依然として高い数値で推移しており、本市でも、特に若い世代の新規感染が顕著で、家庭内感染により各世代に波及する傾向が見られます。
　
このような状況の中でも、市内の医療関係従事者を始め高齢者施設及び学校・保育所等に関係する皆様におかれましては、市民の健康や社会生活維持のため、日々ご尽力されていますことに深く感謝申し上げます。
　
さて、明日からは大型連休が始まり、旅行等の行楽や買い物による移動・外出の機会が増える時期を迎えます。愛知県が独自の『厳重警戒』により感染予防対策の協力を呼びかけておりますが、市民の皆様におかれましては、感染リスクの高い行動をできる限り控えるとともに、引き続きマスクの着用、手洗い、換気等の基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。
　
一方、若年層を含むワクチンの3回目接種や小児接種など、本市でもその促進に全力で取り組んでおりますが、接種率については若い世代で伸び悩んでいます。ワクチンを接種することで感染した場合の「後遺症」発生リスクは低くなり、全体の接種率の向上により、高齢者等の発症・重症化を食い止めることもできます。従来のオミクロン株より感染力が強いとされている「BA.2」系統への置き換わりが進む中、接種券がお手元にある方は、ワクチンの種類に関わらず、早めの接種をご検討くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
　
むすびに、コロナ禍に加え世界情勢が混乱する中で、日々の暮らしに不安を抱く方も多いと思いますが、本市では市民生活と地域経済を守るために様々な施策を推進してまいりますので、ご理解とご協力をお願い致します。
　

令和4年4月28日

豊川市長　竹本　幸夫