令和2年7月1日より全国の小売店でレジ袋の有料化がスタートします
更新日:2020年5月21日
プラスチックは非常に便利な素材で、私たちの生活の様々な場面に利用され、日々の暮らしを快適なものにしてくれました。しかし一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。
私たちはプラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、国はプラスチック製買物袋(レジ袋)有料化の義務化(無料配布禁止等)を全国一律に、令和2年7月1日から行うと公表しました。
これは普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かどうかを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
レジ袋有料化をきっかけに、自身のライフスタイルを見つめ直し、レジ袋以外のプラスチック製品も含め、できるところからプラスチックを賢く使う工夫をしてみましょう。
買い物の際はマイバッグを持参するなど、レジ袋が必要なのか考え、プラスチックごみの削減に取り組んでみませんか。
プラスチックごみ削減への取組
プラスチックごみは世界全体で毎年約800万トン海洋へ流出していると推計されており、このままでは2050年には海洋における魚の重量をプラスチックごみの重量が上回ってしまうという予測まであります。
このような課題の解決に向け、過剰に使用される使い捨てプラスチックをできる限り削減することが重要です。
例えば・・・
- マイボトル、水筒を持って出かけ、ペットボトルを使う本数を減らす
- お弁当を買って家で食べるときは、使い捨てのスプーンやフォークを断る
- 使い捨てのプラスチック容器等は買わずに、詰め替え商品を選ぶ など
上で挙げたこと以外でも「自分はいつもどんなプラスチック製品を使っているだろう?」、「使わずにすむものはないだろう?」と考えてみましょう。
地球環境を守るためにも、みなさんのご協力をお願いします。
レジ袋有料化制度について
制度の詳細については下記のリンク先をご確認ください。
レジ袋削減にご協力ください!プラスチック製買物袋の有料化が、2020年7月1日よりスタートします(経済産業省)(外部リンク)
プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン(経済産業省・環境省)(外部リンク)
国の相談窓口
消費者向け:0570-080180
事業者向け:0570-000930
受付時間:月曜日から金曜日(祝日除く)午前9時から午後6時15分
