権利擁護支援(成年後見制度)の普及・啓発と多職種連携によるネットワーク構築プロジェクト
更新日:2019年9月6日
「成年後見フォーラム」を開催
特定非営利活動法人東三河後見センターと社会福祉法人美竹会(ケアハウスみその)は、成年後見制度の周知及び普及と、市内での成年後見制度利用促進ネットワークの構築を目指して、下記のとおり「成年後見フォーラム」を開催します。
1 開催日時
令和元年8月31日(土曜)午後1時30分~午後4時
2 会場
豊川商工会議所2階ホール
3 内容
- 行政書士の劇団「劇団コスモスあいち」による成年後見制度・任意後見制度の劇の上演
- 司法書士の吉川豊氏による講演
劇団コスモスあいち
司法書士 吉川豊氏
4 対象
成年後見制度に関心のある方、利用を検討している方
5 参加費
無料
協働内容
特定非営利活動法人東三河後見センターと社会福祉法人美竹会(ケアハウスみその)が協働して、制度の周知及び啓発や人材育成を図り、誰もが成年後見制度を安心して利用できる社会にするため、ネットワーク構築プロジェクトを行います。(2年目)
1 申請団体
特定非営利活動法人東三河後見センター
2 事業計画(概要・スケジュール)
- 実施場所:豊川市商工会議所など
- 内容:
- 実際の支援者(市民後見人、日常生活自立支援事業等支援者、ケアマネージャー、相談支援員向け)の権利擁護支援の学習会
- 一般市民を対象とした権利擁護支援に関するフォーラム
- 当該地域における地域資源(関係機関、金融機関、事業所等)の顔の見える関係つくり
- 権利擁護支援を一般化するためのガイドラインの検討・作成
3.スケジュール
- 4月~6月:企画・検討会議の開催
- 7月:成年後見フォーラム(一般市民向け広報・啓発)
- 8月~10月:学習会・ガイドラインの作成(学習会を2回程度)
- 11月~2月:ガイドライン
3 役割分担
- 特定非営利活動法人東三河後見センター:
フォーラム、学習会のプログラム開発、関係機関とのマッチング、権利擁護支援(成年後見制度)の広報・啓発、講師の調整、ガイドライン作成のための企画調整会議
- 社会福祉法人美竹会(ケアハウスみその):
フォーラム、学習会へ要員参加・運営、専門職への人員派遣、企画調整会議等の会場及び参加
4 交付予定額
116,000円
(2年目:補助対象経費291,040円×2/5≒116,000円)
事業実績
令和元年8月31日(土曜)、豊川商工会議所で成年後見フォーラムが開催されました。
◆第1部 劇団コスモスあいちによる劇の上演
劇団コスモスあいちが、認知症の方や知的障がいのある方など判断能力が不十分な方が直面する問題を劇で上演し、法定後見制度や任意後見制度は、このような方々の代わりに契約をしたり、財産を管理したりして支える制度であると訴えました。
劇上演の様子
劇上演の様子
◆第2部 司法書士吉川氏の講演
「成年後見制度の活用のいろは」と題して、司法書士の吉川豊氏が具体的な例を挙げながら成年後見制度の特徴や活用方法について解説しました。
司法書士吉川氏の講演の様子
参加者は、「劇を見て成年後見制度が身近に感じられた」「両親が高齢になってきたので成年後見制度を知ることができてよかった」などの感想を聞くことができました。
