注意書き このページは、視覚障害のあるかたなどで、音声読み上げソフトを使って閲覧されるかたのために、図、写真等を控えて作成したページです。 省略した図、写真、その他内容の詳細は、所管課へお問合せください。 第3期豊川市子ども・子育て支援事業計画 (子ども向け概要版)(案) 令和7年度(2025年度)から令和11年度(2029年度) 1 子ども・子育て支援事業計画ってなに? この計画は、子どもや子育てしている人を応援して『こどもまんなか社会(すべての子どもや若者が幸せに生活できる社会)』を作るために、令和7年度(2025年度)から11年度(2029年度)までの5年間で、豊川市が取り組むことをまとめた計画です。 2 豊川市子ども・子育て支援事業計画が目指すゴール(基本理念) はばたけ 未来へ 豊川っ子! 子どもが元気に育つことは、みんなの幸せや豊川市の発展に大切です。 豊川市民の一人ひとりが、子どもたちが元気で健康に育つ場所づくりを活発に進めていくことが、自分たちが住む豊川市をもっと良くすることにつながると考えています。 子どもたちが幸せに育つために、保護者が大きな役割を果たしながら、市民みんなが子育てに協力して「はばたけ 未来へ 豊川っ子」を合言葉に「こどもまんなか社会」を作る取組を進めていきます。   3 豊川市の子どもの現在の状況と問題 ●0歳から14歳までの人口は、令和6年3月時点(2024年3月時点)で24,060人となり、平成31年3月時点(2019年3月時点)と比べて1,770人減っています。 ●1年かんに生まれる赤ちゃんの数は増えたり減ったりしていますが、令和5年12月時点(2023年12月時点)で1,204人となり、平成25年12月時点(2013年12月時点)と比べて475人減っています。「こどもまんなか社会」を作るために、子どもたちが幸せに育つことをみんなで考えることが必要です。 ●保育園を利用している園児(0〜2歳)は、令和6年4月時点(2024年4月時点)で1,459人となり、平成31年4月時点(2019年4月時点)と比べて116人増えています。これからさらに保育園を使う人が増えていくことが考えられるので、たくさんの人が使うための準備が必要です。 ●放課後児童クラブを利用している児童は、令和6年5月時点(2024年5月時点)で1,789人となり、令和2年5月時点(2019年5月時点)と比べて181人増えています。これからさらに児童クラブを使う人が増えていくことが考えられるので、たくさんの人が利用するための準備が必要です。 ●不登校の子どもの数は、令和6年3月時点(2024年3月時点)で小学生が273人、中学生が361人となり、令和2年3月時点(2020年3月時点)と比べて小学生が179人、中学生が160人増えていることから、子どもたちが相談できる場所とサポートが必要です。 ●豊川市内で10件のうち3件の家庭は、お金が足りなくて生活が苦しいと感じているので、家庭を助ける取組が必要です。 ●子どもたちが体や心などに暴力を受けたことで相談に対応した件数は令和6年3月時点(2024年3月時点)で159件となり、令和2年3月時点(2020年3月時点)と比べて56件増えていることから、専門家と相談できる場所が必要です。 ●子どもを育てるために仕事をお休みする保護者が増えています。仕事をしながら子育てをしやすくするために、もっと休みを取りやすくするための呼びかけが必要です。 豊川市こどもまんなか応援サポーター「こりん」 あたまのハートはきもちをキャッチするアンテナ。ふわふわの羽根でハグしてくれる可愛い天使です。 豊川市こどもまんなか応援サポーター ママも1歳おめでとう!誕生会キャラクター「つぼみ」 ママも子どもも1歳。まだみんなつぼみで、これから大きく成長し、社会に貢献することで大きく花開くよ! 豊川市こどもまんなか応援サポーター 1歳児向けハピハピ教室キャラクター「はぴるん」 愛くるしくて、あどけない表情をそのままに。1歳の歩き始めのころ、特に足を強調しました。幼い子が描く絵、顔から手や足が出ている。成長の過程で誰もが通る道! 4 豊川市の子どもたちの声 計画を作るときに、「子どもたちがもっと幸せに過ごすために、どんなことがあったらいいと思うか」と子どもたちに意見を聞きました。 たくさん寄せられた意見の一部を紹介します。 @ 相談できる場所がほしい  ・安心して困りごとを相談できる場所を作ってほしい。 ・みんなと仲良くして悩みや不安を解決できる場所がほしい。 ・インターネットで何でも話せるサイトがほしい。 ・同じ気持ちを持っている人とはなしあえる場所がほしい。 A 公園や体を動かして遊べる場所がほしい  ・公園を増やしてほしい。 ・外だけではなく、建物の中でからだを動かせるような場所がほしい。 ・高学年でも遊べる遊具を作ってほしい。 ・もっと楽しい遊びを増やしてほしい。 B 児童館を使いやすくしてほしい  ・児童館を使っているみんなと集まって話がしたい。 ・本を増やしてほしい。 ・友達とはなしながら勉強ができる場所、食べ物や飲み物が食べられる場所がほしい。 ・小さい子の遊びが優先されて中学生が遊びにくい。 C 安心できる場所がほしい  ・安心して過ごせる場所がほしい。 ・お年寄りから子どもまで、みんなが一緒に過ごせる集まりがあればよい。 ・お金がかからない施設で、違う学校の子と気軽に話せる場所をつくってほしい。 D その他  ・通学路を今より良いものにしたり、ガードレールを作ってほしい。 ・地震や洪水などの災害への準備を進めてほしい。 ・子どもたちだけで考えて行動ができる場がもっとほしい。 ・まちをきれいにしてほしい。 ・子ども「110番の家」を増やしてほしい。(家のまわりにないから心配) 5つの目標に向かって行うさまざまな取組の一部を紹介します。 5 目標1 「こどもまんなか社会」をつくります (1)「こどもまんなか社会」づくりを進めます ・子どもや若い人たちの考えや意見を聞く取組を行います。 ・子どもや子育てをだいじにする社会を作るために、みんなにその大切さを知ってもらうよう赤ちゃんとふれあう授業や、市民への呼びかけを行います。 6 目標2 安心してこどもを生み育てることができる環境づくり (1)子どもとお母さんが健康に過ごせるようにサポートします ・お母さんのおなかにいる赤ちゃんや、子どもとお母さんが健康に過ごせるように、子育ての相談やからだの検査、サポートを行います。 (2)幼稚園や保育園を使いやすくします ・幼稚園、保育園、こども園などを使いたい人が、安心して子どもを預けることができるよう準備を進めます。 ・保育園や幼稚園に通うお金や給食費を無料にして、子どもを育てるために必要なお金を少なくなるようにします。   7 目標3 児童・青少年の健やかな育成と若いひとへの支援 (1)子どもが元気に育つことができるようにサポートします ・小学生が、放課後に元気に遊んだり、楽しく過ごしたりできる場所(放課後児童クラブなど)を準備します。 ・いじめや、学校に行けないことで困っている子どもや保護者が相談できる場所を作り、サポートをします。 (2)若い人が元気に過ごせるようにサポートします ・学校に行けなかったり、家に閉じこもっている子どもや若い人、その家族の悩みを相談できる場所を作って、みんなが元気に過ごせるようにサポートします。 ・就職したいと思っている人へのアドバイスや新しく自分で会社を始めようとする人へのサポートを行います。 ・結婚したいと思っている人へのサポートを行います。 8 目標4 生活の支えが必要な家庭や子どもへの支援 (1)お金が足りなくて困っている家庭をサポートします ・お金が足りなくて困っている家庭の子どもたちが、将来困らないように、@勉強のサポート、A生活をよくするためのアドバイス、B安心して過ごせる場所を作ること、C生活費や病院にかかるときの治療費のサポート、D進学や将来の仕事についての相談に答えます。 (2)障害があったり、お医者さんの協力が必要な子どもをサポートします ・障害があったり、お医者さんの協力が必要となる子どもとその家族に、安心してサポートを続けられるように相談やアドバイスを行い、必要な場所を作ります。 (3)専門家の支えが必要な家庭をサポートします ・子育てや家事に困っている家庭、家族の世話・介護などを日常的におこなっている子どもについての相談や、必要なお手伝いをします。 ・子育ての問題や悩みについての相談対応や、子どもが体や心に暴力を受けているケースを発見したときには、防止のために対応します。 9 もくひょう5 子育てしやすい環境の整備 (1)子育てを支えるサービスをさらに良くします ・親子が集まって気軽に話したり遊んだりできる場所(子育て支援センターや児童館など)で、子育ての相談を受けたり、地域の家庭をサポートします。 ・子育て支援センターや児童館でたくさんのイベントを行います。 ・子育てに関係するお知らせを外国のかたにも分かるように行います。 ・児童館や子どもたちが集まる施設を、長く使えるように運営します。 (2)お金の負担を減らします ・子どもを育てている家庭のお金の負担を減らします。 (3)保護者のお仕事と子育てのサポートをします ・休日にお仕事になったり、病気になって保育園などに通うことができない子どもを預かったり、保護者がお休みから職場へ戻って働きだすためのサポートをします。 ・保護者が協力して子育てを行うための勉強会を開催したり、呼びかけを行います。 10  豊川市子ども・子育て支援事業計画の進めかた 豊川市の子ども・子育て支援は、国や県、たくさんの地域の大人やボランティア、会社や事業所の人たちなどによって支えられています。関係する人たちと協力して、計画に書かれた取組を進めます。 また、計画に書かれたそれぞれの取組について、実際にどこまで行われたのか毎年チェックを行い、市民の皆さんへ発表します。発表した後に皆さんからいただいた意見を参考にして取組を進めます。 こどもまんなか応援サポーター就任宣言 こどもたちは私たちの希望であり、未来を創る大切な存在です。 豊川市は、これまで「はばたけ 未来へ 豊川っ子」を基本理念として、様々な子育て応援施策を展開してきましたが、これからも、こどもたちが夢を抱いて明るい将来に向けて歩んでいけるように、「子育て豊川応援団」として、日本一子育てしやすいまちを目指すとともに、こどもたちの最善の利益を常に考え、健やかで幸せに成長できる社会の実現を目指す「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同の意をひょうし、ここに「こどもまんなか応援サポーター」に就任することを宣言いたします。 第3期豊川市子ども・子育て支援事業計画 令和7年 がつ 発行:豊川市 編集:子ども健康部 子育て支援課 〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話番号 0533-95-0250 FAX番号 0533-89-2137 2