豊川海軍工廠平和公園内の施設について
更新日:2018年6月30日
平和公園平面図
3ヘクタールの広い敷地の中に、公園工事にあわせて保存整備した豊川海軍工廠の残存遺構、豊川市平和交流館、遊具広場などがあります。
赤丸は保存展示している豊川海軍工廠の街路灯の位置を示しています。
平和公園内の施設について
豊川市平和交流館
豊川海軍工廠の歴史や戦争遺跡の解説展示、ボランティアによる工廠の語り継ぎ活動を行っています。
旧第一火薬庫(豊川市指定史跡)
豊川海軍工廠の当時の建物で、火薬の保管に使用された施設です。建物の構造体に土をかぶせいているため、小山のような外観となっています。
旧第三信管置場(豊川市指定史跡)
豊川海軍工廠の当時の建物で、信管(弾丸の起爆装置)を保管した施設です。爆発事故が起きた際に周囲に被害が及ばないよう、建物の周囲を土塁で囲んでいます。
街路灯
豊川海軍工廠の構内通路の両側には、互い違いに街路灯が設置されていました。公園内には、8基の街路灯を元位置及びその近くに保存・展示しています。
防空壕跡
豊川海軍工廠の敷地内には、空襲に備えた防空壕跡が各所に設けられていました。園内には、3基の素掘りの防空壕を現状保存・展示しています。
遊具広場
子供向けの遊具があります。絵日記「工廠のあんちゃん」のパネル展示コーナーもあり、親子で豊川海軍工廠の当時の様子を学ぶことができます。
センター広場
公園の中央のセンター広場には、恒久平和を願い桜(ソメイヨシノ)が植えられています。
平和公園の俯瞰写真
第三信管置場土塁上から西方を望む
第一火薬庫上から東方を望む