豊川市八幡町に所在する三河国分寺跡は、大正11年に指定を受けた国指定史跡です。国分寺とは、天平13(741)年に仏教を厚く信仰していた聖武天皇が、仏教の鎮護国家の思想により政治や社会の不安を鎮めようと各国に国分尼寺とともに建立を命じたとされる古代寺院です。三河国分尼寺跡については既に史跡公園として整備され、歴史学習の場・市民の憩いの場として活用が図られていますが、国分寺跡については現国分寺の境内や塔跡に往時の名残を留めるのみです。これまでに豊川市では、三河国分寺跡を大切に後世へと伝えていくための史跡の公有地化や遺跡の様相を探るための発掘調査などの事業を実施してきましたが、今後この遺跡の史跡整備をどのように進めていくかについて、平成19・20年度の2ヵ年にわたり有識者や地元の方々とともに検討を重ね、その基本構想を策定しました。
詳しくは、生涯学習課文化財係へお問い合わせ下さい。
史跡三河国分寺跡整備基本構想の概要(PDF:655KB)
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