豊川海軍工廠展(終了しました)
更新日:2024年6月29日
豊川海軍工廠敷地内の様子
豊川海軍工廠は、海軍兵器の生産を目的として、昭和14年に宝飯郡豊川町・牛久保町・八幡村にまたがって開庁しました。双眼鏡や機銃などを生産し、日本最大の規模で、東洋一の兵器工場ともいわれました。しかし、昭和20年8月7日の米軍B29爆撃機などによる空襲で壊滅的な被害を受け、2,500名以上の人が犠牲となりました。
本展は、豊川市の歴史の中でも重要な豊川海軍工廠のことや戦争について知っていただこうと、毎年夏の時期に開催している展覧会です。
展覧会詳細
当館では、豊川海軍工廠を描いた体験画を収集・公開するプロジェクトを平成19年度から行っており、多くの方から体験画をお寄せいただいています。その中でも、
本展では、同氏の体験画を一堂に集めて展示します。氏の作品には、空襲の惨状をお伝えするものだけでなく、戦火で失われる前の同廠の日常を描いたものもあります。空襲を受ける前の日常の光景は、記録する意味も価値も分かりようがないため、写真には残りにくく、時間を遡って描くことのできる体験画ならではの貴重な視覚資料といえるでしょう。
多くの皆様にご観覧いただければ幸いです。
火薬庫-海軍工廠北門近く-/竹生節男 画
一九四五年八月七日午後/竹生節男 画
工廠被爆翌朝 省線豊川駅/竹生節男 画
日時
令和6年7月27日(土曜)から令和6年9月1日(日曜)まで
午前9時から午後5時
会場
豊川市桜ヶ丘ミュージアム
1階第5・6展示室
休館日
毎週月曜日(ただし、8月12日(月曜)は開館します)
観覧料
無料
関連事業
展示解説
日時
令和6年8月7日(水曜) 午後2時から
令和6年8月12日(月曜) 午後2時から
予約不要、当日会場へお越しください
歴史セミナー -諏訪川と代田川-
日時
8月18日(日曜) 午後2時から午後3時30分まで
定員
50名(先着順)
対象
どなたでも
講師
当館学芸員
申込
7月20日(土曜)午前9時より電話で受付
当館を利用した平和に関する事業
豊川高校演劇部 豊川海軍工廠劇「すけっちぶっく」公演
日時
8月7日(水曜)
開場:午後3時
開演:午後3時30分(午後4時30分まで)
定員
50名程度
事前申込不要、無料、どなたでもご覧いただけます。
会場
豊川市桜ヶ丘ミュージアム 会議室
関連図録
A4オールカラー16ページ、価格:100円、刊行年月日:平成27年7月18日
A4モノクロ32ページ、価格:200円、刊行年月日:平成23年7月16日
ガイドブック豊川海軍工廠
豊川市平和都市推進協議会で作成した「ガイドブック豊川海軍工廠」を、上記リンクからダウンロードすることができます。
豊川市平和都市推進協議会についてのお問い合わせは
総務部行政課
住所:豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2123
ファックス:0533-89-2125
豊川海軍工廠の絵を募集しています
桜ヶ丘ミュージアムでは、豊川海軍工廠の絵を募集しています。詳しくは上記リンクをご参照ください。
問い合わせ先
豊川市桜ヶ丘ミュージアム
電話:0533-85-3775
月曜休館
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