表現のガイドライン(家庭編)
更新日:2013年1月4日
家庭編
こんな表現はありませんか。
1 家事や育児、介護を行い、家族の健康や家庭を守る人は女性で、仕事に出かけ、働いている人は男性。
家の中でも男性はネクタイ・スーツ姿、女性はいつもエプロン姿。
高齢女性は着物姿で、丸く結った髪型。
2 標準的な家族像は、勤め人の夫と専業主婦の女性、子ども2人。
家族の中心は父親で、妻と子どもは父親を頼り、周りに寄り添う。
父親は強く、たくましく、大きく、母親は弱く、優しく、小さく。
3 親子を表現する場合、ほとんど母親と子どもの姿。
たとえば・・・
ポイント
女性と男性が家庭の中での仕事を分担している姿を描き、家族みんなで協力して家庭生活を築いている様子を表現しましょう。
このように考えてみましょう。
1 働いている女性や買い物やそうじ、介護をする男性など、家族が協力して家事を行っている姿を表現しましょう。
実際の生活は、いつも男性はネクタイ・スーツ姿、女性はエプロン姿ではありません。性別や年齢による固定化した役割分担のイメージで表現するのではなく、エプロン姿の男性やスーツ姿の女性、明るい色でおしゃれな洋服姿の高齢女性など、多様な姿を表現しましょう
2 構図をみると、父親はいつも一番後ろ、子どもといえば兄と妹の組み合わせが多いなど、パターン化しています。女性と男性に優劣や上下関係はありません。女性と男性が対等なパートナーとして家庭の役割を分担している姿を表現しましょう。
3 子どもは母親がみるものという固定観念があるのではないでしょうか?積極的に子どもと共に過ごし、子育てを大切に考える父親は大勢います。母と子だけでなく、父と子の関わりも描きましょう。
たとえば・・・
