注意書
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豊川市のスポーツに関する市民意識調査報告書(案)
平成27年3月
豊川市
目次
I.調査概要
1.調査の目的
2.調査対象及び調査方法
3.調査票の回収状況
4.標本誤差
5.報告書の見方
II.調査結果
1.あなたのことについてお尋ねします
1 年齢・性別
2 職業
3 居住地域
4 健康・体力
5 スポーツをすること
6 スポーツを観ること
2.あなたのスポーツの実施状況等についてお尋ねします
1 スポーツの実施頻度
2 スポーツの実施状況
3 スポーツクラブやチーム等への所属
4 スポーツをしていない理由
3.あなたの将来のスポーツ活動についてお尋ねします
1 将来行ってみたいスポーツについて
2 将来スポーツを行う場合の目的
3 将来スポーツを行う際の場所
4 将来スポーツを行う際に考えられる問題点
5 スポーツを行う際の施設利用料
4.地域におけるスポーツ活動についてお尋ねします
1 総合型地域スポーツクラブについて
2 中学校の体育的部活動について
3 スポーツ活動の担い手
4 スポーツの指導・ボランティア
5.市のスポーツ施策についてお尋ねします
1 市のスポーツ施策
2 市の体育施設
3 学校開放体育施設
4 小・中学生のスポーツ機会の充実について
5 市の研修会や講演会の希望
6 市体育施設の整備希望
6.スポーツや健康づくりに関するアイデアやご意見等(自由記述)
III.資料(平成26年度調査票)
I.調査概要
1.調査の目的
本調査は、市民のスポーツや健康に対する実態や意識また、意見や要望を正確にとらえ市民参加型の市政を進めるだけでなく、本市のスポーツを取り巻く環境の変化に対応した、平成26年度に中間年次を迎える「豊川市スポーツ振興計画(改訂版)」を策定するにあたり、目標達成に向けた具体的な施策を検討するために実施したものである。また、本調査は、現計画の推進状況の確認と前回調査との比較、課題の整理と市民ニーズの把握を目的として行いました。
2.調査対象及び調査方法
1 調査地域
・豊川市
2 調査対象者
・豊川市在住の20歳以上の市民
3 調査対象者数
・豊川市在住の20歳以上の男女:2,000人
4 標本抽出方法
・無作為抽出
5 調査期間
・平成26年9月17日から平成26年9月30日まで
6 調査方法
・郵送配布、郵送回収
7 調査実施機関
・豊川市
3.調査票の回収状況
標本数(名) 調査票 2,000(100.0パーセント)
回収数(率) 調査票 840(42.0パーセント)
有効回収数(率) 調査票 835(41.7パーセント)
注記 有効回収数は、回収されたが記入のない調査票を除いて集計したものです。
4.標本誤差
この調査は、母集団である市内在住の20歳以上の市民から一部の標本を無作為に抽出して行いました。この調査結果からもとの全体の値を推定する標本調査です。この標本調査の結果と実際の全体の割合との差が標本誤差です。今回の調査では下記の式で標本誤差を求めることができます。
注記 式については省略
以下の表は、上式にnとPの値を代入して標本誤差を求め、作成したものです。
注記 表については省略
この表の見方について例を挙げると、「回収数が835人であり、ある設問の1つの選択肢の回答率が50パーセントであった場合、全数調査との誤差の範囲は95パーセントの確率で±3.5パーセント以内であり、実際の母集団における比率は46.5パーセント〜53.5パーセントの範囲にある」と意味づけられるものです。
5.報告書の見方
・グラフ・表中の「n」はアンケートの有効回収数を示しています。
・比率はすべて百分率(パーセント)で表し、小数点第2位を四捨五入して算出しています。
従って、合計が100.0パーセントにならない場合もあります。
・複数回答の場合、回答の合計比率が100.0パーセントを超える場合があります。
・選択肢の文章を簡略化してある場合もあります。
・各設問に対しての有効回収数が低いものは、母集団との誤差が大きくなる可能性がある
ため、対象標本数が30件未満(n=30未満)の場合、コメントを差し控えます。
・今回調査においては、件数ベースで算出された複数回答の結果(前回調査)を、人数ベ
ースに変更して経年比較をおこなっています。
・経年比較については以下の平成22年度調査を用いています。
調査年度 平成22年度
標本数(名)1,600
回収率(パーセント)45.4
調査対象者 市内在住の満20歳以上の市民
抽出方法 単純無作為抽出
II.調査結果
1.あなたのことについてお尋ねします
1 年齢・性別
問1 あなたの年齢を教えてください。(単数回答)
・回答者の年齢は「70歳以上」23.4パーセント、「60歳代」21.9パーセント
回答者の年齢は、「70歳以上」が23.4パーセントと最も多く、次いで「60歳代」が21.9パーセント、「50歳代」が17.7パーセントとなっています。全体的にみると年齢が高いほど回答率が高くなる傾向があります。
前回調査との比較では、「70歳以上」が12.0ポイント、「60歳代」が3.9ポイント増加している一方で、「20歳代」が6.9ポイント減少しています。今回調査において「60歳以上」が約45パーセントを占めている点と、前回調査と比較して「60歳以上」が15.9ポイント増加している点を考慮すると、全体として高齢の方の意見が反映されている傾向にあることを意識してみていく必要があると思われます。
問2 あなたの性別を教えてください。(単数回答)
・回答者の性別は「男性」47.7パーセント、「女性」50.3パーセント
回答者の性別は、「男性」が47. 7パーセント、「女性」が50.3パーセントとなっています。
前回調査との比較では、「男性」が9.2ポイント増加しており、「女性」が6.9ポイント減少しています。また、今回調査においては、男女構成が前回調査よりも改善されていることがわかります。
2 職業
問3 あなたの職業を教えてください。(単数回答)
・回答者の職業は「会社員」26.5パーセント、「無職」23.2パーセント
回答者の職業は、「会社員」が26.5パーセントと最も多く、次いで「無職」が23.2パーセント、「アルバイト・パート・契約(派遣)社員」が15.0パーセントとなっています。
前回調査との比較では、「会社員」が両調査ともに最も多く、それぞれ4分の1以上を占めています。次いで、今回調査では「無職」、「アルバイト・パート・契約(派遣)社員」、「専業主婦(主夫)」となっており、前回調査では「主婦」、「パート」、「無職」の順番となっています。「無職」との回答が増加した理由については、回答者の年齢層が高くなっている点が影響していると思われます。また、「専業主婦(主夫)」との回答が減少した理由については、性別構成比における「女性」の割合が減少している点が影響していると考えられます。
注記 「専業主婦(主夫)」の回答者については、一般的に「女性」の割合が高い点を考慮して
コメントしています。
注記 今回の調査では、「農林・水産業」が新たに設定されました。また今回調査では「自営業」
から「自営業・経営者」、「パート」から「アルバイト・パート・契約(派遣)社員」、「主
婦」から「専業主婦(主夫)」に選択肢が変更されています。
3 居住地域
問4 あなたが住んでいる小学校区を教えてください。(単数回答)
・回答者の住んでいる小学校区は「国府」8.0パーセント、「小坂井西」6.2パーセント
回答者の住んでいる小学校区は、「国府」が8.0パーセントと最も多く、次いで「小坂井西」が6.2パーセント、「中部」が5.9パーセントとなっています。
中学校区でみると「東部(豊川、東部、桜木、豊)」が17.2パーセントと最も多く、次いで「西部(国府、御油)」が12.9パーセント、「南部(牛久保、中部、天王)」が12.0パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、増加した地域は「東部」、「桜木」、「国府」、「桜町」、「一宮南部」、「御津南部」となっています。増加した地域が24地域(小坂井地区は除く)中、6地域にとどまった背景には、今回から選択肢となった「小坂井西」と「小坂井東」が合わせて11.2パーセントとなっていることが考えられます。
また、減少幅が最も大きかった地域は、「中部」が2.5ポイントで、次いで「三蔵子」が2.3ポイントとなっています。
4 健康・体力
問5 あなたは、自分の健康・体力に自信を持っていますか。(単数回答)
・自分の健康・体力に「やや自信がある」、「どちらでもない」ともに27.2パーセント
自分の健康・体力に自信があるかについては、「やや自信がある」と「どちらでもない」が27.2パーセントと最も多く、次いで「自信がない」が18.9パーセントとなっています。また、「自信あり」が33.8パーセントと「自信なし」が37.7パーセントとなっており、全体を通しては「自信なし」が「自信あり」を上回っています。
前回調査と比較してみると、「自信がない」が4.9ポイント増加しており、「自信がある」が2.1ポイント減少しています。
注記 「自信あり」は「自信がある」と「やや自信がある」を合わせたもので、「自信なし」は
「やや自信がない」と「自信がない」を合わせたものです。
性別でみると、「自信あり」は、「男性」が「女性」より9.1ポイント高くなっており、「自信なし」は、10.7ポイント低くなっています。この点から、「女性」の方が男性より健康・体力に対しての自信が低い傾向にあることがわかります。
年代別でみると、「自信あり」が「20歳代」で54.8パーセントと最も多くなっており、「自信なし」が「70歳以上」で43.6パーセントとなっています。また、「70歳以上」の「自信がない」との割合が他の年代より1割以上高い傾向は、改善課題としてあげられます。
「30歳代〜60歳代」の傾向をみてみると、年代が上がるにつれて「自信あり」の割合が増加している傾向があり、「自信なし」が「40歳代」で39.6パーセントと最も多く、次いで「30歳代」で39.3パーセントとなっています。この結果から、働き盛りの世代への「健康や運動」の改善策を検討する必要があると思われます。
健康・体力に「やや自信がある」人がスポーツをしない理由は、「忙しい・時間がない」が最も多く、次いで「きっかけがない」と「仲間がいない」となっています。「忙しい・時間がない」の点は、施策等で改善するのは難しいため、「きっかけがない」や「仲間がいない」といった層に対して、仲間づくりやきっかけになる取り組みを行っていくことが必要になってくると思われます。
健康・体力に「自信がない」と回答した人の理由は、「健康上の理由」が最も多く、次いで「スポーツが嫌い・苦手」となっています。
健康・体力に対しての自信の有無に関わらず、「健康を保持・増進するため」が最も多くなっています。次いで「自信がある」人は、「スポーツが好きだから・楽しいから」となっており、それ以外の人は「体力・筋力を向上させるため」となっています。
5 スポーツをすること
問6 あなたは、スポーツで体を動かすことが好きですか。(単数回答)
・スポーツで体を動かすこと「好き」、「やや好き」ともに28.3パーセント
スポーツで体を動かすことについては、「好き」と「やや好き」がともに28.3パーセントと最も多く、次いで「どちらでもない」が25.0パーセントとなっています。また「スポーツ好き」が56.6パーセントとなっており、「スポーツ嫌い」の16.4パーセントより40.2ポイント高くなっています。
前回調査と比較してみると、「スポーツ好き」が2.1ポイント減少しており、「スポーツ嫌い」が0.4ポイント減少しています。これは、「どちらでもない」の割合が4.1ポイント増加していることが影響していると考えられます。
スポーツの実施率向上を目指す上でも、2割以上を占めている、この「どちらでもない」層を取り込んでいくことが必要になると思われます。
注記 「スポーツ好き」は「好き」と「やや好き」を合わせたもので、「スポーツ嫌い」は「や
や嫌い」と「嫌い」を合わせたもの。
性別でみると、「スポーツ好き」は、「男性」が「女性」より6.0ポイント高く、「スポーツ嫌い」は4.5ポイント低くなっています。また、男女ともに半数以上が「スポーツ好き」と回答しています。
スポーツで体を動かすことについては、年齢が若いほど「スポーツ好き」との回答が高くなっている傾向にあります。また、「20歳代」の45.2パーセントが「好き」と回答している一方で、「スポーツ嫌い」との回答が最も多かったのも「20歳代」で22.6パーセントとなっています。
「30歳代から60歳代で年代が高くなるにつれて、健康・体力に自信がある傾向」を考慮すると、「スポーツで体を動かすことが好きだが、健康・体力に自信がない30歳代、40歳代」ということが考えられます。
スポーツを支える中心担い手については、スポーツが好きな人ほど「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」という結果になりました。このことから、スポーツが好きな市民を増やしていくことは、「支えるスポーツ」の推進につながるものであると思われます。
「スポーツ好き」が活動場所としてあげたところは、「市内の公共施設」が最も多く、次いで「公園や広場」と「市内の民間施設」となっています。
また、「自宅」を活動場所とした割合は、スポーツが嫌いな人ほど、高くなっています。そのため、スポーツが嫌いな人ほど近場でスポーツをする傾向があると思われます。
「スポーツ好き」と回答した人が拡充を望む公共施設は、「ウォーキングコース」が最も多く、次いで「温水プール」と「スポーツジム」となっています。しかし、「スポーツ嫌い」と回答した人も同じ傾向にあるので、スポーツが好きかどうかで、拡充を望む公共施設に違いがあるとはいえません。ただ、スポーツの好嫌に関わらず、「ウォーキングコース」、「温水プール」、「スポーツジム」の拡充希望が上位を占めている点を考慮すると、この3施設の拡充を検討していく必要があると思われます。
6 スポーツを観ること
問7 あなたは、テレビや競技場でスポーツを観ることが好きですか。(単数回答)
・テレビや競技場でスポーツを観ること「好き」39.3パーセント、「やや好き」31.3パーセ
ント
テレビや競技場でスポーツを観ることについては、「好き」が39.3パーセントと最も多く、次いで「やや好き」31.3パーセント、「どちらでもない」20.7パーセントとなっています。また、「観戦好き」が70.6パーセントとなっており、「観戦嫌い」の7.7パーセントより62.9ポイント高くなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では「観戦好き」が3.6ポイント増加しています。これは「観るスポーツ」のスポーツ観戦率の向上という点からみると、前進していると言えます。
注記 「観戦好き」は「好き」と「やや好き」を合わせたもので、「観戦嫌い」は「やや嫌い」
と「嫌い」を合わせたもの。
注記 前回調査の選択肢には、「好き」と「嫌い」に「観ることは」という一文が入っています。
スポーツ観戦の好嫌と実際のスポーツの実施頻度との関係については、スポーツ観戦が好きな人ほど、スポーツの実施頻度も高くなる傾向にあります。このことから、スポーツ観戦を入口として、スポーツの実施につなげていくことも、有効な手段の一つと考えられます。
スポーツ観戦の好嫌とスポーツの指導・ボランティアとの関係については、スポーツ観戦が好きな人ほど、今後スポーツの指導・ボランティアの活動を行いたいという傾向があります。そのため、「支えるスポーツ」を推進していくためにも、スポーツ観戦に親しむ土壌を育ていく必要があると思われます。
問8 あなたは、スポーツの観戦をどこですることが多いですか。(単数回答)
・スポーツの観戦場所「自宅のテレビやラジオ」77.0パーセント
スポーツの観戦場所は、「自宅のテレビやラジオ」が77.0パーセントと最も多く、次いで「市外の体育施設・競技場」6.2パーセント、「市内の体育施設・競技場」3.4パーセントとなっています。また、「スポーツ観戦はしない」と回答した人は、全体の11.3パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査で「市内外の体育施設・競技場」まで足を運ぶ割合が9.6パーセントとなっており、変化がありませんでした。ただ今回調査においては「市外」が「市内」より2.8ポイント高くなっています。このことから、市内におけるスポーツ観戦が減少していると思われます。
注記 前回の設問は、「あなたは、スポーツを観戦する際に、主にどこで観戦しますか。」となっ
ています。
スポーツの観戦場所とスポーツ観戦の好嫌との関係については、スポーツ観戦が好きな人ほど、「市内外の体育施設・競技場」で観戦する割合が高くなる傾向にあります。
2.あなたのスポーツの実施状況等についてお尋ねします
1 スポーツの実施頻度
問9 あなたは、何日くらいスポーツをしていますか。(単数回答)
・スポーツの実施頻度「週に1〜2日程度」20.4パーセント、「月に1〜3日程度」14.3パーセ
ント
スポーツの実施頻度については、「週に1〜2日程度」が20.4%と最も多く、次いで「月に1〜3日程度」14.3パーセント、「週に3〜4日程度」12.9パーセントとなっています。また、「まったくしていない」が37.6パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では「週1日以上」が39.0パーセントとなっており、前回調査の32.7パーセントより6.3ポイント増加しています。また、平成26年度の目標値である「週1日以上の割合40.0パーセント」には届かなかったものの、「ほとんどしていない」が前回より8.3ポイント減少している点からも、スポーツをしている市民は、増えている傾向にあると言えます。
注記 前回調査の設問では、「あなたは、普段何日くらいスポーツをしていますか」となってい
ます。
注記 今回調査の選択肢では、「年に1〜3日程度」が新たに設定されています。
注記 「ほとんどしていない」は、今回調査では「年に1〜3日程度」と「全くしていない」を合
わせたものに該当し、前回調査では「全くしていない」に該当します。
性別でみると週1日以上のスポーツの実施頻度の違いは、「男性」が41.5パーセントで、「女性」の37.6パーセントより3.9ポイント高くなっています。また「男性」では、平成26年度の目標値である40.0パーセントを達成しているため、「女性」に対しての働きかけを進めていく必要があると思われます。
週1日以上スポーツをしている人の割合を年代別でみると、「20歳代」で32.3パーセント、「30歳代」で28. パーセント6、「40歳代」で37.2パーセント、「50歳代」で37.8パーセント、「60歳代」で46.4パーセント、「70歳以上」で43.5パーセントとなっています。このことから、「60歳以上」で平成26年度の目標値である40.0パーセントをこえていることがわかります。この点から、若い世代や働く世代に対してのスポーツ啓発活動が必要であると考えられます。また、女性が男性より週1日以上のスポーツの実施頻度が低いことを考慮すると、最も少ない「30歳代」(28.6パーセント)の女性への働きかけを検討する必要があると思われます。
体を動かすことが好きな人とスポーツの実施頻度との関係については、体を動かすことが好きな人ほど、スポーツの実施頻度が高くなる傾向があります。また、週に1日以上スポーツをしている人は、体を動かすことが「好き」で63.9パーセント、「やや好き」で45.8パーセントとなっています。
週1日以上スポーツをしている人の割合を職業別でみると、「公務員・教員」が51.2パーセントとなっており、次いで「専業主婦(主夫)」が46.6パーセント、「無職」が46.3パーセントとなっています。以上より、比較的時間や行動を自由に使いやすいと思われる職業の方が多い傾向にあるといえます。また、「毎日」と回答した割合が最も多い職業は、「自営業・経営者」となっています。そして「農林・水産業」については、職業の内容上、取り上げて運動をする必要がないため、スポーツの実施頻度が低くなっている可能性があります。
スポーツの目的によるスポーツの実施頻度の違いについて、「毎日」スポーツすると回答した方では、「健康を保持・増進するため」が11.5パーセントとなっています。また、「週に3〜4日程度」と回答した方は、「ダイエットのため」が26.1パーセント、「週に1〜2日程度」と回答した方は、「スポーツが好きだから・楽しいから」が42.7パーセントとなっています。以上より、スポーツをする目的によっても、スポーツの実施頻度にも差が出てくると思われます。
「病気やけがのリハビリ」を目的としてスポーツする方は、週1日以上スポーツを実施する割合が高くなる傾向にある可能性があります。
望む公共施設の整備拡充希望については、特にスポーツの実施頻度による差は見られず、全体的に「ウォーキングコース」、「温水プール」と「スポーツジム」の拡充希望が高くなっていることがわかります。
2 スポーツの実施状況
問10 あなたは、どこでスポーツをしていますか。(複数回答)(いくつでも)
注記 問9で「毎日」、「週に3〜4日程度」、「週に1〜2日程度」、「月に1〜3日程度」、「年に1
〜3日程度」を選んだ人のみ。
・スポーツの実施場所「近所の道路や空き地など」34.8パーセント
スポーツの実施場所は、「近所の道路や空き地など」が34.8パーセントと最も多く、次いで「公園や広場」が24.4パーセント、「市内の公共施設」が23.2パーセントとなっています。また、「市内の公共施設がスポーツの観戦場所としてはあまり利用されていない」という結果と比較すると、「市内の公共施設」はスポーツをする場所としては、2割以上の市民に使用されているため、「スポーツを観る場所」より「スポーツをする場所」として活用されていると考えられます。
前回調査と比較すると、スポーツの実施場所として「学校の施設」、「市外の公共施設」、「職場にあるスポーツ施設」の項目で、今回調査の方が低くなっています。特に「学校の施設」が6.1ポイントと最も減少しています。また、増加したスポーツ場所は、「公園や広場」で6.5ポイント「近所の道路や空き地など」が4.8ポイントとなっています。このことから、「公園や広場」「近所の道路や空き地」、がスポーツに使われていることを認識し、使用法や整備等を考えていく必要があると思われます。
年代別にみると、どの年代においても「近所の道路や空き地など」が最も多くなっています。次いで「公園や広場」と回答した年代は、「20歳代」と「60歳以上」となっており、「30歳代」は「自宅」、「40歳代」は「市内の公共施設」、「50歳代」は「市内の民間施設」となっています。スポーツの実施頻度を向上させる必要性が考えられる「20歳代〜50歳代」に対して、市として対応できる施設を考慮すると、市内の公共施設と、公園や広場の充実を進めていく必要があるのではないかと思われます。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「近所の道路や空き地など」が最も多くなっています。次いで、「男性」では「公園や広場」、「女性」では「市内の公共施設」となっています。
問11 あなたが、現在行っているスポーツは何ですか。(複数回答)(3つまで)
・現在行っているスポーツ「ウォーキング」34.4パーセント
現在行っているスポーツは、「ウォーキング」が34.4パーセントと最も多く、次いで「ゴルフ」が13.0%、「ジョギング・ランニング」が11.0パーセントとなっています。また、近所や道路、空き地や公園などでスポーツをする人が多い傾向と関係しているものと考えられます。
注記 問9で「毎日」、「週に3〜4日程度」、「週に1〜2日程度」、「月に1〜3日程度」、「年に1〜3日
程度」を選んだ人のみ。
年代別でみると、「30歳以上」で「ウォーキング」が最も多くなっており、「20歳代」では、「ジョギング・ランニング」が最も多くなっています。また、「ウォーキング」は、年代が高くなるほど、行っているスポーツとして回答した方が多くなっています。「70歳以上」においては、「体操・健康体操」と「グラウンド・ゴルフ」が1割以上、他の年代より高くなっています。「サッカー・フットサル」に関しては、「20歳代」が17.5パーセントと他の年代と比べて高くなっています。
注記 「その他」、「無回答」は除く
前回調査と比較すると、「ウォーキング」がともに3割以上と最も多くなっています。また、前回調査では、「ウォーキング」、「ジョギング・ランニング」、「ゴルフ」、「スポーツジム」であったのに対し、今回調査では、「ウォーキング」、「ゴルフ」、「ジョギング・ランニング」、「体操・健康体操」となっています。
「ウォーキング」と「ゴルフ」については、前年と比較すると増加傾向にありますが、「ジョギング・ランニング」については1.1ポイント減少する結果となっています。
問12 あなたが、今スポーツを行っているのはどのような理由からですか。(複数回答)(3
つまで)
注記 問9で「毎日」、「週に3〜4日程度」、「週に1〜2日程度」、「月に1〜3日程度」、「年に1
〜3日程度」を選んだ人のみ。
・スポーツを行っている理由「健康を保持・増進するため」71.5パーセント
スポーツを行っている理由は、「健康を保持・増進するため」が71.5パーセントと最も多く、次いで「スポーツが好きだから・楽しいから」が32.2パーセント、「体力・筋力を向上させるため」が30.5パーセントとなっています。スポーツの目的として「健康を保持・増進するため」が7割以上を占め、他の項目の2倍以上となっている点から、スポーツに健康の保持と増進を求めていることがわかります。そのため、「するスポーツ」を推進していく取り組み方として、「健康」と結び付けたイベントや講座を展開していくことも考えられます。
前回調査と比較すると、最も変化した項目は、「スポーツが好きだから・楽しいから」となっており、今回調査において7.5ポイント減少しています。また、競技スポーツの振興という点からは、「競技で勝ち負けを競うため」が前回調査より0.9ポイント高くなっています。
年代別でみると、どの年代においても「健康を保持・増進するため」が最も多くなっています。次いで「スポーツが好きだから・楽しいから」と回答した年代は、「30歳代」、「40歳代」、「60歳代」となっています。「20歳代」は「ストレス解消のため」、「40歳代」は「ダイエットのため(同率でスポーツが好きだから・楽しいから)」、「50歳代」は「体力・筋力を向上させるため」、「70歳以上」は「友達づくり、交友のため」となっています。「70歳以上」のスポーツの実施頻度が高い理由の一つとして、他の年代より「友達づくり・交友のため」、つまり他者とのつながりに重きを置いている点が影響していると思われます。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「健康を保持・増進するため」が最も多くなっています。次いで、「男性」では「スポーツが好きだから・楽しいから」、「女性」では「体力・筋力を向上させるため」となっています。また、2番目以降に「スポーツが好き・楽しい」、「友達づくり・交友のため」という理由を挙げた「男性」と、「体力・筋力の向上」、「ストレスの解消」を挙げた「女性」を比較すると、「女性」はより「健康な体や心を維持・増進」を目的としてスポーツに取り組んでいることが伺えます。
3 スポーツクラブやチーム等への所属
問13 あなたは、スポーツクラブやチーム等に所属していますか。(単数回答)
注記 問9で「毎日」、「週に3〜4日程度」、「週に1〜2日程度」、「月に1〜3日程度」、「年に1
〜3日程度」を選んだ人のみ。
・スポーツクラブやチーム等に「所属している」26.1パーセント、「所属していない」71.9パーセント
スポーツクラブやチーム等に「所属している」が26.1パーセント、「所属していない」が71.9パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、「所属している」が今回調査では5.1ポイント減少し、所属してないが7割を超えています。これは、「60歳以上」の回答率が15.9ポイント増加していることが一因として考えられます。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに約26.0パーセントとなっています。そのため、スポーツクラブやチームの所属については、性別による差はあまりないと考えられます。
年代別でみると、「50歳代」が31.5パーセントと最も多く、次いで「70歳以上」が29.0パーセント、「40歳代」が26.5パーセントとなっています。また、所属率が一番低い年代は、「30歳代」で8割となっています。
年代が高くなるほどスポーツの実施頻度が高くなる傾向がありましたが、スポーツクラブやチーム等の所属においては、大きな差は見られませんでした。このことより、「60歳歳以上」は、スポーツクラブやチーム等に所属せずにスポーツ活動をしている割合が、他の年代よりも高いと思われます。
所属別にみると、所属の有無に関わらず「健康を保持・増進するため」が最も多くなっています。次いで「所属している」は、「スポーツが好きだから・楽しいから」、「友達づくり・交友のため」となっており、「所属していない」は、「体力・筋力を向上させるため」、「ストレス解消のため」となっています。
4 スポーツをしていない理由
問14 あなたが、スポーツをしていないのはどのような理由からですか。(複数回答)(い
くつでも)
注記 問9で、「全くしていない」を選んだ方のみ。
注記 択肢10「健康上の理由」が前回調査では「身体的な理由」となっています。
注記 前回調査は「単数回答」で、今回調査は「複数回答」となっています。
・スポーツをしていない理由は「忙しい・時間がない」41.7パーセント
スポーツをしていない理由は、「忙しい・時間がない」が41.7パーセントと最も多く、次いで「きっかけがない」が29.3パーセント、「健康上の理由」が19.7パーセントとなっています。スポーツ活動を阻害する要因として「忙しい・時間がない」が約4割を占める結果となった一方で、「きっかけがない」が約3割となっています。このことから、様々な形で「スポーツに触れ合うきっかけ」の場を提供していく必要があると思われます。
前回調査と比較すると、上位4項目の順番、「忙しい・時間がない」、「きっかけがない」、「健康上の理由」、「スポーツが嫌い・苦手」が同じになっています。そのため、スポーツ活動を阻害する要因は、特段の変化がないと思われます。
年代別でみると、「50歳代」までは「忙しい・時間がない」が最も多く、それぞれ5割以上となっています。「60歳代」では「きかっけがない」が39. パーセント4、「70歳以上」では「健康上の理由」が39.3パーセントと最も多くなっています。またこれらは、「仕事」が関係していると思われます。特に「60歳代」は、「定年」という生活スタイルの変化しやすい時期を迎える為、新たな活動への転換を行っていく中で、スポーツ活動へのきっかけがつかめないと感じている人が出てくる可能性があります。そして、「30歳代〜50歳代」でも「きっかけがない」が2番目の阻害要因になっている点にも注目する必要があると思われます。
性別でみると、男女とも「忙しい・時間がない」が最も多く、次いで「きっかけがない」となっています。また、「忙しい・時間がない」を理由に挙げた割合は、「女性」が「男性」よりも9.4ポイント高くなっています。
3.あなたの将来のスポーツ活動についてお尋ねします
1 将来行ってみたいスポーツについて
問15 あなたが、これからやってみたい、もしくは続けて行きたいスポーツや運動を記入
してください。(複数回答)(3つまで)
・将来行ってみたい、続けて行きたいスポーツ「ウォーキング」22.6パーセント
将来行ってみたい、続けて行きたいスポーツについては、「ウォーキング」が最も多く、次いで「水泳」が9.9パーセント、「テニス」が9.7パーセントとなっています。また、現在行っているスポーツとして「水泳」、「テニス」ともに4.7パーセントの点を考慮すると、今後需要が高くなってくる可能性が考えられます。
年代別でみると、「20歳代」以外で「ウォーキング」が最も多くなっており、「20歳代」では、「水泳」が最も多くなっています。また、「20歳代」と「30歳代」では、「ジョギング・ランニング」が1割以上をこえる結果となっています。「70歳以上」においては、「グラウンド・ゴルフ」と「体操・健康体操」が他の年代と比較して、最も多くなっています。
注記 「その他」、「無回答」は除く
前回調査と比較すると、「ウォーキング」がともに最も多くなっています。また、前回調査と比較して「ウォーキング」が5.4ポイント増加している一方で、「水泳」が2.8ポイント、「テニス」が1.4ポイント減少しています。そのため、上位種目である「水泳」と「テニス」についてはさらに詳しく、検証していく必要があると思われます。
また、「サッカー・フットサル」においては3.6ポイント、「武道」においては、2.9ポイントの減少となっています。
2 将来スポーツを行う場合の目的
問16 あなたがスポーツを行おうとする場合、どのような目的で行うことになると思いま
すか。(複数回答)(3つまで)
・スポーツを行う場合の目的「健康を保持・増進するため」76.6パーセント
これからスポーツを行う際に目的となると考えられるものは、「健康を保持・増進するため」が76.6パーセントと最も多く、次いで「体力・筋力を向上させるため」が42.3パーセント、「ストレス解消のため」が27.7パーセントとなっています。また、現在スポーツを行っている理由として2番目に挙げられた「スポーツが好きだから・楽しいから」が、今後行う目的としては6番目となっています。このことから、「スポーツが好きだから・楽しいから」に関しては、現在スポーツをする目的と今後スポーツする際の目的のかい離があることに注意してみる必要があります。また、「健康の保持・増進」、「体力・筋力の向上」の面に今後のニーズがあることがわかりました。
前回調査と比較すると、上位7項目の順番が同じになっています。また、一番違いが出た項目は、「体力・筋力を向上させるため」が今回調査では5.0ポイント増加しています。
年代別にみると、どの年代でも「健康を保持・増進するため」が最も多く、6割以上を占めています。そして、「50歳代」と「60歳代」ではともに8割をこえています。次いで「体力・筋力を向上させるため」となっています。
また、「競技スポーツの振興」でみると、年代が低いほど高くなる傾向にありますが、1割にも満たない状況です。そのため、競技スポーツを進展させていくためには、「20歳代」や「30歳代」への環境を整えていくだけではなく、他の年代への情報発信や環境整備も進めていく必要があると思われます。
性別でみると、男女ともに「健康を保持・増進するため」が最も多く、次いで「体力・筋力を向上させるため」となっています。
以上のことから、どの年代、どちらの性別においても「健康を保持・増進するため」、「体力・筋力を向上させるため」にスポーツを行いたいとのニーズがあると思われます。
注記 「競技スポーツの振興」の数値は、「競技での勝ち負けを競うため」と「競技で記録に挑
戦するため」を合わせたものとなっています。
3 将来スポーツを行う際の場所
問17 今後、あなたがスポーツを行おうとする時、どこでスポーツを行いたいですか。(複
数回答)(いくつでも)
・スポーツを行う際の場所「市内の公共施設」49.8パーセント
これからスポーツを行う際の場所として考えられるものは、「市内の公共施設」が49.8パーセントと最も多く、次いで「公園や広場」が32.7パーセント、「市内の民間施設」が28.3パーセントとなっています。また、現在行っているスポーツ場所としての「市内の公共施設」と比較すると、26.6ポイント高くなっています。このことから「市内の公共施設」のニーズがあると考えられるため、市内の公共施設についての情報発信や整備等を進めていく必要があると思われます。
前回調査と比較すると、スポーツを行う際の場所の順番に変化はありませんでした。また、スポーツを行いたい場所として最も差が出た項目は、「近所の道路や空き地など」で7.6ポイント増加となっています。
年代別にみると、どの年代においても「市内の公共施設」が最も多くなっています。次いで「20歳代〜40歳代」までは「市内の民間施設」、「50歳以上」の年代では「公園や広場」となっています。「市内の民間施設」においては、「20歳代〜40歳代」で約4割以上が希望している一方で、「50歳以上」の年代では約2割〜1割にとどまっています。このことから年代が高い世代は、比較的市内の民間施設を利用しない傾向があると思われます。
性別でみると、男女ともに「市内の公共施設」が最も多くなっています。次いで「男性」では「公園や広場」、「近所の道路や空き地など」、「女性」では「自宅」、「市内の民間施設」となっています。
4 将来スポーツを行う際に考えられる問題点
問18 あなたが、将来スポーツを行おうとするときに問題となると考えられることは何ですか。(複数回答)(3つまで)
・将来スポーツを行う際に考えられる問題点「健康・体力面に問題がある」33.3パーセン
ト
将来スポーツを行う際に考えられる問題点は、「健康・体力面に問題がある」が33.3パーセントと最も多く、次いで「スポーツをする時間的な余裕がない」が30.5パーセント、「一緒に活動する仲間がいない」が21.7パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、「健康・体力面に不安がある」が今回調査では6.3ポイント増加しています。また、前回調査の順番は「スポーツをする時間的な余裕がない」、「健康・体力面に不安がある」、「スポーツする施設・場所がない」であったのに対し、今回調査の順番は「健康・体力面に不安がある」、「スポーツをする時間的な余裕がない」、「一緒に活動する仲間がいない」となっています。
さらに、「スポーツする施設・場所がない」、「用具の購入や施設使用料等が高い」、「スポーツの情報・知識が足りない」がそれぞれ前回調査と比較して3.0ポイント以上減少している点は、それらの問題点が改善傾向にあることを示していると考えられます。
年代別でみると、「20歳代〜50歳代」までは「スポーツをする時間的な余裕がない」が最も多く、「60歳以上」では「健康・体力面に不安がある」が最も多くなっています。次いで「20歳代」では「スポーツをする施設・場所がない」、「一緒に活動する仲間がいない」、「30歳代」と「60歳代」では「一緒に活動する仲間がいない」となっています。「40歳代」と「50歳代」では「健康・体力面に不安がある」、「70歳以上」では「スポーツをする施設・場所がない」となっています。以上よりどの年代においても将来スポーツをする際の問題点としては、「スポーツをする時間的な余裕がない」と「健康・体力面に不安がある」と考えられます。
性別でみると、「男性」では「スポーツをする時間的な余裕がない」が31.4パーセントと最も多く、次いで「健康・体力面に不安がある」が30.9パーセントとなっており、「女性」では「健康・体力面に不安がある」が35.7パーセントと最も多く、次いで「スポーツをする時間的な余裕がない」が30.5パーセントとなっています。これらより、男女ともに将来スポーツをする際の問題点としては、「スポーツをする時間的な余裕がない」と「健康・体力面に不安がる」があると考えられます。
5 スポーツを行う際の施設利用料
問19 スポーツを行う際、あなたが負担してもよいと思う1回あたりの施設使用料はいく
らですか。(単数回答)
・負担してもよいと考える1回当たりの利用料「301〜500円」
負担してもよいと考える1回あたりの利用料は、「301〜500円」が28.9パーセントで最も多く、次いで「101〜300円」が21.4パーセント、「無料」が15.7パーセントとなっています。また、「500円以下」が72.3パーセント、「1000円以下」が84.4パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では「500円以下」が6.4ポイント減少し、「501円以上」が5.4ポイント増加しています。このことから施設利用料として負担してもよいと考える額は、増加傾向にあるといえます。
性別でみると、「500円以下」と回答した「男性」は68.3パーセント、「女性」は76.0パーセントとなっており、「女性」の方が7.7ポイント高くなっています。また、「1000円以下」と回答した「男性」は80.6パーセント、「女性」は87.7パーセントとなっており、「女性」の方が7.1ポイント高くなっています。このことから、施設の利用料として負担してもよい額は、「女性」の方が低くなっていると思われます。
年代別でみると、「60歳以下」の年代では「301〜500円」が最も多くなっています。また、「70歳以上」では、2割以上が「無料」と回答しています。そしてどの世代においても、「500円以下」が6割以上となっています。
職業別でみると、「無職」の方以外の職業では「301〜500円」が最も多くなっています。また、「無職」の方は「101〜300円」が約3割を占めています。そしてどの職業においても、「500円以下」が6割以上となっています。
4.地域におけるスポーツ活動についてお尋ねします
1 総合型地域スポーツクラブについて
問20 あなたは、「総合型地域スポーツクラブ」を知っていますか。(単数回答)
・総合型地域スポーツクラブについて「全然知らない」74.0パーセント
総合型地域スポーツクラブの認知度については、「全然知らない」が74.0パーセントと最も多く、次いで「名前だけ知っている」が14.0パーセント、「少し知っている」が7.4パーセントとなっています。また、「知っている」が23.3パーセント、「知らない」が74.0パーセントとなっており、認知度は少なくとも3割以下となっています。
前回調査と比較すると、今回調査においては「知っている」が1.0ポイント増加していますが、「知らない」が0.1ポイント減少にとどまっています。これより平成22年度から「総合型地域スポーツクラブ」についての認知度が高まっていない現状があると思われます。生涯スポーツの振興を目指す上で、その中核を担う「総合型地域スポーツクラブ」を広めていく取り組みについては、積極的に行っていく必要があると思われます。
注記 「知っている」は、「よく知っている」と「少し知っている」、「名前だけ知っている」を
合わせたもの。
注記 「知らない」は「全然知らない」に該当します。
性別でみると、「知っている」については、「男性」で23.2パーセント、「女性」で23.4パーセントとなっており、認知度については、ほとんど差がないと思われます。そのためどちらの性別に対しても「総合型地域スポーツクラブ」について呼びかけていく必要があると思われます。
年代別でみると、年代が高くなるにつれて認知度が上がる傾向となっています。
全体の「総合型地域スポーツクラブ」認知度23.3パーセントと比較して高い年代は、「60歳代」が26. パーセント2、「70歳以上」で33.4パーセントとなっています。
以上から「総合型地域スポーツクラブ」の認知度を上げていくためには、「20歳代〜50歳代」に対して呼びかけを行いっていく一方で、「20歳代以下」の子どもたちに対しても関わりやすい環境を作っていくことで、将来的な認知度や利用状況が改善されていくと思われます。
中学校区別でみると、「音羽中学校区」で「よく知っている」が7.5パーセント、「少し知っている」が22.5パーセントとともに最も高くなっています。「知っている」については、「音羽中学校区」が40.0パーセントと最も多く、次いで「一宮中学校区」が34.2パーセント、「御津中学校区」が31.6パーセントとなっています。また一方で「小坂井中学校区」、「西部中学校区」、「代田中学校区」では認知度が2割を下回っています。
豊川市においては、「音羽中学校区」に「音羽スポーツクラブ」、「一宮中学校区」に「わすぽ一宮」が設立されています。そのため身近にある「音羽中学校区」と「一宮中学校区」の認知度が高くなっていると考えられます。また、平成15年設立の「音羽スポーツクラブ」と、平成25年設立の「わすぽ一宮」の設立年の差から、「音羽中学校区」では「少し知っている」が22.5パーセント、「一宮中学校区」では「名前だけ知っている」が26.0パーセントとなっていると思われます。
今後においては、総合型地域スポーツクラブが未設立の中学校区、特に2割を下回った中学校区に対しても積極的に呼びかけを行っていく必要があると考えられます。
2 中学校の体育的部活動について
問21 中学校の体育的部活動についてお尋ねします。現在の中学校の体育的部活動は、活動内容が充実していると思いますか。(単数回答)
・中学校の体育的部活動「充実していると思う」、「改善する必要がある」ともに8.0パーセ
ント
中学校の体育的部活動について「充実していると思う」と「改善する必要がある」がともに8.0パーセントとなっています。また、「よく知らない」が78.9パーセントとなっています。中学校の体育的部活動については、関わりがない人が多い点も一因となっていると思われますが、良く知らないが約8割を占めている結果となりました。
前回調査と比較すると、「充実していると思う」と「改善する必要がある」がともに0.8ポイント増加しています。ただ、「よく知らない」との回答も1.6パーセント増加している点も考慮すると、特段の変化はみられないといえます。
性別でみると、「男性」では「充実していると思う」が「改善する必要がある」より0.5ポイント低く、「女性」では1.0ポイント高くなっています。
年代別でみると、「充実していると思う」が「改善する必要がある」より下回っているのは、「20歳代〜50歳代」となっており、それぞれ「20歳代」は4.8ポイント、「30歳代」は3.6ポイント、「40歳代」は、2.3ポイント、「50歳代」は4.1ポイント低くなっています。また、「60歳以上」では「充実していると思う」が「改善する必要がある」より上回っており、「60歳代」では3.3ポイント、「70歳以上」では、5.6ポイント高くなっています。このことから「20歳代〜50歳代」までは、どちらかというと中学校の体育的部活動に「改善する必要がある」と感じており、「60歳以上」では、どちらかというと「充実している」と感じている傾向にあるといえます。
また、「40歳代」で「よく知らない」が最も低くなっている要因としては、他の年代に比べて、中学生のお子さんをもつ保護者の方など、身近に中学校の体育的部活動を知る機会が多い可能性があることが関係していると思われます。
中学校区別でみると、「充実していると思う」が「改善する必要がある」より下回っているのは、「中部中学校区」が9.4ポイント、「御津中学校区」が8.3ポイント、「一宮中学校区」が6.9ポイント、「小坂井中学校区」が2.1ポイント、「代田中学校区」が1.6ポイントと低くなっています。また、「充実していると思う」が「改善する必要がある」より上回っている中学校区は、「音羽中学校区」で10.0ポイント、「東部中学校区」で8.3ポイント、「南部中学校区」で2.0ポイント、「金屋中学校区」で1.5ポイントと高くなっています。
中学校の体育的部活動の充実感については、「音羽中学校区」で17.5パーセントと最も高くなっています。これは、音羽スポーツクラブ(総合型地域スポーツクラブ)と音羽中学校の部活動が、連携して事業(活動)を行っており、部活動の充実や人材交流など面で良い影響を与えている可能性が考えられます。
3 スポーツ活動の担い手
問22 現在までのスポーツ活動は、学校や企業が中心で行われてきましたが、今後は地域
社会(住民)が中心になってスポーツに取り組んでいくべきだと言われています。
このような考え方に対して、あなたはどのように思いますか。(単数回答)
・スポーツ活動は「地域社会が(住民)が中心となって行うべきだ」29.0パーセント
スポーツ活動の担い手は、「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」が29.0パーセント、「今まで通り、学校や企業が中心で行えばよい」が13.9パーセントとなっています。また、「どちらともいえない」が51.5パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」が0.4ポイント増加し、「今まで通り、学校や企業が中心で行えばよい」が1.6ポイント減少しています。
性別でみると、「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」については、「男性」が「女性」よりも3.0ポイント高くなっています。このことから、「男性」の方がより、スポーツ活動は地域社会が担っていくべきだと考える傾向があると思われます。
年代別にみると、どの年代においても「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」が「今まで通り、学校や企業が中心で行えばよい」より上回っています。
また、「地域社会(住民)が中心となって行うべきだ」については、「20歳代」が35.5パーセントで最も多く、次いで「60歳代」が32.8パーセント、「70歳以上」が30.8パーセントとなっています。しかし一方で、「20歳代」と「70歳以上」では、「今まで通り、学校や企業が中心で行えばよい」も多くなる結果となっていることも注意してみる必要があります。
4 スポーツの指導・ボランティア
問23 あなたは、スポーツの指導やスポーツに関するボランティア活動を行っていますか。
行っていない場合、今後行ってみたいと思いますか。(単数回答)
注記 前回調査票の設問は、「将来、これまでの経験を活かしてスポーツを指導する機会が
あれば、指導を行ってみたいと思いますか」で、選択肢は、「指導を行ってみたい」、
「わからない」、「指導はしたくない」となっています。
・スポーツの指導・ボランティアについて「現在行っていなくて今後行いたい」13.2パー
セント
スポーツの指導・ボランティアについては、「あまり行いたいとは思わない」が27.2パーセントと最も多く、次いで「全く行いたいとは思わない」が22.9パーセント、「今後できれば行いたい」が12.0パーセントとなっています。また、スポーツの指導・ボランティアを「行っている」または「現在行っていなくて今後行いたい」と考えている人は、17.8パーセントとなっています。その中でも「現在行っていなくて行いたい」との回答は、13.2パーセントとなっており、スポーツの指導者・ボランティアの登録率を向上させ「支えるスポーツ」を推進するためには、この層に働きかけをしていく必要があると思われます。
前回調査と比較すると、「行っている」または「現在行っていなくて今後行いたい」が「指導を行ってみたい」より8.4ポイント高くなっています。ただ、今回調査においては「スポーツボランティア」という文言が追加されているため、注意して検討する必要があります。
中期 「現在行っていなくて今後行いたい」とは、「今後ぜひ行いたい」と「今後できれば行い
たい」を合わせたもの。
性別でみると、「行っている」については、「男性」が「女性」より2.9ポイント高くなっています。また、「現在行っていなくて今後行いたい」との回答についても、「男性」が「女性」より3.9ポイント高くなっています。このことより、「男性」の方がスポーツの指導・ボランティアに関わる意識が高いと思われます。
年代別でみると、「行っている」については、「40歳代」が7.0パーセントと最も多く、次いで「50歳代」が5.4パーセント、「60歳代」が4.4パーセントとなっています。また、「現在行っていなくて今後行いたい」との回答は、年代が低くなるほど多くなる傾向があります。以上より、現在スポーツの指導・ボランティアの活動が少なく、今後行う意欲のある「20歳代」や「30歳代」に対して呼びかけを行っていく必要があると思われます。
職業別にみると、スポーツの指導・ボランティアを行っているかについて「公務員・教員」が16.3パーセントと最も多く、次いで「農林・水産業」が9.1パーセント、「自営業・経営者」が5.1パーセントとなっています。この結果より、現在のスポーツ指導・ボランティアの担い手は、「公務員・教職員」が多いと思われます。また、「現在行っていなくて今後行いたい」については、「会社員」が19.0パーセントと最も多く、次いで「自営業・経営者」が15.3パーセント、「アルバイト・パート・契約(派遣)社員」が11.2パーセントとなっています。このことから「会社員」の方の意欲が高い傾向を鑑み、職場を通しての「スポーツの指導・ボランティア」の呼びかけも検討していく必要があると思われます。
問24 現在、スポーツの指導やスポーツに関するボランティア活動を行っていない理由を
教えて下さい。
注記 問23で「今後ぜひ行いたい」、「今後できれば行いたい」を選んだ方のみ
多忙 23件
情報不足 20件
仕事の都合 12件
指導に対しての技術的問題 9件
機会がない 6件
育児 6件
高齢のため 6件
体調・体力的問題 5件
プレイする側でいたい 4件
以前はやっていた 4件
休みが合わない 3件
その他 2件
注記 一部抜粋
5.市のスポーツ施策についてお尋ねします
1 市のスポーツ施策
問25 あなたは、市が行っているスポーツ振興のための取り組みや施策をどのように感じ
ていますか。(単数回答)
・市のスポーツ振興施策「取り組みに満足している」7.2パーセント、「取り組みに不満が
ある」6.8パーセント
市のスポーツ振興施策については、「取り組みに満足している」が7.2パーセント、「取り組みに不満がある」が6.8パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では、「取り組みに満足している」が0.6ポイント減少し、「取り組みに満足していない」が1.7ポイント減少しています。この理由として「どちらでもないが」増えている点が影響していると思われますが、少なくとも取り組みに不満を感じている人が減少している点から、市のスポーツ振興のための取り組や施策に対して、改善傾向があるといえます。
性別でみると、市のスポーツ振興施策について、「取り組みについて不満がある」と答えた男性は約1割となっており、女性比較するとより5.5ポイント高くなっています。
年代別でみると、市のスポーツ振興施策に満足しているかについては、「70歳以上」で13.3パーセントと最も多く、次いで「30歳代」が8.0パーセントとなっています。また、取り組みに不満であるとの回答は、「20歳代」が11.3パーセントと最も多く、次いで「40歳代」が8.5パーセント、「50歳代」が7.4パーセントとなっています。
問26 不満の理由を教えてください。
※問25で「取り組みに不満がある」を選んだ方のみ
情報不足 24件
施設の問題 16件
魅力の問題 5件
行政について 4件
偏りがある 3件
その他 5件
注記 一部抜粋
問27 市が行っているスポーツに関する広報や情報提供をどのように思いますか。(単数回
答)
・スポーツに関する情報提供「もっと情報提供を行ってほしい」48.9パーセント
市のスポーツに関する広報や情報提供については、「もっと情報提供を行ってほしい」が48.9パーセント、「いまのままでよい」が42.2パーセントとなっています。この結果から、約5割の方がさらなる情報提供を求めていることがわかります。そのため「総合型地域スポーツクラブ」等も含めた、情報発信を積極的に行っていくことを検討していく必要があります。
前回調査と比較すると、今回調査では「もっと情報提供を行ってほしい」が0.6ポイント増加し、「いまのままでよい」が3.0ポイント増加しています。「いまのままでよい」との回答が増加している点に注目すると、市の情報提供の状況は改善傾向にあるといえます。
性別でみると、「もっと情報提供を行ってほしい」については、「男性」が「女性」より3.4ポイント高くなっており、「いまのままでよい」は、男性が女性より1.9ポイント低くなっています。この結果から、「男性」の方が「女性」より「市のスポーツに関する広報や情報提供」を求めている傾向があるといえます。
年代別でみると、「もっと情報提供を行ってほしい」との回答については、年代が低くなるほど多くなる傾向がみられます。また、「20歳代〜60歳代」までが48.9パーセントをこえていることがわかります。この結果より「20歳代〜60歳代」、特に「20歳代」と「30歳代」への若い世代への広報や情報提供のあり方について検討していく必要があると思われます。
問28 市や校区体育振興会(町内会)などが主催するスポーツ事業(運動会・スポーツ大
会・スポーツ教室・講習会等)に参加したことはありますか。(単数回答)
・市や校区体育振興会主催のスポーツ事業「参加したことがある」40.7パーセント、「参加
したことはない」48.1パーセント
市や校区体育振興会主催のスポーツ事業については、「参加したことがある」が40.7パーセント、「参加したことはない」が48.1パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、今回調査では「参加したことがある」が3.7ポイント増加している一方で、「参加したことがない」も2.1ポイント増加しています。これは「無回答」の減少が一因と考えられますが、それだけでなく「応援や観戦・運営だけに参加したことがある」層が、スポーツ事業に参加に移行していったという可能性も考えられます。
性別でみると、「応援や観戦・運営だけに参加したことがある」との回答は、「男性」が「女性」より2.9ポイント高くなっています。また、「参加したことはない」との回答は、「女性」が「男性」より3.3ポイント高くなっています。
年代別でみると、「40歳代」と「50歳代」の参加率がともに5割以上となっており、他の年代より1割以上高くなっています。この結果から、市や校区体育振興会主催のスポーツ事業に参加している年代は、「40歳代」と「50歳代」が多いということがわかりました。また、「60歳以上」では他の年代に比べて「応援や観戦・運営だけに参加したことがある」が高くなっています。このことから、「年代にあったスポーツ事業への参加」も意識して取り組みを進めていく必要があると思われます。
小学校区別にみると、「参加したことがある」については、「御油小学校区」が61.0パーセントと最も多く、次いで「一宮西部小学校区」が56.1パーセント、「国府小学校区」が53.7パーセントとなっています。また、「一宮南部小学校区」、「桜町小学校区」、「千両小学校区」、「赤坂小学校区」においても、参加したことがある人が多くなっている可能性があります。
問29 あなたが参加したスポーツ事業について、どのように感じていますか。(複数回答)
(いくつでも)
注記 問28で「参加したことがある」と「応援や観戦・運営だけに参加したことがある」
を選んだ方のみ
・参加したスポーツ事業について「満足している」38.9パーセント
参加したスポーツ事業についてどのように感じているかについては、「満足している」が38.9パーセントと最も多く、次いで「開催内容に不満がある」が10.4パーセント、「時期、時間に不満がある」が7.9パーセントとなっています。また、「よくわからない」が35.6パーセントと3割以上を占めており、何らかの「不満がある」については23.3パーセントとなっています。
注記 「不満がある」は、「開催内容に不満がある」と「指導者に不満がある」、「開催回数に不
満がある」と「時期・時間に不満がある」を合わせたもの。
年代別にみると、「30歳代」と「60歳以上」では、「満足している」が最も高く、次いで「よくわからない」となっています。「40歳代」と「50歳代」では、「よくわからない」が最も高く、次いで「満足している」となっています。また、「不満がある」については、「30歳代」で16.7パーセント、「40歳代」で21.3パーセント、「50歳代」で31.8パーセント、「60歳代」で25.7パーセント、「70歳以上」で19.1パーセントとなっています。
最も参加した割合が高い「50歳代」が、最も事業に不満を感じている点は、今後のスポーツ事業を行っていく上で課題といえます。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「満足している」が最も多く、次いで「よくわからない」となっています。
2 市の体育施設
問30 市の体育施設を利用したことがありますか。(単数回答)
注記 前回調査の設問は、「市の体育施設や学校開放体育施設」となっています。
・市の体育施設について「利用したことがある」44.4パーセント、「利用したことがない」
51.7パーセント
市の体育施設について、「利用したことがある」が44.4パーセント、「利用したことがない」が51.7パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、市の体育施設の利用が増えている傾向があるといえます。
注記 前回調査は、「学校開放体育施設」も含む数字のため、少なくとも市の体育施設の利用は
増えているといえます。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「利用したことがある」が4割以上となっており、特に大きな差はみられませんでした。
年代別でみると、年代が低くなるほど「利用したことがある」という割合が高くなっています。また、「20歳代〜50歳代」までは、半数以上の人が「利用したことがある」という結果になりました。このことから、「60歳以上」にも市の体育施設を活用してもらうため、情報提供や環境整備など対策を行っていく必要があると思われます。
市の体育施設を「利用したことがある」との回答は、スポーツクラブ等に「所属している」が「所属していない」よりも19.1ポイント高くなっています。また、「所属している」と答えた人の7割以上が、市の体育施設を「利用したことがある」と回答しています。
問31 施設を利用する上での要望はありますか。(複数回答)(いくつでも)
注記 問30で「利用したことがある」を選んだ方のみ
注記 今回調査では、「利用料金の軽減」が削除されています。また、前回の対象範囲は「市
の体育施設と学校開放体育施設」となっています。
・市の体育施設を利用する上での要望「施設・設備の充実」39.9パーセント
市の施設の体育施設を利用する上での要望は「施設・設備の充実」が39.9パーセントと最も多く、次いで「利用手続きの簡素化」が26.4パーセント、「利用時間の拡大」が17.5パーセントとなっています。また、「特に要望はない」が36.7パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、「利用手続きの簡素化」が改善されている可能性が考えられます。さらに、「施設・設備の充実」は、少なくとも要望が高まっているといえます。
注記 前回調査は、「学校開放施設」も含む数字ですが、少なくとも市の体育施設・整備の充実
の要望が高まっているといえます。
性別でみると、「利用時間の拡大」の要望において、「男性」が「女性」よりも14.9ポイント高くなっています。この結果から、「男性」の2割以上が「利用時間の拡大」を望んでいることがわかります。また、「施設・整備の充実」においても「男性」の方が6.5ポイント高くなっています。その一方で「特に要望はない」では「女性」の方が5.1ポイント高くなっています。
年代別でみると、「20歳代」では、「利用手続きの簡素化」と「施設・整備の充実」が最も高くなっており、「30歳代〜50歳代」では、「施設・整備の充実」が最も高くなっています。また、「60歳以上」では、「特に要望がない」が最も多い結果となりました。さらに全体的には「利用時間の拡大」よりも「利用手続きの簡素化」が求められています。「60歳以上」の利用を促すためにも、「施設・設備の充実」と「利用手続きの簡素化」は取り組んでいく必要があると思われます。
3 学校開放体育施設
問32 学校開放体育施設を利用したことがありますか。(単数回答)
注記 前回調査の設問は、「市の体育施設や学校開放体育施設」となっています。
・学校開放体育施設について「利用したことがある」19.2パーセント、「利用したことがな
い」76.3パーセント
学校開放体育施設の利用については、「利用したことがある」が19.2パーセント、「利用したことがない」が76.3パーセントとなっています。また、市の体育施設の利用と比較すると、学校開放体育施設の利用は、市の体育施設の利用より25.2ポイント低くなっています。この結果から、学校開放体育施設より市の体育施設の方が現状として利用されていることがわかります。
前回調査と比較すると、「利用したことがある」が減少している可能性があります。ただし、市の体育施設の利用が多い点と、前回調査が「市の体育施設や学校開放体育施設」を対象範囲としている点を考慮して、注意してみていく必要があります。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「利用したことがある」が約2割となっており、特に大きな差はみられませんでした。
年代別にみると、学校開放体育施設を「利用したことがある」との回答について、「20歳代〜50歳代」で2割をこえています。その一方で、「60歳以上」になると減少傾向がみられます。また、市の体育施設利用について、年代が高くなるほど減少している点を考慮すると、「60歳代」や「70歳以上」の市の体育施設・学校開放体育施設の利用が、少ない傾向にあります。そのため、年齢層の高い方にも市の体育施設・学校開放体育施設を利用してもらいやすい環境整備や取り組みを検討していく必要があると思われます。
学校開放体育施設を「利用したことがある」との回答は、スポーツクラブ等に「所属している」が「所属していない」よりも14.2ポイント高くなっています。また、「所属している」と答えた人の3割以上、学校開放体育施設を利用したことがあると回答しています。
問33 施設を利用する上で要望はありますか。(複数回答)(いくつでも)
注記 問32で「利用したことがある」を選んだ方のみ
注記 今回調査では、「利用料金の軽減」が削除されています。また、前回の対象範囲は「市
の体育施設と学校開放体育施設」となっています。
・学校開放体育施設を利用する上での要望「利用手続きの簡素化」35.6パーセント
学校開放型体育施設を利用する上での要望は、「利用手続きの簡素化」が35.6パーセントと最も多く、次いで「施設・設備の充実」が25.0パーセント、「利用時間の拡大」が14.4パーセントとなっています。また、「特に要望がない」が46.9パーセントとなっています。市の体育施設の要望が「施設・設備の充実」が最も多く、次いで「利用手続きの簡素化」であるのに対して、学校開放体育施設では、順番が逆転しています。
前回調査と比較すると、「施設・設備の充実」が改善されている可能性があります。ただし、市の体育施設において「施設・整備の充実」の要望が多い点と、前回調査が「市の体育施設や学校開放体育施設」を対象範囲としている点を考慮して、注意してみていく必要があります。
性別でみると、全体として「男性」が「女性」よりも要望が高くなっており、「利用手続きの簡素化」で11.0ポイント、「利用時間の拡大」で16.8ポイント、「施設・設備充実」で12.0ポイントそれぞれ高くなっています。また一方で「特に要望がない」では「女性」の方が15.3ポイント高くなっています。
年代別でみると、「40歳代」では、「施設・設備の充実」が最も高く、「50歳代」と「60歳代」では、「特に要望がない」が最も多くなっています。また、「20歳代」では、「利用手続きの簡素化」、「30歳代」と「70歳以上」では「特に要望がない」が最も多くなっている可能性があります。
4 小・中学生のスポーツ機会の充実について
問34 あなたは、小・中学生のスポーツ機会を充実するために、どのようなことに力を入
れたらよいと思いますか。(複数回答)(いくつでも)
・小・中学生のスポーツ機会を充実させるために力を入れること「気軽に活動できる総合
型地域スポーツクラブの充実」42.9パーセント
小・中学生のスポーツ機会を充実させるために力を入れることについては、「気軽に活動できる総合型地域スポーツクラブの充実」が42.9パーセントと最も多く、次いで「身近な公共施設等を活用しスポーツを体験する機会の充実」が41.1パーセント、「親子や家族でスポーツをする機会の充実」が35.7パーセントとなっています。この結果より、「総合型地域スポーツクラブ」や「公共施設等でのスポーツ体験」などの活動環境を充実させていくことがニーズとしてあることがわかりました。
また、地域社会が担い手という傾向が、小・中学生のスポーツ機会の充実にも影響をあたえていると思われます。この傾向は、今後の総合型地域スポーツクラブを支える担い手が増える可能性があるという視点としてもみることができます。
以上のことから、「生涯スポーツの振興」を進め、小・中学生のスポーツ機会の充実を目指していくためにも、積極的に「総合型地域スポーツクラブ」の取り組み環境の整備と充実を図っていく必要があると思われます。
性別でみると、「トップレベルの選手に触れる機会の充実」については、男性が女性より7.8ポイント高くなっています。そのため小・中学生の時から、トップレベルに触れていくべきとの考えは、男性の方が多くなっていることがわかります。また、「身近な公共施設等を活用しスポーツを体験する機会の充実」については、女性が男性より13.2ポイント高くなっています。
さらに、小・中学生のスポーツ機会の充実について、男性は「気軽に活動できる総合型地域スポーツクラブの充実」、「親子や家族でスポーツをする機会の充実」、「身近な公共施設等を活用しスポーツを体験する機会の充実」の順番であったのに対して、女性は「身近な公共施設等を活用しスポーツを体験する機会の充実」、「気軽に活動できる総合型地域スポーツクラブの充実」、「親子や家族でスポーツする機会の充実」の順番となっています。
5 市の研修会や講演会の希望
問35 今後のスポーツ教室・研修会や講演会はどのような内容で開催してほしいですか。
(複数回答)(いくつでも)
注記 今回調査では、選択肢5〜8で「スポーツ」と言う文言が追加されています。また、
選択肢に「東京オリンピックに関連した内容」が追加されています。
・今後のスポーツ教室・研修会や講演会でしてほしい内容「健康づくりを中心とした内容」65.5パーセント
今後のスポーツ教室・研修会や講演会でしてほしい内容は、「健康づくりを中心とした内容」が65.5パーセントと最も多く、次いで「体力づくりを中心とした内容」が45.4パーセント、「中高年のスポーツ活動に関する内容」が34.4パーセントとなっています。この結果より、健康や体力づくりといった点に興味を持っていることがわかります。これは、今後のスポーツの目的上位2つの「健康を保持・増進するため」と「体力・筋力を向上させるため」とつながってくる部分ともいえます。
また、「中高年のスポーツ活動に関する内容」については、3割以上がしてほしい内容にあげており、スポーツの実施頻度が「20歳代」と「30歳代」より比較的高い、中高年層の意見としてみることができます。
前回調査と比較すると、今回調査では「体力づくりを中心とした内容」が8.0ポイント、「中高年のスポーツ活動に関する内容」が6.9ポイント、「子どものスポーツ活動に関する内容」が4.2ポイント増加しています。また一方で、その他を除いて「技能・技術の向上を目的とした内容」のみ、前回調査より希望が減少しています。
年代別でみると、「20歳代」では、「体力づくりを中心とした内容」が最も多くなっており、次いで「健康づくりを中心とした内容」となっています。また、「30歳以上」では、「健康づくりを中心とした内容」が最も多く、次いで「体力づくりを中心とした内容」となっています。この結果より、どの年代においても、健康と体力づくりに関する催しを希望していることが伺えます。
さらに、「30歳代」と「40歳代」で「子どものスポーツ活動に関する内容」が3番目となっている理由は、子育て世代が多いことが関係していると思われます。また、「50歳以上」では、自らのスポーツ活動として、「中高年のスポーツ活動についての内容」を希望していると考えらます。
「女性のスポーツ活動に関する内容」については、年代が低くなるほど高くなる傾向にあります。
性別でみると、男女ともに、「健康づくりを中心とした内容」が最も多く、次いで「体力づくりを中心とした内容」、「中高年のスポーツ活動に関する内容」となっています。また、「知識・考え方を目的とした内容」は、「男性」が「女性」より9.7ポイント高く、「女性のスポーツ活動に関する内容」は、「女性」が「男性」より25.1ポイント高くなっています。
6 市体育施設の整備希望
問36 市には多くの体育施設があり、現在、公共施設の適正配置について検討を進めてい
ます。そこで、今後、市内の体育施設で特に整備・充実してほしい施設があれば教
えてください。(複数回答)(3つまで)
注記 今回の調査では、選択肢に「サイクリングコース」と「硬式野球場」が追加されて
います。
・特に整備・充実してほしい施設「ウォーキングコース」35.6パーセント
特に整備・充実してほしい施設は「ウォーキングコース」が35.6パーセントと最も多く、次いで「温水プール」が29.9パーセント、「スポーツジム」が24.8パーセントとなっています。また、「サイクリングコース」が15.2パーセントとなっています。
前回調査と比較すると、整備・充実してほしいとの意見が増えている体育施設は、「体育館」が4.2ポイント、「野球・ソフトボール場」が1.9ポイントとそれぞれ増加しています。また、両調査において、「ウォーキングコース」、「温水プール」、「スポーツジム」のニーズが高くなっていることがわかります。
年代別にみると、「20歳代」では、「スポーツジム」が最も多く、「30歳代」と「40歳代」では、「温水プールが最も多くなっています。「50歳以上」では、「ウォーキングコース」が最も多くなっています。また、「体育館」では年代が低くなるほど、整備・充実してほしい希望が高くなっています。
性別でみると、「男性」、「女性」ともに「ウォーキングコース」が最も多くなっており、次いで「温水プール」、「スポーツジム」となっています。また、「野球・ソフトボール場」は、「男性」が「女性」より10.0ポイント高く、「ウォーキングコース」は、「女性」が「男性」より10.1ポイント高くなっています。
6.スポーツや健康づくりに関するアイデアやご意見等(自由記述)
今回の調査で、回答者の方に、スポーツや健康づくりに関するアイデアやご意見等をお聞きしたところ、以下のような意見が得られました。
注記 自由回答では、個人情報を特定すると思われるものなど、一部抜粋して記載してお
ります。また、原文を損なわない程度に文体を整えています。
注記 自由回答については表で記述してあるため省略
III.資料(平成26年度調査票)
豊川市のスポーツに関する市民意識調査ご協力のお願い
市民の皆様には、日頃より市政にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
豊川市では、平成22年3月に「健康・仲間・人づくり! 笑顔あふれる スポーツの盛んなまち豊川」を基本理念に、生涯スポーツ社会の実現を目指して、「豊川市スポーツ振興計画」を策定し、スポーツの振興に取り組んできました。この計画は、計画期間の中間年次にあたる平成26年度に改めてスポーツ振興の状況把握や課題の整理を行い、計画の改訂を行うこととしております。
そこで、市民の皆様を対象に、スポーツや健康についての考え方や関わり方等をお聴きするため市民意識調査を実施することといたしました。あなたが現在行っているスポーツのことや健康づくり、今後のスポーツ活動に対する取り組みなどを率直にお答えください。
なお、この調査は、市内にお住まいの20歳以上の方の中から、2,000人の方を無作為に選ばせていただき、お送りさせていただいております。調査にご回答いただいた内容につきましては、他の目的には使用せず、ご迷惑をおかけするようなことは一切ございません。
お忙しいところ誠に恐縮ですが、豊川市のスポーツ振興、健康づくりの環境整備に取り組むための重要な調査ですので、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
平成26年9月 豊川市長 山脇 実
調査用紙への記入にあたって
・この調査は、無記名です。回答者が特定されることはありません。また、すべてコンピュータで統計処理し、個人的な意見や考え方は外部に漏れることはありませんので、安心してご回答ください。
・この調査における「スポーツ」とは、例えば、運動競技、武道、キャンプ活動、ジョギング・ウォーキング・散歩、野外活動・レクリエーション活動などの健康及び体力の保持増進を図るためにされるすべての活動を指します。
・回答は、あなたが選んだ答えの番号に○を記入してください。
記入例 あなたは、体力に自信がありますか。
1.ある 2.少しある 3.ない
また、「その他」の場合は、( )の中に具体的な内容をご記入ください。
・ご記入いただいた調査用紙は、同封の返信用封筒を使って、9月30日(火曜)までにポストにご投函ください。(切手は、不要です。)
お問合せ先
豊川市教育委員会 スポーツ課(音羽庁舎内2階) 担当 小木曽・山口
郵便:441-0292
豊川市赤坂町松本250番地 電話:0533-88-8036(直通)
・あなたのことについてお尋ねします
問1:あなたの年齢を教えてください。
1.20歳代 2.30歳代 3.40歳代
4.50歳代 5.60歳代 6.70歳以上
問2:あなたの性別を教えてください。
1.男性 2.女性
問3:あなたの職業を教えてください。
1.農林・水産業 2.会社員 3.公務員・教員 4.自営業・経営者
5.アルバイト・パート・契約(派遣)社員 6.専業主婦(主夫) 7.学生
8.無職 9.その他( )
問4:あなたが住んでいる小学校区を教えてください。
1.豊川小学校区 2.東部小学校区 3.桜木小学校区 4.三蔵子小学校区
5.千両小学校区 6.牛久保小学校区 7.中部小学校区 8.八南小学校区
9.平尾小学校区 10.国府小学校区 11.桜町小学校区 12.御油小学校区
13.天王小学校区 14.代田小学校区 15.金屋小学校区 16.豊小学校区
17.一宮東部小学校区 18.一宮西部小学校区 19.一宮南部小学校区 20.萩小学校区
21.長沢小学校区 22.赤坂小学校区 23.御津北部小学校区 24.御津南部小学校区
25.小坂井東小学校区 26.小坂井西小学校区 27.校区不明( (町)在住)
問5:あなたは、自分の健康・体力に自信を持っていますか。
1.自信がある 2.やや自信がある 3.どちらでもない
4.やや自信がない 5.自信がない
問6:あなたは、スポーツで体を動かすことが好きですか。
1.好き 2.やや好き 3.どちらでもない
4.やや嫌い 5.嫌い
問7:あなたは、テレビや競技場でスポーツを観ることは好きですか。
1.好き 2.やや好き 3.どちらでもない
4.やや嫌い 5.嫌い
問8:あなたは、スポーツの観戦をどこですることが多いですか。
1.市内の体育施設・競技場 2.市外の体育施設・競技場
3.自宅のテレビやラジオなど 4.スポーツ観戦はしない
5.その他( )
・あなたのスポーツの実施状況等についてお尋ねします
問9:あなたは、何日くらいスポーツをしていますか。
1.毎日 2.週に3から4日程度 3.週に1から2日程度
4.月に1から3日程度 5.年に1から3日程度 6. 全くしていない
問10:問9で、1から5を選んだ人にお尋ねします。あなたは、どこでスポーツをしていますか。
以下の中からいくつでも選んでください。
1.自宅 2.近所の道路や空き地など
3.公園や広場 4.山や海・川など
5.学校の施設 6.市内の公共施設
7.市内の民間施設 8.市外の公共施設
9.市外の民間施設 10.職場にあるスポーツ施設
11.その他( )
問11:問9で、1から5を選んだ人にお尋ねします。あなたが、現在行っているスポーツは何ですか。以下の空欄に3つまで記入してください。
( )( )( )
問12:問9で、1から5を選んだ人にお尋ねします。あなたが、今スポーツを行っているのはどのような理由からですか。以下の中から3つまで選んでください。
1.健康を保持・増進するため 2.ダイエットのため
3.友達づくり・交友のため 4.スポーツが好きだから・楽しいから
5.ストレス解消のため 6.体力・筋力を向上させるため
7.病気やけがのリハビリのため 8.競技で記録に挑戦するため
9.競技での勝ち負けを競うため 10.その他( )
問13:問9で、1から5を選んだ人にお尋ねします。あなたは、スポーツクラブやチーム等に所属していますか。
1.所属している 2.所属していない
問14:問9で、6を選んだ人にお尋ねします。あなたが、スポーツをしていないのはどのような理
由からですか。以下の中からいくつでも選んでください。
1.スポーツが嫌い・苦手 2.関心がない 3.忙しい・時間がない
4.仲間がいない 5.お金がかかる 6.指導者がいない
7.場所がない 8.きっかけがない 9.スポーツをする必要がない
10.健康上の理由
11.その他( )
・あなたの将来のスポーツ活動についてお尋ねします
問15:あなたが、これからやってみたい、もしくは続けて行きたいスポーツや運動を以下の空欄に
3つまで記入してください。
( )( )( )
問16:今後、あなたがスポーツを行おうとする場合、どのような目的で行うことになると思います
か。以下の中から3つまで選んでください。
1.健康を保持・増進するため 2.ダイエットのため
3.友達づくり・交友のため 4.スポーツが好きだから・楽しいから
5.ストレス解消のため 6.体力・筋力を向上させるため
7.病気やけがのリハビリのため 8.競技で記録に挑戦するため
9.競技での勝ち負けを競うため 10.その他( )
問17:今後、あなたがスポーツを行おうとする時、どこでスポーツを行いたいですか。以下の中か
らいくつでも選んでください。
1.自宅 2.近所の道路や空き地など
3.公園や広場 4.山や海・川など
5.学校の施設 6.市内の公共施設
7.市内の民間施設 8.市外の公共施設
9.市外の民間施設 10.職場にあるスポーツ施設
11.その他( )
問18:あなたが、将来スポーツを行おうとするときに問題となると考えられることは何ですか。以
下の中から3つまで選んでください。
1.スポーツをする施設・場所がない 2.自分のレベルにあった指導が受けられない
3.一緒に活動する仲間がいない 4.用具の購入や施設使用料等が高い
5.スポーツの情報・知識が足りない 6.スポーツをする時間的な余裕がない
7.健康・体力面に不安がある 8.スポーツをする意欲が出ない
9.自分が持っている技術に自信がない 10.家庭の理解が得られない
11.その他( )
問19:スポーツを行う際、あなたが負担してもよいと思う1回あたりの施設使用料はいくらですか。
1.無料 2.1円から100円 3.101円から300円 4.301円から500円
5.501円から700円 6.701円から999円 7.1000円以上
・地域におけるスポーツ活動についてお尋ねします
問20:あなたは、「総合型地域スポーツクラブ」を知っていますか。
1.よく知っている 2.少し知っている 3.名前だけ知っている
4.全然知らない
※「総合型地域スポーツクラブとは」
日本における生涯スポーツ社会の実現を掲げて、国・県や地方自治体が実施するスポーツ振興施
策の1つ。幅広い世代の人々が各自の興味関心・競技レベルに合わせて、さまざまなスポーツに
触れる機会を提供する、地域密着型のスポーツクラブのこと。現在、豊川市では音羽地区におい
て「音羽スポーツクラブ」、一宮地区において「わすぽ一宮」の2クラブが活動している。
問21:中学校の体育的部活動についてお尋ねします。現在の中学校の体育的部活動は、活動内容が
充実していると思いますか。
1.充実していると思う 2.よく知らない 3.改善する必要がある
問22:現在までのスポーツ活動は、学校や企業が中心で行われてきましたが、今後は地域社会(住
民)が中心になってスポーツに取り組んでいくべきだと言われています。このような考え方
に対して、あなたはどのように思いますか。
1.地域社会(住民)が中心となって行うべきだ 2.どちらともいえない
3.今まで通り、学校や企業が中心で行えばよい
問23:あなたは、スポーツの指導やスポーツに関するボランティア活動を行っていますか。行って
いない場合、今後行ってみたいと思いますか。
1.行っている 2.今後ぜひ行いたい 3.今後できれば行いたい
4.あまり行いたいとは思わない 5.全く行いたいとは思わない 6.わからない
問24:問23で、2から3を選んだ人にお尋ねします。現在、スポーツの指導やスポーツに関するボランティア活動を行っていない理由を教えてください。
( )
・市のスポーツ施策についてお尋ねします
問25:あなたは、市が行っているスポーツ振興のための取り組みや施策をどのように感じています
か。
1.取り組みに満足している 2.どちらでもない 3.取り組みに不満がある
問26:問25で、3を選んだ人にお尋ねします。不満の理由を教えてください。
( )
問27:市が行っているスポーツに関する広報や情報提供をどのように思いますか。
1.もっと情報提供を行ってほしい 2.いまのままでよい
問28:市や校区体育振興会(町内会)などが主催するスポーツ事業(運動会・スポーツ大会・スポ
ーツ教室・講習会等)に参加したことがありますか。
1.参加したことがある 2.応援や観戦・運営だけに参加したことがある
3.参加したことはない
問29:問28で、1から2を選んだ人にお尋ねします。あなたが参加したスポーツ事業について、どのように感じていますか。以下の中からいくつでも選んでください。
1.満足している 2.開催内容に不満がある 3.指導者に不満がある
4.開催回数に不満がある 5.時期・時間に不満がある 6.よくわからない
7.その他( )
問30:市の体育施設を利用したことがありますか。
1.利用したことがある 2.利用したことはない
問31:問30で、1を選んだ人にお尋ねします。施設を利用する上で要望はありますか。以下の中
からいくつでも選んでください。
1.利用手続きの簡素化 2.利用時間の拡大 3.施設・設備の充実
4.特に要望はない 5.その他( )
問32:学校開放体育施設を利用したことがありますか。
1.利用したことがある 2.利用したことはない
問33:問32で、1を選んだ人にお尋ねします。施設を利用する上で要望はありますか。以下の中
からいくつでも選んでください。
1.利用手続きの簡素化 2.利用時間の拡大 3.施設・設備の充実
4.特に要望はない 5.その他( )
問34:あなたは、小・中学生のスポーツ機会を充実するために、どのようなことに力を入れたらよ
いと思いますか。以下の中からいくつでも選んでください。
1.親子や家族でスポーツをする機会の充実
2.学校における体育に関する活動の充実
3.気軽に活動できる総合型地域スポーツクラブの充実
4.トップレベルの選手に触れる機会の充実
5.身近な公共施設等を活用しスポーツを体験する機会の充実
6.スポーツ指導者の充実と活用
7.その他( )
問35:今後のスポーツの教室・研修会や講演会はどのような内容で開催してほしいですか。以下の
中からいくつでも選んでください。
1.健康づくりを中心とした内容 2.体力づくりを中心とした内容
3.技能・技術の向上を目的とした内容 4.知識・考え方を目的とした内容
5.子どものスポーツ活動に関する内容 6.女性のスポーツ活動に関する内容
7.中高年のスポーツ活動に関する内容 8.障害者のスポーツ活動に関する内容
9.東京オリンピックに関連した内容 10.その他( )
問36:市には多くの体育施設があり、現在、公共施設の適正配置について検討を進めています。そ
こで、今後、市内の体育施設で特に整備・充実してほしい施設があれば、以下の中から3つ
まで選んでください。
1.体育館 2.サッカー場 3.野球・ソフトボール場
4.学校運動場の夜間照明 5.陸上競技場 6.温水プール
7.テニスコート 8.武道場 9.ゲートボール場
10.グラウンド・ゴルフ場 11.多目的グラウンド 12.ウォーキングコース
13.スポーツジム 14.サイクリングコース 15.硬式野球場
16.その他( )
(市内体育施設)
総合体育館・武道館・陸上競技場・野球場(軟式)・庭球場・プール・農業者トレーニングセンター
一宮体育センター・東上野球場・足山田野球場・上長山庭球場・いこいの広場・音羽運動公園
御津体育館・御津庭球場・御幸浜パターゴルフ場・柏木浜パターゴルフ場・小坂井庭球場
小坂井B&G海洋センター(室内温水プール)・サッカー場
・スポーツや健康づくりに関するアイデアやご意見等がありましたら、自由にご記入ください
調査にご協力いただきまして、大変ありがとうございました
・記入漏れがないかどうか、もう一度お確かめいただき同封の返信用封筒を使って、9月30
日(火曜)までにポストにご投函ください。(切手は不要です。)
豊川市のスポーツに関する市民意識調査報告書
平成27年3月
発行 豊川市
企画・編集 豊川市教育委員会 スポーツ課
〒441-0292
愛知県豊川市赤坂町松本250番地
電話:0533-88-8036
FAX:0533-88-8038
E−mail:sports@city.toyokawa.lg.jp
注記:音声での説明は以上です。本報告書は図及び表が多いため、音声での詳細な説明ができません。説明につきましては、職員が個別に対応させていただきますので、豊川市教育委員会スポーツ課までご連絡ください。番号は、0533-88-8036です。なお、お問合せの日時は、土曜・日曜、国民の祝日を除く日の午前8時30分から午後5時15分までです。