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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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パブリックコメント「とよかわ文化芸術創造プラン(案)」テキスト版資料

更新日:2013年1月4日




※このページは、視覚障害のある方などで、音声読み上げソフトを使ってホームページの閲覧をされている方のために、PDF形式ではなく、極力、図の使用を控えて作成したページです。そのため、レイアウトの崩れた部分などがありますが、ご了承ください。


とよかわ文化芸術創造プラン(案)
目次
第1章 プラン策定にあたって
 第1節 文化芸術の力
 第2節 文化芸術がもたらすもの
 第3節 策定の目的
 第4節 策定体制
 第5節「文化」の範囲
 第6節 位置づけ
 第7節 目標期間
 第8節 評価
第2章 文化芸術をめぐる現状と課題
 第1節 歴史的経緯と文化財
 第2節 文化環境の現状
 第3節 文化芸術における課題
第3章 文化芸術創造の方向性
 第1節 基本理念
 第2節 将来像
 第3節 基本方針
第4章 課題と取り組み
第5章 センター機能と文化コーディネーター
 第1節 センター機能
 第2節 文化コーディネーター
第6章 担い手として期待すること
第7章 ホール・ミュージアムの使命
 第1節 共通する使命
 第2節 それぞれの施設の特徴とその使命


用語解説
第1章 プラン策定にあたって
第1節 文化芸術の力
 生きる力としての文化芸術
 2011年3月11日、未曾有の大災害、東日本大震災における自然の猛威を目の当たりにし、私たちはただなす術もなく立ちすくみ、深い悲しみに打ちひしがれました。
 そのなかで人々は、被災地に赴きボランティア活動をし、あるいは支援物資や義援金をおくるなど、心をひとつに復興に立ち上がりました。
 そして数多くのミュージシャンが被災地に入り音楽を奏でました。名の知れたアーティストだけではありません。学校の卒業式で歌われた子供たちの合唱曲に、アマチュアミュージシャンの熱演に、「癒されました」とひと時の安らぎを覚え、「元気が出ました」と明るい笑顔を見せる被災者の姿をメディアに見ることができました。まさに、文化芸術の力を再確認した瞬間でした。
 このように文化芸術には、生きる意欲や希望を創り出す力があります。また、子どもや若い人たちの感受性を育み、未来を広げる力も持っています。
 文化芸術は人の営みのすべてに関わっており、本当に豊かな生活のためになくてはならない心の栄養です。今こそわたしたちは、文化芸術の及ぼす力を享受し、地域や人とつながることで、心豊かに暮らす術を見つける時だと思います。
 創造都市への取り組み
 一方で、経済活動における文化芸術の可能性として「創造都市」の取り組みについても知っておく必要があります。これは「文化芸術を活用し、新たな産業の振興を図り、地域の活性化につなげる」取り組みです。例えば、浜松市の「市民協働で築く未来かがやく創造都市・浜松」や仙台市の「創造と交流・仙台市都市ビジョン」などがあり、いずれも「創造都市」を施策として取り組んでいます。文化庁においても文化芸術の持つ創造性を産業振興、地域振興等に領域横断的に活用し、地域の課題解決に取り組む自治体を「文化芸術創造都市」と位置付け、支援しています。
 成功例のひとつとして、2004年に開館した「金沢21世紀美術館」が挙げられます。そこでは「芸術は創造性あふれる将来の人材を養成する未来への投資である」との考えから、小学生を無料招待している「ミュージアムクルーズ」や、市民対象の美術講座を開催するだけでなく、音楽やさまざまなパフォーマンスが行われており、市民が何度でも訪れたい美術館として、多くの人でにぎわっています。美術館開館の初年度には157万人の入館者数、328億円の経済波及効果が算出されています(西松照生『地方都市におけるアートプロジェクト:その経済波及効果を高めるために』より)。また、「アートdeまちあるき」といった近隣商店街との連携事業もあり、人の流れや消費の促進に貢献しています。
 ここで注目したいのは、「金沢21世紀美術館」を作ったから成功したのではなく、その建物を活かすソフト事業があったからこその成功だということです。このように、ハードを活かすソフトが機能することにより、そのまちのイメージアップに貢献し、経済波及効果が生まれます。こうした大都市の成功例は金沢市だけには止まりませんが、決して大都市であることが成功の条件ではなく、文化の多様性に照らして規模の小さなまちでも文化芸術の持つ創造性を活用することでまちの活力に繋げることは可能であると考えます。
 このように文化芸術は、人々に生きる力を与えるだけでなく、「創造都市」の取り組みにみるように「今あるものを活かし、ないものを生み出す」可能性を秘めており、新たな経済力や社会システムを生み出す力を持っています。
第2節 文化芸術がもたらすもの
 前節では文化芸術の持つ力、可能性について述べました。ではそのような力を持つ文化芸術は、私たちにどのようなものをもたらすのでしょうか。「ひと」と「地域」にそれぞれ何をもたらすかを考えながら、本プランの策定の目的を明確にします。
ひとにもたらすもの
1 楽しさ、感動、安らぎ、癒しなどにより、生きる喜びや目標を作り出し、人生を豊かにします。
2 異なる意見があることを受け入れ、他者を理解し、人と人とが関わる力(コミュニケーション能力)を作り出します。
3 子どもたちの夢を育て、音楽家、俳優、舞踊家、美術家、写真家、デザイナーなど、21世紀に特に必要とされる職業への幅広い選択肢を提供します。
地域にもたらすもの
1 知的産業とその周辺への波及効果によって、地域経済を活性化させます。
2 地域のブランド力を高め、観光や産業誘致などにおける都市の競争力を高めます。
3 少子化が進む中、若者をひきつけ、人口の集約を促します。
4 芸術文化への理解により、景観などへの意識が深まり、まちが美しくなります。
5 まちづくりのための市民の活動が活発になります。
第3節 策定の目的
 私たちのまちは、平成18年から平成22年にかけて、宝飯郡4町と3度の合併を経て、人口18万人の新豊川市となりました。
 このため、新市としての一体感を醸成することが喫緊の課題となっていますが、その解決に文化芸術が果たす役割は大きいと考えます。そのために、これまでの地域における市民の自由な文化活動を尊重しつつも、それぞれのまちで独自に行っていた文化政策を見直し、新豊川市として拠り所とすべき新たな体系を策定する必要があります。
 いま社会が重厚長大産業から知的産業の育成に大きく転換しているなかで、芸術家が地域に暮らし、優れた創造活動を行うことは、重要な産業投資であると考えられます。まずそのような文化の可能性を豊川市として認識し、環境を整える必要があります。
 またそれとは別の視点で、市民の芸術活動をけん引するために、芸術家や芸術集団との協力や、連携した事業の展開も必要です。
 以上のことから、豊川市は文化政策を“未来への投資”として位置づけ、市民との協働により、豊かな文化環境のまちへの指針として「とよかわ文化芸術創造プラン」を策定するものです。
第4節 策定体制
市民ワーキングチーム
 策定作業を進めるにあたっては、行政が単独で行うのではなく、市民と一緒になって豊川市の文化芸術の将来像を創りあげることが重要です。そこで広く「豊川市を文化芸術で元気にしたい」という思いを持つ人を公募し、その他に「豊川市文化のまちづくり委員会」の委員、文化施設の利用者やサポーター、文化関係団体の代表などのメンバーを加えて、23名からなる「市民ワーキングチーム」を結成しました。
 市民ワーキングチームは、自治体の文化政策や市民活動に造詣の深い、名古屋大学大学院清水裕之教授の助言をもとに、合併した新豊川市を知ることからはじめ、文化政策の先進地や、セミナーに参加するなど、平成22年8月から平成23年10月までに14回ものワークショップ(注)を重ね、意見を集約しました。そこでの多くの提案がプランに反映されています。
 作業部会
 市役所には、文化施策を所管する文化振興課のほかに、文化に関係する業務を手がける課がいくつかあります。そうした課の担当者による「作業部会」を立ち上げ、市民ワーキングや事務局(文化振興課)から出た、さまざまな施策の可能性や課題などについて検討しました。
策定委員会
 「とよかわ文化芸術創造プラン」についての最終的な審議をする機関として、清水裕之教授を委員長とし、市内各団体の代表者と市役所内で関連する部の部長をメンバーとした「豊川市文化振興プラン策定委員会」を組織しました。策定委員会では、市民ワーキングチームや作業部会での経過に基づく貴重なご意見、ご提言をいただきました。
(注)ここでいうワークショップとは、指導者が一方的に伝えるのでなく、メンバーの自由な発想を優先させて意見集約を目指す手法を指している。その点で、第2章以下にあり用語解説に記したワークショップとは異なる。
第5節 「文化」の範囲
 文化の語が表す範囲は広く、それらをすべて示すことは簡単ではありませんが、国の法律や愛知県の指針を踏まえ、豊川市の現状を考え合せたうえで、本プランで扱う文化の範囲は、音楽・美術・演劇・ダンスなどの芸術、能楽・歌舞伎などの伝統芸能、民俗芸能、および茶道・華道などの生活文化に加え、豊川市の地域文化を含めたものとします。
 参考
 文化芸術振興基本法
 ・芸術の振興 文学・音楽・美術・写真・演劇・舞踏その他
 ・メディア芸術 映画・漫画・アニメーションおよびコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術
 ・伝統芸能 雅楽・能楽・文楽・歌舞伎その他の我が国古来の伝統的な芸能
 ・芸能 講談・落語・浪曲・漫談・漫才・歌唱その他の芸能
 ・生活文化、国民娯楽および出版物等 生活文化(茶道・華道・書道など)・国民娯楽(囲碁・将棋など)・出版物およびレコード等
 ・文化財の保存および活用
 ・地域における文化芸術の振興
 ・国際交流の推進
 文化芸術創造あいちづくり推進方針
 音楽・美術・演劇・舞踏・文学などの芸術、映像を始めとするメディア芸術、能楽・文楽・歌舞伎などの伝統芸能、民俗芸能および茶道・華道・書道などの 生活文化を総称して「文化芸術」と表現している。
第6節 位置づけ
 豊川市には現在、第5次豊川市総合計画があり、市における最上位の計画となっています。本プランはその文化振興の部分を受け持つ“文化芸術のマスタープラン”と位置づけます。また、豊川市民憲章を尊重した計画とします。
 参考
第5次豊川市総合計画
 豊川市の将来像「光と緑に映え、ゆたかで、住みよい、夢のあるまち」
 教育・文化の基本目標「あらゆる世代の人が豊かな心を育んでいます」
 生涯学習の推進と文化の振興の将来目標
 「地域の文化性が高く、多くの市民が生涯学習に親しんでいます」
 文化振興の将来目標実現手段
 「文化施設の整備」「文化事業の充実」
豊川市民憲章
 「きよらかな山河、輝く海、自然を守り住みよいまちに」
 「歴史に学び、明日を創る、文化の香りあふれるまちに」
 「健康で、はたらくことに夢をもち、力を合わせて豊かなまちに」
 「よい子、よい友、よい家庭、次代へつなぐ共生のまちに」
 「心を合わせてきまりを守り、安全で安心できる希望のまちに」
第7節 目標期間
 本プランの目標期間は、平成24年度を初年度とし、10年後となる平成33年度までを目標期間とします。そして概ね5年の経過をめどに、必要に応じて見直しを行います。
 また実現に向けては、短期3年、中期5年、長期10年、の3段階を設け、事業の推進計画を策定します。
第8節 評価
期間・内容
 本プランの事業についての評価期間と内容は、以下のとおりとします。
短期 ・プランに基づく事業の実施について検証します。
 ・センター機能の進捗状況を検証します。
 ・市民アンケートを実施します。
中期・短期と同様の項目について進捗状況を確認し、検証します。
長期・本プランの目標達成を検証します。
評価の方法、評価の機関
内部評価
 実施事業や施設の運営状況について、評価項目を作成し、単なる集客数、収支等に止まらない、質的なもの、量的なものの指標により評価します。
外部評価
 市民や専門家をメンバーとした評価委員会を設置し、評価を行います。
 また、市民アンケートを実施し、事業効果を検証します。
第2章 文化芸術をめぐる現状と課題
第1節 歴史的経緯と文化財
豊川市の成り立ち
 現在の豊川市は、戦後だけを見ても数次の市町村合併を経て形成されたものですが、140年ほど前の明治の初めには、80を超える数の村々に分かれていました。市域の歴史はさらに古く遡ります。中でも特筆すべき点としては、古代には国府と国分寺・国分尼寺の二寺がともに置かれた三河国の政治文化の中心地であったこと、遅くとも鎌倉時代の初めまでには「トヨカワ」の地名が用いられていること、戦国時代には東三河に名を馳せた牧野氏興隆の基礎をなした地域であったこと、江戸時代に入ると稲荷信仰のもとで豊川稲荷の名が広く知られ、また東海道の御油・赤坂の二宿が賑わいをみせたこと、そして昭和14年に開庁した豊川海軍工廠の影響で最初の豊川市が生まれたこと、などがあげられます。
 歴史を語り伝える文化財
 歴史を語る資料となるのが文化財です。現在、市内には財賀寺の仁王像(金剛力士像)をはじめとする、14件の国指定文化財があり、そのほかにも多数の文化財があります。中世の寺院建築として有名な三明寺の三重塔や、寺院に納められた仏像・仏画にみるように、文化財の多くは現在まで信仰の対象にもなっています。
 土地と不可分である記念物としては、古くは縄文時代の貝塚に始まり、古墳や城跡など各時代の痕跡が豊富に残されています。また、樹齢が千年を超えるほどの樹木や希少な動植物があるように、豊かな自然にも恵まれています。
 そしてそこに住む人々にはさまざまな伝統が伝えられてきました。「田遊」や「笹踊り」などには中世からの様式をとどめるものがあり、江戸時代に始まる踊りや地歌舞伎のように、まさに住民に伝えられてきた芸能も少なくありません。
 宝飯郡4町との合併
 このような貴重な文化財は、長い歴史を経て現在に伝えられたものですが、近年の出来事としては、いわゆる「平成の大合併」を忘れることはできません。
 豊川市は平成18年に一宮町と、同20年には音羽町・御津町と、さらに同22年には小坂井町と順次合併を行い、旧1市4町は4年をかけてひとつの市となりました。本プランの策定も近年のこうした動きの中で求められてきたもので
第2節 文化環境の現状
ホール・ミュージアムについて
1 設置状況
 現在市内にあるホール・ミュージアムは5施設で、県や国が設置するものはなく、いずれも本市が設置しているものです。
 5施設のうち、音楽や演劇など、主に舞台を用いた公演で使われるホール施設としては、豊川市文化会館、豊川市音羽文化ホール、豊川市御津文化会館、豊川市小坂井文化会館の4施設、美術や歴史の展示事業の企画・開催や市民の絵画作品などの発表の場となる展示施設として桜ヶ丘ミュージアム1施設となっています。各施設は合併前の自治体が保有していたものを引き継いでいます。
 なお、旧一宮町文化会館は、合併後、生涯学習会館として位置づけられました。
 ただし、ホール・ミュージアムは会議室等を併設していて機能は単一ではなく、音羽文化ホール以外は展示機能も備えています。また、桜ヶ丘ミュージアムは美術館・博物館としての役割を持ち、展示のみでなく収集・保管に関する機能も担っています。
2 維持管理
 ホール・ミュージアムの管理体制ですが、豊川市文化会館では指定管理者制度を導入しており、他の4施設は直営で管理を行っています。この点も合併前の状況を踏襲したものです。ただし、指定管理の場合でも、使用料収入は設置者である市の歳入となる方式をとっているため、予算措置的な観点からは直営施設との間に根本的な違いはありません。実際の予算額は年度ごとに異なりますが、平成23年度の予算では、5施設の管理経費は総額およそ2億950万円で、一般会計の歳出に占める割合は、約0.38%となります。これに対し、施設からの使用料収入の見込みは、総額でおよそ3,330万円となっており、施設の維持には使用料収入のほかに、市税などの一般財源が充てられています。
 文化事業の財政状況
 豊川市では、ホール・ミュージアムにおいて市の主催で文化事業を展開しています。平成23年度のホール公演事業としては25事業を計画し、予算総額は約1,900万円です。大半は入場料を要する公演で、総額でおよそ1,410万円の収入を見込んでいます。
 25事業の中には?自治総合センターや?地域創造からの助成事業もあり、東三河演劇祭のような市民参加型や、ワークショップとして参加を募るものなど、実施形態を工夫して予算額以上の公演内容を確保するよう努めています。
 桜ヶ丘ミュージアムでは美術・歴史をテーマに8つの企画展を開催し、予算総額はおよそ1,430万円となっています。展示事業は有料のものが少なく、平成23年度は8事業のうち1事業だけですが、収入としては入場料と展示図録の売上を合わせて、約540万円を見込んでいます。また、美術館の役割として、美術資料の購入も予算の範囲内で行っており、平成23年度の予算額は350万円です。
 民間施設の状況
 豊川市には民営のホール施設はありませんが、音楽の演奏会などが寺院や店舗を会場として開催される場合があります。また最近では、民間でも作品展示用のギャラリーが増加する傾向にあり、個人やグループの作品発表の場として利用されています。公共施設ではできない作品の販売など、官民が相互に補完しあう状況ができつつあります。
 文化芸術に関する団体とそのニーズ
 市内には多種多様な文化芸術に関する団体があります。各団体がそれぞれの設立意図や目的のもとで活動を展開していることは、ホール・ミュージアムの利用状況をみるだけでも十分にわかりますが、個々の団体に関する情報は一律ではなく、行政として十分に把握できていません。ただし、?豊川文化協会を代表例とするように、複数の団体を束ねて成立しているものもあり、そこから個々の団体の活動を把握することが可能です。
 団体が多様であればあるほど、そのニーズも多様となります。上記のように既に多数の団体がある現状では、新規団体の育成もさることながら、既存団体の継続・発展も重要です。そのためには発表や練習のための会場確保が必要ですが、現状では利用の要望が増加しており、美術や書道などでは展示ギャラリーの、音楽や演劇などではホール・舞台の確保が難しくなりつつあります。
 他の分野との連携
 文化芸術を活用し、新たな産業の振興を図り、地域の活性化につなげる取り組みが、各地で始まっています。豊川市でも、豊川稲荷門前商店街での「いなり楽市」や、諏訪地区商店街の「おいでん横丁」に地元の中学生によるブラスバンドが参加し、事業を盛り上げています。
 一方で、教育や福祉などの分野では、NPO・ボランティアなどの市民レベルの活動はありますが、学校単位あるいは施設単位での連携が主体であり、文化芸術の活用が十分なされているとはいえない状況です。
 市民アンケートから見えてくること
 今回のプラン作成に伴って、市民を対象としたアンケート調査を実施しました。中学校区を単位に人口と年齢に偏りが生じないよう配慮したうえで、1,800名を無作為に抽出し、31の設問で文化への関わり方や公共施設の認知度などを中心に尋ねたものです。
 回答率は34.2%でしたが、「文化鑑賞をほとんど行わない」とした率が60%を超えるなど、市民の文化への関心や関わりは広範な広がりをみせているとは言い難い状況でした。また今後鑑賞したいと思う分野への回答では、クラシック音楽やミュージカル、日本の伝統芸能が上位を占め、よく知られた芸術分野に惹かれる傾向がみられました。
 また市内のホール・ミュージアムの認知度は、概して旧4町にあるものが低く、逆に旧豊川市にある施設は旧4町でも高い認知度を示していました。
 子どもと文化芸術
 学齢期の子どもが直接文化に触れる機会としては、学校単位で行われる「文化鑑賞会」などがひとつのスタイルといえます。ただし、その実施は学校ごとに異なるため、提供される分野、時期や回数は必ずしも一定とはなっていません。これは未就学児についても同じことがいえます。
 他方、桜ヶ丘ミュージアムで開催する企画展の内容によっては、学校を対象として観覧誘致を行うことがあり、一定の実績もあります。ただしこれは来館でしか果たせないという限界があり、地理的・時間的な制約があります。
第3節 文化芸術における課題
豊川市の文化芸術における課題としては以下の3点があげられます。
 ホール・ミュージアムの活用
 先に現状を紹介したように、現在市内にあるホール・ミュージアムは、従来旧市町の中心的な公共施設でしたが、その果たすべき役割について定められていません。しかし、結果的にひとつの市に複数のホールを持つことになった今、最も基本的な課題はこの点の明確化にあり、本プランにおける重要な視点です。アンケート結果からもわかるように、旧町の施設は市内に広く周知されていない現状があり、合併後の重要な課題である市域の一体化のためにも、今ある資産を十分に活用することが重要です。また各施設への交通アクセスの均等化も課題です。
 地域アイデンティティの形成
 施設面を離れたところでの課題としては、やはり新たなまちとしての一体感のもと、だれもが共有できる地域のアイデンティティの形成です。もちろんこれは一朝一夕にはできませんが、まず地元ならではの文化を掘り起こす目を持つことが必要です。このことから文化を介して人とのつながりが生まれ、継続的な連鎖が生じれば、さらなる発展の足がかりとなります。
 文化度の向上
 現状では、文化芸術に対する市民の関心や満足度は必ずしも高くありません。これらを向上させるために、まずは子どもへの視点を持つことが必要かつ有効と考えます。現在、学校などとの文化事業に関する連携は十分とは言い難く、大きな課題といえます。また福祉部門などとの連携についても同様の状況にあり、互いに無理のない範囲で、まず連携の扉を開くことから始める段階です。効果が現れるには時間かかりますが、市民の文化度向上のために長期的に取り組んでいくべき課題です。また、現在実施している各種の文化事業を広く市民に周知し、文化芸術への関心を喚起させることも大きな課題です。
第3章 文化芸術創造の方向性
第1節 基本理念
 豊川市は、合併により新たな一歩を踏み出しました。そして新たな市民となった一人ひとりが、それぞれのふるさととして誇りに思える豊川市となるために、心の栄養である文化芸術の果たす役割は重要です。
 一方で、市民が行政に求めるものは、これまでのような道路、水道、下水施設などのハードの基盤構造作りからソフトの基盤構造作りへと変化しつつあります。その意味で文化施設、人、そしてその活動の三要素を情報がつなぐというソフトの基盤をつくることが、文化政策として強く求められています。
 豊川市は、これから築く新たな歴史を輝かしいものとするため、未来への投資としてさらなる文化芸術の発展を目指し、次のように基本理念を定めます。
ハートをつなぎアートで育む未来、とよかわ
第2節 将来像
 本プランの計画期間は10年です。このプランで描く10年後の豊川市はどのようになっているでしょうか。
 そこでは、文化芸術に関する多くの情報が市民の身近にあり、自分に適した方法で手にする環境が整っています。市民一人ひとりが文化芸術を当たり前のものと受け止め、さまざまにつながって生き生きと生活しているでしょう。
 そして文化施設はそれぞれの役割を果たし、アーティストの活動を支えるとともに、地域の人とつながって、まちづくりの中核を担っています。また、文化芸術と他の分野が連携し、経済の活性化、生活環境の向上などが図られ、豊川市に住みたい、子育てをしたいという人が増えていることでしょう。
 豊川市は、子どもたちから高齢者まで市民一人ひとりが目を輝かせて、コミュニティの中で生き生きと暮らすとともに、世界を舞台に活躍するアーティストが生まれることを期待し、文化芸術の振興、創造、発信に取り組んでいきます。
第3節 基本方針
 このような文化芸術でつくる豊川市の将来像の実現のため、文化芸術を支える文化インフラストラクチャー(文化の基盤構造)の構築を目指し、次のような5つの基本方針を定め、基本理念の実現を図ります。
そだてる 文化芸術に親しむ人を増やし、文化の担い手を育てます
ささえる 市民・企業・芸術家・行政が力を合わせて文化の基盤を支えます
つなぐ 異なる世代・分野・地域、合併したまちを文化でつなぎます
つくりだす 新たな地域文化や文化芸術の場をつくりだします
すすめる さまざまな取り組みを総合的に進めます
 参考
市民ワーキングで考えた将来像
 10年後
 ・市民のなかで、「文化芸術」は特別なものではなく、日々の生活の中に当たり前に溶け込んでいます。人々は生き生きと生活しています。
 ・子供たちは、学校へアウトリーチにきたアーティストとのふれあいについて家で語らい、成果を家族に披露しています。アーティストが学校へ出向くことが定例化し、学芸会のレベルもぐんと上がりました。
 ・アーティストと市民との交流が当たり前になっています。
 ・ミュージアムや各ホールに求められる形がはっきりとし、それぞれの役割を果 たしています。
 ・市内各所のホールがあたかもひとつの館の大中小のホールであるかのような運営がなされ、市民との協働により組織のスリム化が進んでいます。
 ・地域のホールはコミュニティ施設の役割を果たし、人の足が途切れません。そこでは人と人とのつながりが、地縁のみでない、新しいコミュニティの広がりを作っています。ホールは地域の人にとってなくてはならない存在となっています。
 ・ホールはそれぞれの特徴を活かした事業を展開しています。そこをフランチャイズとするアーティストと手を携えて、さまざまな事業を創造、発信しています。
 ・ホール以外のたとえば市民病院などでのロビーコンサートが定例化するなど、ホール以外でのコンサートやパフォーマンスがたくさん上演されています。
 ・文化情報を入手、発信できるシステムが構築され、稽古場や発表会などを催すためのさまざまな相談、アドバイスを行える人材や場所が整っています。
 ・文化関連予算は人や地域への投資という考えが定着し、文化政策の有効性が認められています。
 ・一定のスパンでの評価を重ね、施設の有効利用や計画的な修繕により、安心・快適なホールが維持されています。
 ・観光に文化的付加価値が加わり、「行ってみたいまち、とよかわ」のブランドイメージができつつあります。
 ・豊川市での文化政策が地域のイメージアップに貢献し、豊川市に住みたい、住み続けたい、ここで子供を育てたいという人たちが着実に増えています。
市民ワーキングで考えた将来像
 30年後
 30年後の将来、幼かった子どもたちは大人になり、子どもの頃に文化芸術から受けた感動を忘れずにいます。親子で、また世代を問わず、良質な文化芸術と触れる環境が整っており、当たり前のように、ホールやミュージアム、図書館へ行く習慣ができています。
 かつて高校演劇を競った、若者たちの何人かはプロの役者となり、豊川市での舞台公演や、子どもたちへの指導を行っています。また、音楽家たちも育ち、多くのアーティストを輩出するまちとして、豊川市はあこがれのまちとなっています。
美しい自然の景観が守られ、町並みの魅力も増し、市民は豊川市の市民であることを誇りに思っています。
 子どもたちからお年寄りまで、目が輝き、コミュニティの中で生き生きと暮らしています。
第4章 課題と取り組み
そだてる
課題1 文化芸術に親しむ人の育成
 「劇場は、高級なものをやっていると思われたら最悪で、ちょっと劇場でも行って心を開放してこようか、と思ってもらいたい」「劇場って本当に面白くて、生活の重要な場でもあるし、心のよりどころにもなる。」(2011年7月29日毎日新聞「時代を駆ける」より)。ベルリンフィルの指揮をした日本を代表する指揮者で、兵庫県立芸術文化センターの芸術監督でもある佐渡裕さんの言葉です。現在、ホール・ミュージアムは市民一人ひとりが文化芸術に親しむ貴重な場所となっていますが、さらに、子どもから高齢者までさまざまな年代に適した文化芸術に接する機会を提供することで、文化芸術に親しむ人を増やします。
取り組み
 (1)ホール・ミュージアムから出て、アートをとどけるアウトリーチ事業や、アートを体験するワークショップなどの取り組みを充実させます。
 (2)いろいろな場所でのロビーコンサートを実施します。
 (3)解説を交えたレクチャーコンサートを実施し、ホールコンサートの楽しさを広めます。
 (4)美術品や歴史遺産などを鑑賞するため、どの年代にも分かりやすい学芸員解説等の充実を図ります。
課題2 子どもの時から文化芸術に親しむことのできる環境整備
 子どもたちが優れた文化芸術に接することにより、芸術を愛する心や感性をはぐくみ、豊かな情操を養うことが大切だとは誰もが認識するところです。しかし、現状では十分に文化芸術に関する体験事業が実施されてはいません。
取り組み
 (1)子どものころから文化芸術に気軽に触れ合うことのできる機会を増やすため、子どもや青少年を対象とした、展示事業や舞台公演を充実させます。
 (2)学校や青少年団体などと連携しやすい環境を整えます。
 (3)アウトリーチやワークショップなど少人数を対象とした体験型の事業を実施します。
 (4)学校が必要としているアーティストに関する情報を提供します。
 (5)合唱や吹奏楽等の練習に、ホールを利用できる環境を整えます。
 (6)児童生徒の美術等の作品展示について、桜ヶ丘ミュージアムの利用促進を図ります。
 (7)文化芸術やそのもたらす効果について理解を深めるため、学校や保育所・幼稚園等の教職員、保育士を対象とした研修の機会を設けます。
課題3 専門家との関わりを深める
 優れた文化芸術の担い手としてプロフェッショナルの存在が欠かせません。プロの芸術家と関わることで、同じ芸術を志すアマチュアだけでなく、広く市民の文化レベルの向上に効果があり、さらにプロのアーティストにも得るものがある方策が必要です。
取り組み
 (1)優れたアーティストによるフランチャイズ契約を結び、稽古や公演・展示の場所を提供します。アーティストは学校や福祉施設等でのアウトリーチ・ワークショップなどを実施し、積極的に市民との交流を図ります。
 (2)公共施設の空きスペースなどをアーティストの活動拠点とすることにより、定住化を推進し、アートと地域を結びます。
ささえる
課題1 ホール・ミュージアムを支え、主体的に文化に関わる市民の育成
 施設が地域の人にとってなくてはならない存在となるためには、その施設がどれだけ地域の人に愛されているかが重要です。
 旧宝飯郡のホール施設では、既にそれぞれNPO・ボランティアが活躍し、運営を支えており、ホール自体は市の建物ではあるものの、「自分たちのまちのホール」といった意識が根付いています。「私の○○ホールでいい企画があるよ」というように、「私のホール・ミュージアム」という意識を市民が持つことによって、そのホール・ミュージアムはかけがえのないものになります。
取り組み
 (1)それぞれのホール・ミュージアムに属するサポートボランティア間の交流を図り、横断的な応援体制をつくります。
 (2)市全体の文化サポーター組織を立ち上げます。
 (3)やりがいを持ってかかわることができるように、市民の才能を活かす仕組みをつくります。
 (4)演劇祭などの文化事業への参加を呼びかけ、ボランティア活動のきっかけをつくります。
課題2 文化活動団体等への支援の充実
 豊川市では?豊川文化協会の文化活動に対しての補助事業を始め、各種文化活動団体には、事業の後援や文化のまちづくり委員会と連携し支援を行っていますが、文化団体の継続的な活動や新たな活動を支え、活性化のため、さまざまな面からの支援が必要となっています。
取り組み
 (1)稽古場や楽器・道具を保管する場所の提供について検討します。
 (2)公演開催等のノウハウや、指導者の情報提供などさまざまな相談に応じます。
 (3)公共・民間での補助や助成事業について紹介し、手続きを援助します。
課題3 アーティストへの支援
 一律的な事業展開を見直し、独創的な手法を採用することも有効な方法です。先進的なアーティストを積極的に支援する事業などを展開することで、芸術分野の底上げを図るとともに、その環境に魅力を感じるアーティストを呼び寄せる効果も生まれます。直接的、間接的にさまざまな形でアーティストへの支援を考えます。
取り組み
 (1)アーティストに対する、住環境を含めた一体型の事業展開の可能性を探ります。(レジデンス契約による「芸術家村」の可能性)
 (2)市との提携事業等により、アーティストに発表の場を提供します。
課題4 市民に愛される施設へ
 ホール・ミュージアムの機能は単に鑑賞の場だけではありません。そこは市民が集う場所であり、またそうしたくなる場所であるべきです。今あるホール・ミュージアムの複合機能を活用するとともに、柔軟な利用方法を考えます。
取り組み
 (1)ホール・ミュージアムの職員は管理人という意識ではなく、利用者に寄り添う気持ちを持って、利用者に対する接遇の向上に取り組みます。
 (2)利用できる時間について検討します。
 (3)音羽文化ホールについて、椅子を格納できるホールの特徴を活かし、パーティやレセプション会場として使えるようにします。
課題5 ホール・ミュージアムの整備
 市内の代表的な展示施設である桜ヶ丘ミュージアムは、特にそのギャラリーの利用要望が多く、現在すでに会場確保に困難が生じています。また経年劣化による設備の老朽化が目立つ部分もあり、両方を解消するには一定規模の増床を含めた改修が必要です。貴重な作品や資料を保管するための収蔵機能も不足しており、改修に際しては併せて考慮する必要があります。
 その他の4つのホールにおいても、施設の機能を維持していくためには、計画的な修繕が不可欠ですが、今後は機能を高めるためや、利用の幅を広げるための改修についても検討します。
取り組み
 (1)桜ヶ丘ミュージアムの課題を解消するために改修を実施します。
 (2)安全・安心・快適なホール・ミュージアムを維持するため、ファシリティマネジメントの観点にのっとり、計画的な修繕計画を立案します。
 (3)社交ダンスや舞踊など用途に対応できるよう、音羽文化ホールの床の改修を検討します。
つなぐ
課題1 他の分野との連携文化芸術に触れることで、健康の増進や親睦を深める福祉的な効果や、観光施策と文化事業をタイアップさせることで集客増の相乗効果をあげるなど、文化芸術は他分野と連携することが可能です。このような特徴を活かすことで、より文化芸術を戦略的に活用できるようになります。取り組み
 (1)生涯学習施設での公演事業を引き続き実施します。
 (2)福祉施設等へのアウトリーチを実施します。
 (3)観光イベントの中に文化公演を盛り込むことや、観光イベントと文化事業の会場を隣接させるなど、多様な連携に取り組みます。
課題2 ホール・ミュージアムと他の施設との連携
 豊川市には広い意味での文化施設として、公民館・生涯学習会館や図書館などがあり、また各地区市民館などでも文化活動が行われています。それらの施設がもつ本来の役割に加えて、文化ホールや桜ヶ丘ミュージアムと連携することで、より大きな効果をあげる工夫が必要です。
取り組み
 (1)公共施設の立地や規模などを考慮し、互いが機能面で補完したり、情報の交換や発信を行うなどの相互利用をすすめます。
 (2)ホール事業や、ミュージアムの展示事業と図書館での企画を連携することで、相乗効果を狙います。
課題3 高齢者や障害のある人、外国人への事業展開
 高齢者や体に障害のある人が、演劇体験やダンス、絵画等での表現を学ぶことにより、驚くような才能を発揮することは広く知られています。すべての人には自分らしく、人間らしく生きるための文化を求める権利があり、人の持つ創造力は計り知れません。高齢者や障害のある人、外国人の文化活動への参加を促進します。
取り組み
 (1)ホール・ミュージアムのユニバーサルデザインを推進します。
 (2)外国人向けの文化情報を発信します。
 (3)福祉施設などに出向くアウトリーチ事業を実施します。
 (4)個々の状況に適したさまざまな手段・媒体を活用し、文化活動の情報を提供します。
課題4 情報の発信
 現在、各種文化事業の周知については、市の広報紙やホームページへの掲載、公共施設等へのポスターの掲示やチラシの配布が主な手段です。しかし市民アンケートからもわかるように、十分に文化事業についての情報が行き届いているとはいえません。新たな手段による情報の発信を推進します。
取り組み
 (1)従来の広報手段に加えて、携帯電話を利用するなど、新しい手法に取り組みます。
 (2)インターネットを利用した広報手段の拡充を図ります。
 (3)くちこみネットワークをつくります。
 (4)ホール・ミュージアムに市民の文化情報が集まる仕組みを構築します。
 (5)シティセールスや近隣市と連携した情報発信を実施します。
つくりだす
課題1 独自性の確立(地域資源の発掘)
 豊川市には佐奈川の桜並木や桜トンネルなど、地域の人が誇りに思い、大切にしている自然が多くあります。また、豊川稲荷をはじめとして、歴史的建造物や史跡公園なども少なくありません。こうした多くの人に認知されている資源だけでなく、隠れている資源を文化芸術の場として発掘し、活用することにより、文化芸術はより身近なものになります。たとえば病院や市役所のロビー、赤塚山公園などの施設も立派なステージ(場)になります。
 このようなハードとしての資源ばかりでなく、豊川市出身のアーティストや、プロオーケストラ出身者、優秀な指導者なども貴重な人的資源であり、才能に恵まれた若いアーティストの卵を発掘することも合わせて、活躍の場を提供します。
 このように地域の歴史や、魅力を文化芸術の観点から再発見することにより、豊川市のアイデンティティを確立し、発信していきます。
取り組み
 (1)歴史的建造物等においてのコンサート、ダンスパフォーマンス、伝統芸能などの実施に取り組みます。
 (2)若い地元のアーティストを発掘するため、情報を収集します。
 (3)豊川市ならではの演劇やミュージカル等を創造します。
すすめる
課題1 人材の確保と協力体制
 これからの文化政策は多岐にわたり、さまざまな施策を「未来を担う人」への投資として実施することが必要です。そのために行政は文化政策に必要な「人・場所・資金」の提供について、大きな責任があると考えます。
 また、文化政策を担う職員は、一定の専門知識を有すると共に、文化芸術の力を深く信じ、信頼される人材であることが重要です。
取り組み
 (1)ミュージアムにおける学芸員と同様に、音楽・演劇・ダンス等の舞台公演をマネジメントできる職員を育成します。
 (2)文化芸術でまちのイメージアップを図るため、組織を横断的に活用します。
 (3)学校や、福祉施設、市民病院などで、文化的事業をスムーズに実施するため、各課の連携を図ります。
課題2 効率化
 現在豊川市が保有している施設の維持管理には、多額の経費が必要ですが、管理の効率化を図ることで事業の充実につなげます。効率化の推進にあたっては、利用者へのサービスの向上を基本に、職員の配置なども考慮に入れ、従来の形態にとらわれることなく、自由な発想で取り組みます。
取り組み
 (1)地域との連携の確保や、個々の施設の独自性に配慮し、利便性の向上と効率的な運営を行います。
 (2)保守管理等の委託についてスケールメリットを活かします。
 (3)デザイン、データ処理などの分野については、臨時職員や有償ボランティアを活用します。
 (4)ホール・ミュージアムの効率的な管理形態について検討します。
課題3 財政基盤の確保
 今後経済の状況はますます厳しくなることが予想され、文化政策にかかる財政基盤の確保が大きな課題です。
取り組み
 (1)円滑な事業運営を図るため、国や県の補助・助成や、民間資金の活用を検討します。
 (2)事業や運営に対する市民や企業からの協賛・協力を得ることができるシステムを活用します。
課題4 総合的な文化政策を展開、推進を担うシステムの構築
 これまで、それぞれの分野で展開していた文化政策を横断的につなぎ、分野を越えてより効果的に推進していく仕組みがありませんでした。この仕組みを構築することで、本プランを総合的、効果的に実施していきます。
取り組み
 (1)文化芸術のコーディネート機能を持ち、地域の文化芸術の拠点となる、文化芸術のセンター機能を担うシステムを構築します。
 (2)上記システムを有効に機能させるための文化コーディネーターを育成します。
第5章 センター機能と文化コーディネーター
第1節 センター機能
 本プランにおける大きな特徴に、豊川市の文化芸術の拠点となるセンター機能の提言があります(第4章 すすめる 課題4)。センター機能が担う役割は「結束」と「発信」であり、施設管理などのハード面より、むしろきめ細かなソフト事業の展開です。
 結束
 (1)文化芸術に関する人・モノ・場所等の情報を整理し、それを必要とする人とを結びつける。
 (2)文化ボランティアのマネジメントを行う。
 (3)観光、福祉、教育等、異なる分野との連携、民間企業との連携、広域的な連携を図る。
 発信
 (1)文化芸術に関するきめ細かな情報を、センター機能のネットワークを活かして発信する。
 (2)学校施設等へのアウトリーチや、体験型のワークショップ事業を実施する。
 (3)コンサートなどの公演事業を実施する。
 今後センター機能を立ち上げるには、まず核となる人材を、文化事業に関わる既存の団体やボランティアグループから発掘する、あるいは市民から公募するなど、幅広く確保、育成したうえで、活動の拠点をつくり、センター機能の基盤を構築します。またその運営について、専門的な見地からアドバイスできる機関を関与させ、センター機能が実施した事業や活動について外部評価を行います。
 なお、行政とセンター機能の関係については、場所の提供や、財政的な面を行政が担うとともに、総合的に文化施策を推進するため、対等な立場で両者が手を携え、補完し支えあうことになりますが、センター機能が構築できるまでは、行政がセンター機能の役割を担っていきます。
第2節 文化コーディネーター
 センター機能がその役割を果たすためにはそこで力を発揮する人材が欠かせません。「芝居の稽古場に困っている」、「練習の成果を発表したいが、どうしたらできるのか」・・。こうした相談や、「アトラクションで演奏してくれるグループはいないか」などの要望に対し「どこかに演奏の機会がないか」と思っている人を紹介する、今後このような「つなぐ」役割を担う人、いわゆる「文化コーディネーター」が必要です。
 文化コーディネーターには、地域のさまざまな文化的需要に対して、適切に供給し、市民に文化活動について必要な情報を提供したり、アドバイスをする重要な役割があります。そのためには一定の専門知識のほかに、人を説得し、人的ネットワークを築くためのコミュニケーション能力や、文化芸術の力を深く信じる心が必要です。
 文化コーディネーターの具体的な役割としては、
(1)地元のアーティストに関する情報を収集する。
(2)多様な文化芸術を社会に紹介する場である、ホール・ミュージアムと市民をつなぐ。
(3)文化政策を遂行するため、アイディアを提供する。
(4)人的ネットワークをつくり、従来文化芸術と疎遠であった人たちをアートの世界へ導く機会をつくる。
などが挙げられ、さまざまな人が組織として総合的に役割を果たす仕組みが必要です。
 文化コーディネーターが育ち、役割を果たす段階に入った時点で、現在行政が担っている業務の一部を移行し、きめ細かく事業を展開することで、市民がいっそう文化芸術に親しむことができるようになります。
 文化コーディネーターを活用するために、行政が行うべき取り組みは、
 (1)文化コーディネーターの役割と必要性を啓発する。
 (2)文化コーディネーターの発掘、育成とともに継続的に働きやすい環境を整える。
 などですが、文化コーディネーターが育つまでは、センター機能と同様、行政がその役割を担っていきます。
第6章 担い手として期待すること
 本プランを実行し、実りあるものとしていくためには、多様な立場の人たちが、それぞれの役割を担っていくことが必要です。行政だけで推進するのではなく、互いに補い合う関係を維持することが重要です。
行政(市)
本プランを実現していくために、市が果たすべき役割は多岐にわたりますが、大別すると主体的に直接行う分野と、側面的に支援する分野に分けることができます。主体的分野では、施設の維持管理、事業の企画運営、人材の育成などがあげられます。他方、側面的に支援する分野としては、事業費助成や活動場所の提供など、柔軟な発想のもとで進める必要があります。そのほか他部門との連携については、行政組織を横断的に活用する発想や、広域展開を探ることなどはますます重要となる点です。
NPO・ボランティア団体
 市内には文化芸術の振興を目的として活動するNPOやボランティア団体がいくつか存在し、地域の中で、積極的かつ多種多様な文化事業を実施しています。こうした団体と行政が連携・協働することで、文化芸術への市民の意識の高揚を図ることができます。
また地域の伝統を支え、伝えることにおいても、重要な役割を果たすことを期待します。
アーティスト(芸術家)
 文化芸術の担い手として、アーティストの果たす役割は重要です。自身のパフォーマンスによる効果はもちろん、文化事業へのアドバイス、普及事業など多岐にわたる活動を担い、市民に及ぼす影響も大きいと期待します。
企業
 民間の視点で忘れてはならないのは企業です。現在、商工会議所などが文化事業を主催・共催することもあり、また支援活動も行っていますが、市内の企業に広範に広がっているとはいえない状況です。今後は企業がメセナとして行う支援や、自らが主体となる事業の展開を期待します。
研究機関
 大学等の研究機関が有する高度な専門知識や、技術の提供を期待します。豊川市においても、まちづくりの分野では実際に大学との提携も試みられており、今後の参考とします。
個人(ひとりの市民として)
 アーティストは表現者として文化芸術に深く関わり、また支える立場にあります。しかし、特別に創作活動や表現活動を行っていない市民も、一人ひとりが文化を楽しみ親しむこと、日ごろ文化情報への目配りを心がけることなどにより、文化芸術の担い手となります。
第7章 ホール・ミュージアムの使命
 豊川市は合併により、豊川市文化会館、音羽文化ホール(ウィンディアホール)、御津文化会館(ハートフルホール)、小坂井文化会館(フロイデンホール)の4館を有することとなりました。この4館を、大ホール、中ホール、小ホールを有する「豊川市文化ホール」という概念で考え、桜ヶ丘ミュージアムとあわせて、その果たすべき使命(ミッション)について明記します。
第1節 共通する使命
1 優れた舞台芸術・アートの鑑賞と交流の機会を提供します。
 ・舞台芸術やアートとの出会いを通じて、生きる喜びや感動を提供します。
 ・誰もが気軽に演劇や音楽、ダンス、造形芸術などを鑑賞できる機会を提供します。
 ・舞台公演・展示事業に関連したアーティストのワークショップやアフタートークなどを実施することにより、アーティストとの交流する機会を提供します。
2 豊川市独自の舞台芸術を創造し、地域の文化振興を推進します。
 ・舞台芸術の拠点として、作品づくりや稽古、発表の場を提供します。
 ・地域の伝統を再発見し、地域固有の文化の育成や発信を行います。
3 音楽や演劇、ダンス、造形等を体験することで、表現する喜びや楽しみ、むずかしさを体験できる機会を提供します。
 ・子供からお年寄りまで誰もが気軽に芸術に触れ、体験できるプログラムを提供します。
4 教育や福祉等の分野と連携し、子どもや青少年の健全育成、高齢者の元気の源となる事業を展開します。
 ・ホール以外にもいろいろな場所へ出向き、より多くの市民が文化芸術に触れる機会を提供するための拠点となります。
 ・文化芸術を通じて、子どもたちの表現力や想像力、コミュニケーション能力を養い、創造性を育みます。
 ・吹奏楽や合唱、演劇など、学校の部活動のレベルアップのための練習場所の提供をします。
5 市民や文化団体の主体的な文化活動を育成、支援します。
 ・市民や文化団体、NPO・ボランティアなどが舞台づくりに参加したり、自らの手で舞台を企画、運営、出演する機会を作ります。
 ・文化活動に参加する市民同士が交流し、活動を刺激する出会いの場を提供します。
6 ホール・ミュージアムの運営によって、豊川市の価値を高めます。
 ・ホール・ミュージアムによるさまざまな事業展開により、豊川市の存在を広くアピールします。
 ・豊川市を誇りに思える地域にするための牽引車の役割を果たします。
 ・生活の質や地域のブランドを高める事業、運営を目指します。
7 近隣の地域との連携や交流を図り、地域全体の文化芸術の振興を支えます。
8 ホール・ミュージアムの貸館利用者に対して、きめ細かいサービスの提供をします。
 ・利用者の声を聴き、利用者の視点に立った柔軟な運営を行い、利便性の高いサービスを提供します。
9 誰もが気軽に利用でき、快適な時間を過ごせる場を提供します。
 ・文化情報の拠点として、多方面からの情報の収集、発信を充実します。
 ・利用者に対して寄り添う気持ちを持ち、心地よく迎える接客マナーを心がけます。
 ・託児サービスをはじめ、きめ細かい利用者サービスを充実します。
10 訪れる全ての人が、安全に安心して利用できる施設環境と運営体制を整えます。
 ・ユニバーサルデザインの視点に基づき、安全管理の徹底を図ります。
 ・清潔で心地よい施設環境を整えます。
 ・設備の保守点検、メンテナンスを適切に行います。
第2節 それぞれの施設の特徴とその使命
桜ヶ丘ミュージアム
 桜ヶ丘ミュージアムは、当初昭和58年に豊川地域文化広場として愛知県と豊川市により多目的施設として建設され、一部は市の郷土資料館としての機能を果たしていました。平成6年にリニューアルを終えてからは「桜ヶ丘ミュージアム」の愛称で呼ばれるようになり、このときから、美術資料を収蔵・展示する施設としての役割も担っています。また同時に、美術系作品の制作活動やその発表の場として、広く市民に親しまれている施設です。
使命(ミッション)
・美術作品や歴史資料の鑑賞・学習の機会を提供します。
・貴重な作品や資料を収集・保存し、後世に伝えます。
・市民の広範な創作活動を発表するための「場」を提供します。
豊川市文化会館
 豊川市文化会館は、昭和53年に、市制35周年を記念して開館しました。席数1,328の大ホールと、452の中ホールをもち、ほかに会議室4室や展示室も併設しています。大ホールの規模が市内随一であることから、式典や大会、芸能発表や文化公演など、幅広く利用されています。また、だれでも利用できる喫茶室があることも、他のホール・ミュージアムにない大きな特徴です。
使命(ミッション)
・大ホールを活用し、大勢の集客を見込める事業を行います。
・市の中央にあることを活かして、市民参加の事業を行います。
音羽文化ホール(ウィンディアホール)
 音羽文化ホールは平成11年に旧音羽町役場との複合施設として開館しました。文化の発信拠点として、翼を広げていくようなホールとの願いを込めた「ウィンディアホール」の名前で親しまれています。音羽町時代から、ボランティア組織のサポートスタッフに支えられて事業を実施しています。また、開館半年後からは「ウィンディアホールせせらぎ」との協働によるロビーコンサート「せせらぎたいむ」も開催しています。
使命(ミッション)
・小ホール、可動席であることを活かして、芝居、ライブ等の事業のほか、パーティ会場とするなど新しい利用方法を広げます。
・立地条件から、和太鼓などの大きな音が出るものの稽古場として提供します。
御津文化会館(ハートフルホール)
 平成7年に400席の多目的ホールとして建設されました。図書館との複合施設です。「あったかハートに出会う場所」という思いのこもった、「ハートフルホール」の愛称で親しまれています。多くのボランティアに支えられ、事業の実施や会館の管理をしています。また、平成8年からロビーで行う「あったかハートのコンサート」も実行委員会との協働により実施しています。
使命(ミッション)
・高校演劇の会場であることをふまえ、演劇を主とした事業やジャズ・ダンスなど多目的ホールの特性を活かした事業を実施します。
・東三河演劇祭等、地元の演劇愛好者との協働による事業を実施します。
・リハーサル室や会議室など、部屋のバリエーションが多いことなどから、コミュニティ施設の役割を果たします。
・図書館との複合施設であることを活かして、連携した企画を実施します。
小坂井文化会館(フロイデンホール)
 平成6年に音響を重視した中規模のホールとして誕生しました。ロビーコンサートも市の中で最も早くから実施しており、JR西小坂井駅から徒歩3分という立地の良さから、豊橋方面からの利用も多い施設です。“喜びに満ちた”というドイツ語「フロイデン」から取ったフロイデンホールの名前で親しまれています。
使命(ミッション)
・東三河随一の優れた音響を誇るホールとして、良質のクラシック音楽を提供します。
・優れたアーティストとのレジデンス契約を結ぶなどして、アウトリーチやワークショップを実施して、クラシック音楽の拠点としての役割を果たします。
用語解説
アウトリーチ事業
 アウトリーチとは、本来、手を伸ばす、手を差し伸べる、といった意味であるが、芸術活動の場合には、芸術に接する機会や関心がない人に対し、興味を持っていただくためにアーティストがさまざまな場所に出向き、演奏や表現活動等を行うことをいう。
アフタートーク
 ホールでの公演を終えた後に、舞台上で演出家や出演者が観客に対し、公演の内容や制作の経緯等について話すこと。
NPO
 Non Profit Organizationの略で、「民間非営利組織」という意味。営利を目的とする企業などと異なり、利益を関係者に分配しないことを基本に、社会的使命の追及を目的とし、自発的な活動を継続して行う団体のこと。 「とよかわ市民活動活性化基本方針」より
シティセールス
 都市の特色や魅力などを地域内外に売り込むことによって、知名度や好感度を上げようとする取り組み。それによって、都市固有のイメージをつくり上げ、また地域を活性化する効果が期待できる。
創造都市
 創造都市とは、市民の創造活動の自由な発揮に基づいて、文化と産業における創造性に富み、同時に、脱大量生産の革新的で柔軟な都市経済システムを備え、グローバルな環境問題や、あるいはローカルな地域社会の課題に対して、創造的問題解決を行えるような『創造の場』に富んだ都市である。 佐々木雅幸著『創造都市への挑戦』より
地域アイデンティティ
 地域の独自性を高め、表現することにより、その地域の活性化を図ることをいう。「町おこし」や「村おこし」という言葉に象徴され、地域の独自性を実体化するとともに、地域内外への情報発信を行う。
豊川市の地域文化
 祭りや伝承など豊川市という地域と不可分の文化を包括的に表現している。その点では地域に住む人材自体も固有の文化の一部と考える。
ファシリティマネジメント
 土地・建物・設備といったファシリティを対象として、経営的な設備投資や管理運営を行うことにより、施設に係る経費の最小化や施設効用の最大化を図る経営管理の手法。保有する個別の施設の情報を統一的に把握し、全体での維持経費を平準化しながら経年の劣化に計画的に対応するような管理手法もその一部。
フランチャイズ契約
 ここでいうフランチャイズといわゆる活動拠点のことで、流通業界でいうフランチャイズ契約とは異なる。具体的には、市民に優れた芸術文化に触れる機会を創出するために、ホールなどを拠点としてさまざまな芸術活動を行うこと。
メセナ
 文化芸術活動に対する企業の支援のこと。一般的には、企業名などを冠した音楽会や美術展などを開催して直接的に支援する方法と、支援のための財団などを設立したうえで行う形態とがある。ただし、ここでは支援活動を広く捉え、企業が行なう協賛支援全体を指す。
ユニバーサルデザイン
 あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。
レクチャーコンサート
 主に初心者を対象として行なう、解説を交えたコンサート。例えば、クラシックであれば、演奏する楽曲や、使用する楽器、作曲家が生きた当時の時代背景などの解説を交えながら進行するコンサートの形態をいう。
レジデンス契約(アーティスト・イン・レジデンス)
 さまざまな芸術活動を行うアーティストを一定期間の滞在を伴う形で招聘し、その間に作品を制作・発表することで地域の芸術性の向上に寄与することをねらう事業のための契約。
ワークショップ事業
 ここでいうワークショップとは、音楽や演劇、美術などを扱い、市民が参加する体験型の講座のこと。講義を聴くスタイルでなく、専門家の指導のもと参加者自らが体験しながら作品制作などを通して芸術活動を学ぶ活動をいう。

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