パブリックコメント「豊川市住宅マスタープラン(案)概要」テキスト版資料
更新日:2013年1月4日
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パブリックコメントテキスト版資料
【豊川市住宅マスタープラン(案)の概要】
◇上位計画と関連計画
○国・県における住まい・まちづくりの方向
(1)住生活基本計画(平成23年3月)
(2)愛知県住生活基本計画(平成24年3月策定予定)
○豊川市の上位計画・関連計画
(1)第5次総合計画(基本計画改訂:平成23年3月)
(2)都市計画マスタープラン(平成23年3月)
◇豊川市の概況
○豊川市の概況
・人口は平成22年国勢調査では181,928人で平成27年にはピークを迎えるとともに少子高齢化が確実に進行
・世帯分離は進んでおり、世帯数は増加傾向
・市街化区域が21.7%で、そのうち住居系用途地域が61.3%
・土地区画整理事業の施行済み23箇所、施行中3箇所(1,242.5ha。市街化区域の35.7%)
・鉄道駅が19駅
○住宅・宅地の概況
・総住宅数は72,240戸(平成20年)。新築住宅着工戸数は1年当たり1,700~1,800戸
・所有形態では「持ち家」、建て方では「一戸建て」がともに約70%
・耐震性に問題がある昭和56年以前の住宅の割合は32.7%
・県営住宅10団地、1,440戸、市営住宅27団地、1,205戸
○アンケート調査(市民対象)の結果のまとめ
・住宅や周辺環境の総合評価:「満足」「やや満足」の合計が約70%
・子育てや高齢者の居住にかかわる住宅・周辺環境の満足度では、「買い物・通院などの日常生活の便利さ」、「公園・保育施設などの子育て環境」、「耐震性・耐火性」がそれぞれ50%以上、「犯罪の心配がない安全な環境」、「バリアフリーへの対応」が50%未満
・豊川の魅力を増す方向で多いのは「病院や福祉施設に便利」、「生活環境全般が良好」、「買い物に便利」
○ヒアリング調査結果(団体・事業者等)
・市民の戸建て持ち家志向が強い
・豊川市内にはアパートが増加したが、新築空室が目立つ
・高齢社会へ対応した住宅づくり、戸建て空き家対策、戸建て住宅建設等のための用地の確保、定住対策などを要望
住まい・まちづくりのための政策課題
1.都市の持続性を高めるために
定住人口の確保定住人口の確保/世帯分離に対応した良質な住宅供給
2.高齢者や障害者、子育て期の家族が住みやすい環境の形成
安心な居住/住宅のバリアフリー化の促進/子育て世代が安心して住めること/多世代の居住と交流
3.セーフティネットとしての住まいの確保
老朽市営住宅の建替/民間賃貸住宅のストックの活用
4.安全な環境確保のための防災や防犯などの対策
大規模地震等に備えた住まいづくり/防犯、交通安全の推進
5.良好なストックの形成と活用
増加が予想される空き家対策の検討/都市機能の利便性向上や居住地としての魅力づくり/ライフステージに応じて住み替えが円滑にできるしくみづくり
6.水と緑の環境を活かした質が高い住環境の形成
自然、文化の魅力と都市魅力の創出/地区の特性に応じた良質な住まい・まちづくり/良好な環境や景観の住宅地の形成
7.多様なライフスタイルを実現できるまちづくり
環境負荷が低い住宅や住み方の普及/豊川ならではのライフスタイルの実現の支援
8.市民、事業者とともに進める住まい・まちづくり
住宅市場の活性化/住まい・まちづくりのための協働の取り組み
基本理念(第5次総合計画/都市計画マスタープラン/新市民憲章)
≪基本理念のキーワード≫
次代へつなぐ/夢を持つ、夢のある/住みたくなる/水と緑/快適な/快適な/
住みよい・暮らしやすい/安全・安心/次代へつなぐ
≪基本理念≫
次代へつなぐ 心豊かで安全・安心して暮らせるまち
~みんなできずく 自然とまちが調和した豊かな住まいづくり~
【重点プログラム】
◆喫緊の課題
○強く求められる防災対策
○少子高齢化、人口減少への対応
災害にも安心プログラム
◆考え方
大規模な地震対策、応急措置や復旧対策について、市民や事業者、行政等が長期に地道に取り組む
◆3つの大きな取り組みの展開
今までの事業を組み合わせ、新規事業も展開
◆展開方針
3つの取り組みを発展させながら螺旋(らせん)を描くように各取り組みをつなぎ、継続的な改善を繰り返す
1.誰もが安心して暮らせる住まい・まち【基本目標】
◆地震対策、防災・防犯、市営住宅
≪目標指標≫
・住宅の耐震化率
・市営住宅の改築率
【基本方針】
1.地震など災害に備えた住まい・まちづくり
2.犯罪に強い住まい・まちづくり
3.セーフティネットとしての市営住宅の整備と居住支援
【施策】
施策1-1 住宅・住宅地の耐震化促進
施策1-2 地域における防災・防犯対策と安全確保の推進
施策1-3 市営住宅の整備と居住支援
2.ライフステージに応じた暮らしができる住まい・まち【基本目標】
◆子育て支援、高齢者の居住支援、多様な居住ニーズへの対応
≪目標指標≫
・60歳以上が住みよいと回答した割合
・コミュニティバスの利用者数
【基本方針】
1.快適に安心して子育てができる環境づくり
2.誰もが安全・安心に過ごすことができるまちづくり
3.新たな暮らし方ができる住まいづくり
【施策】
施策2-1 快適に子育てができる環境整備
施策2-2 高齢者や障害者が暮らしやすい環境整備
施策2-3 人にやさしいまちづくりの推進
施策2-4 ライフステージに応じた居住支援
3.環境と共生し快適に暮らし続けられる住まい・まち【基本目標】
◆ストックの活用、良好な住宅の供給、環境共生
≪目標指標≫
・住宅や周辺環境の満足度
・太陽光発電を行っている住宅数
【基本方針】
1.ストックを有効活用した住まいの提供
2.快適に住み続けることができる戸建て住宅の供給
3.環境にやさしい住まいとライフスタイルの普及
【施策】
施策3-1 まちなか居住の推進
施策3-2 ストックの改善と居住の促進
施策3-3 良好な住宅地の形成促進
施策3-4 環境にやさしい住宅の整備
4.地域特性を活かし受け継がれる住まい・まち【基本目標】
◆地域固有の資源活用、コミュニティ再生、多様な主体との協働
≪目標指標≫
・豊川市に住む魅力を感じる市民の割合
・町内会の加入率
【基本方針】
1.豊川らしさを活かした住まい・まちづくり
2.快適な居住を支えるためのコミュニティの再生
3.事業者、市民活動団体、地域が連携した住まい・まちづくり
【施策】
施策4-1 景観形成と水と緑のうるおい創出
施策4-2 豊川の居住地としてのブランド形成
施策4-3 まちづくり活動の育成とコミュニティの再生
施策4-4 協働による住環境整備と居住支援
計画推進の考え方
≪計画の進行管理≫
1.施策の推進
2.重点プログラムの推進
3.計画の見直し
≪計画の推進体制≫
1.市民の役割
2.事業者の役割
3.行政の役割