このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
豊川市 きらっと☆とよかわっ!
  • 音声読み上げ・文字拡大
  • モバイルサイト
  • English
  • Portugues
  • Espanol
  • 中文
  • Tiếng Việt
  • サイトマップ
  • くらし・手続き
  • 子育て・学校
  • 催事・文化
  • 公共施設
  • 市政情報
  • きらっと☆とよかわっ!
サイトメニューここまで


本文ここから

「広報とよかわ」2011年6月1日号 テキスト1

更新日:2013年1月4日





特集


ストップ・ザ・鳥獣被害


 近年、日本各地で野生生物による鳥獣被害が大きな社会問題になっています。豊川市でも山間部を中心に、野生生物が農作物を荒らしたり、人に危害を加えたりする問題が発生しています。
 今回の特集では、農業だけにとどまらない鳥獣被害の現状と、その対策に向けた取り組みについて紹介します。
 詳しいことは、農務課(89-2138)へ、お問い合わせください。


鳥獣被害の現状
近年、市内でも野生鳥獣による被害が問題となっています。
どのようなことが起こっているのか、現状を紹介します。


鳥獣被害の実態
 市内では、野生鳥獣が農地に出没し、野菜や果物を食べたり、田畑を荒らしたりする被害が多く発生しています。出没する野生鳥獣は、主にイノシシ、ニホンザル、ニホンジカなどで、イネ、ミカン、ダイコンなどの作物に深刻な被害をもたらしています。
 農作物への被害は、平成八年ごろから、市内で急激に増加し始めました。そして、その被害総額、被害面積は年々大きくなるばかりでなく、農作物以外にも、畑や水路敷、広範囲にわたるイノシシによる林道脇の地面の掘り起こしによる陥没被害なども、数多く発生しています。
 また、かわいい姿に反してとても凶暴で、伝染病などを持っている場合のあるアライグマや、農作物に穴を開けたりゴミを荒らしたりするカラスによる被害も、大きく増えています。


鳥獣被害の原因
 なぜ、このような鳥獣被害が問題となってきているのでしょうか。
 野生鳥獣による被害は、農耕民族である日本では昔から見られ、昔話には、サルやシカ、イノシシ、クマなどが数多く登場します。しかし以前は、里山と接し、林に囲まれた耕作地に顕著であった野生鳥獣の被害が、近年はその範囲を広げています。原因の一つに、暖冬などの環境の変化で、野生鳥獣の生息適地が拡大し、野生鳥獣が個体数を増加したことがあげられます。
 また、農家の担い手不足による耕作放棄地の増加も大きな原因の一つです。これは、野生鳥獣にとっての格好の生息場所や隠れ家となるため、農地に出没しやすくなります。さらに、狩猟者の高齢化に伴い、狩猟人口が減少し、狩猟機会が減ったことなども要因となっています。


鳥獣被害の新たな課題
 これらの鳥獣による農作物への被害は非常に深刻ですが、近年はさらに新たな問題が出てきました。それは、住宅周辺など、まちなか近くに野生鳥獣が出没することです。
 昨年十月には、中心市街地である諏訪地区に野生のサルが迷い込んできて、数日にわたって周辺を徘徊し、民家の干し柿を食べてしまったこともあります。
 また、御油地区ではハクビシンやアライグマが出没し、飼っている金魚やコイを食べてしまうことも、たびたび起こっています。 さらに、千両地区や御油地区などでは、民家の屋根や庭先にサルやシカが出没し、保育園の園児をおびえさせたり、自動車との接触事故を起こしています。
 このように、住宅周辺などのまちなかに出没することにより、人に対する危害が懸念されているのです。


被害防止のために
 増え続ける鳥獣被害を防止するために、当初は個々の農家が個人で対策をし、被害の軽減に努めていました。しかし、個人での被害防除には限界があり、根本的な対策にはならず、被害の軽減にはつながりませんでした。
 そこで、集落(共同体)で協力し、組織として、鳥獣被害を防止するための対策を行うことが必要になったのです。


市内で見られる有害鳥獣の生態と特徴
 市内で多く見られる有害鳥獣である、イノシシ・ニホンザル・ニホンジカの主な生態と特徴です。山間部だけでなく、まちなかに出没することもありますので、気をつけましょう。


イノシシ
生態/昼夜を問わず、エサを求めて活動する。行動範囲は2から3平方k。田畑周辺の耕作放棄地を行動の拠点にしていることが多い。
特徴/雑食性で、何でも食べる。跳躍力にすぐれ、助走しながら、1から2の高さを乗り越える。鼻の力が非常に強く、鼻で50kgぐらいの石を簡単に動かすことができる。


ニホンザル
生態/主に日中に行動する。休息、睡眠、毛づくろいなどの社会行動を織り交ぜながら一定の行動域の中で移動し、食物を摂取する。
特徴/雑食性で、果実、植物の葉、芽のほか、昆虫などを食べる。学習能力は極めて高い。新しいものや状況、場所を警戒するが、一旦慣れてしまうと大胆に行動する。


ニホンジカ
生態/昼夜を問わず行動する。昼間は主に森林の中にいて、夜間に農耕地や草地などに出る傾向がある。
特徴/主に植物を食べる。食性の幅が広く、水稲、大豆、飼料作物などあらゆる農産物が被害を受ける。ほとんど助走せずに1.5以上の障害物を飛び越えることができる。また、防護柵などはくぐり抜けることが多い。


市内で撮影された被害記録写真
 市内で撮影された、野生鳥獣による被害を記録した写真です(すべて平成二十二年撮影)。


写真1 サルによって食い荒らされたダイコン(千両町にて撮影)
写真2 破られたネット(千両町にて撮影)
写真3 イノシシによって食い荒らされたミカン(御津町にて撮影)


被害対策の取り組み
野生鳥獣による被害は年々深刻になり、個々の農家による対策では限界が生じてきました。
鳥獣被害に立ち向かう地域の駆除組合が発足し、市でも、さまざまな関係機関と協力して、対策を行っています。


鳥獣被害防止へと立ち向かう動き
 市では関係機関と協力し、豊川市鳥獣被害防止対策協議会を設立しました。これは、野生鳥獣の侵入防除対策や捕獲体制の強化、地域の駆除組合の設立の推進などを行っています。
 組織的に活動することにより、鳥獣被害の情報が共有化でき、防護ネットや捕獲おりなどを共同で設置できるようになりました。また、設置後の維持も効率的になりました。
 しかし、鳥獣被害防止への動きは始まったばかりで、捕獲などの一定の成果は出ているものの、まだ軽減には至っていません。今後も一層の対策強化を図り、軽減を目指します。


●インタビュー
実際に、それぞれの地域で鳥獣被害対策を行い、日々奮闘されている方の声を紹介します。


豊川市長沢町有害獣類駆除組合
小野博史さん(長沢町)


御津金野地区有害鳥獣対策協議会
平松善和さん(御津町)


実際にどのような被害が起こっていますか?
平松 農作物では、イノシシがイネを食い荒らしたり、シカがムギやマメを食べてしまう被害が出ています。
効果があった対策は何ですか?
小野 イノシシやシカに対してはワイヤーメッシュ(鉄製防護柵)で山との境界を囲み、地域ぐるみで防護するのが効果的でした。
現在困っていることなどありますか?
小野 わななどを設置して、野生鳥獣を捕獲していますが、捕獲した後の処理が最も問題です。処理場が限られているということと、処理できる人が少ないためです。
今後はどうしたらよいでしょうか?
平松 今後は若者や農家以外の人も一緒になって考え、新たな取り組み方を検討する必要があると思います。
最後に、鳥獣被害の防止に必要なことは何ですか?
小野・平松 まず、多くの人に野生鳥獣の被害について現状を知り、関心を持っていただくことが、第一歩だと思います。そして、単に捕獲するだけでなく、野生生物とそれ以外の生き物との「共生」という新たな付き合い方が、必要ではないでしょうか。


市の鳥獣被害対策を紹介します


・豊川市鳥獣被害防止対策協議会
 平成21年3年、農務課、県東三河農林水産事務所普及課、JAひまわり、豊川市猟友会、豊川市農業委員会、地域代表が中心となって設立し、以下のような鳥獣被害の防止対策を行っています。
(1)捕獲おりの設置
 協議会で捕獲おりを購入し、各地域に設置しています。設置・管理はわな免許保有者が行っています。
(2)防護ネットの設置
 地域の駆除組合や地元有志が有害鳥獣対策(主にイノシシ)として、防護ネットを設置しました。
(3)追払いグッズの貸し出し
 サルが多発する地域へ、エアガン、スターターの貸し出しを行っています。


・農作物鳥獣害対策講演会
 講師に専門家を招き、有効な防除対策や捕獲檻などの設置方法などについて学ぶ講演会です。市民を対象に、毎年年に1から2回程度開催し、地域では徐々に成果が出始めています。


・サル追い払い隊(有害鳥獣パトロール)
 追い払いとは、農地や集落に出没する野生鳥獣に対し、人がさまざまな手段を用いて山へ追い払うことです。特にサルに対しては「人馴れ」が進んでしまうため、根気よく追い払う必要があります。そこで、サルの出没が多発する地域を中心に、銃の免許を所有している人を雇用し、パトロールを実施しています。


・補助制度
 市内に住居を有し、かつ市内に農地を有する農家を対象に、以下の補助制度があります。
(1)電気柵の購入費補助
 経費の4分の1以内とし、上限は10万円とします。購入前に農務課またはJAひまわりへ、ご相談ください。
(2)捕獲おりの購入費補助
 経費の2分の1以内とし、上限は10万円とします。購入前に農務課へ、ご相談ください。
(3)わな免許取得補助
 平成23年度からわな免許を取得する人に対し、講習会費用を補助します。


・小型捕獲おりの貸し出し
 小型鳥獣(ハクビシン・アライグマなど)による農作物被害に悩まされている農家に、小型捕獲おりの貸し出しを行っています。


有害鳥獣駆除の報奨金制度があります


 地域の駆除組合などが野生鳥獣を捕獲した場合、一頭あたり定額の報奨金を交付します。
 捕獲対象はイノシシ・サル・シカ・ハクビシン・アライグマで、交付対象は駆除組合などの組織です。ただし、サルによる被害の多発に伴い、平成二十三年度は特別に、サルだけは個人でも交付対象とします。
 詳しいことは、農務課へ、お問い合わせください。


鳥獣駆除報奨金制度


対象鳥獣報奨費交付対象
ハクビシン・アライグマ1頭につき2,000円組織に交付
イノシシ・シカ1頭につき3,000円組織に交付
サル1頭につき6,000円組織・個人に交付


カメラリポート 5月


3日 伊奈町で「新池公園」の開園式 名板の序幕やたこ揚げ大会を実施


 伊奈町内会の主催により、新池公園の開園式が行われました。公園の名称は、昔ここに新池という池があったことに由来しています。
 新池公園は、広さが約一・七ヘクタールで、運動広場や芝生広場、多目的広場などがあり、遊具も備えています。
 開園式では、名板の序幕のほか、たこ揚げ大会や花壇の花植えなどが行われ、子どもたちの楽しそうな声が響き渡りました。


3日 佐奈川・桜と菜の花 ウォークラリーを開催


 市観光協会は、佐奈川に架かる「であい橋」から「赤代橋」までの間でウオークラリーを開催しました。両岸約四キロのコースに三カ所のスタンプポイントを設置し、すべてのスタンプを集めた方にお菓子のプレゼントがありました。
 当日は肌寒く、桜の花は少なめでしたが、菜の花はきれいな黄色の花を川岸に広げていました。参加者は、休日のひとときを楽しんでいました。


9日 さわやかな春の風の中菟足神社の風まつり


 小坂井町の菟足神社では、満開の桜の下、春を呼ぶ伝統の風まつりが行われました。
 昼間に目にするのは珍しい手筒煙火と打ち上げ花火に続いて、大きな山車がまちに引き出されました。山車の上では小学生による稚児の舞が披露され、まつりに花を添えていました。
 夕闇に包まれるころから、打ち上げ花火や仕掛け花火などが行われ、春の夜空を彩っていました。


15日 「とよかわ就農塾」が被災地に義援金を送る


 豊川市農業担い手育成総合支援協議会が実施する、とよかわ就農塾では、受講生が栽培したキャベツを市役所正面玄関前において配布しました。その引き換えにお代を募金箱に入れていただき、東日本大震災の義援金として被災地に送りました。
 約三百玉のキャベツが、数時間ですべて配布されました。多くの善意が寄せられ、義援金の総額は五万三千九百五十四円でした。


いきいき広場 ハローピープル


市民活動団体紹介 集まれNPO


視覚障害者の自立に向けた
「はじめの一歩」を支援しています


 東三河視覚障害者自立支援協会(ビギン)は、視覚障害者の自立に向けたはじめの一歩を支援するボランティアの会です。
 メンバーの多くは視覚障害者ですが、健常者と力を合わせながら活動をしています。メンバーが持つ視覚障害者としての経験とノウハウが、わたしたちの活動を支える大きな力です。
 今年で結成から三年目を迎えましたが、視覚障害者のための点字教室とパソコン教室を毎月、定期的に開催するとともに、さまざまな研修会やイベントを企画運営しています。
 これまでに、白杖の使い方講座、盲導犬の体験会、点字の体験会、携帯電話の活用講座、料理教室などを開催してきました。
 本年度もこれらを継続するとともに、録音した図書を再生するデイジー再生機の講座など新たな企画にも取り組んでいく予定です。視覚障害の壁を乗り越えるためのはじめの一歩を、わたしたちと一緒に進めてみませんか。
 また、一緒に活動していただけるボランティアも募集しています。お気軽にお問い合わせください。


団体名:東三河視覚障害者自立支援協会(ビギン)
代表者:鬼塚孝子
(電話)83-0630(とよかわボランティアセンター・市民活動センター内)


健康習慣 私のとっておき


中条町 竹尾真弓さん(74歳)
人と地域をつなぐ健康づくり ピタ・コチョキャラバン隊


 わたしは、ピタ・コチョキャラバン隊としてボランティア活動をしています。このキャラバン隊は、市内の子どもたちに虫歯の怖さを知ってもらい、歯磨きがしっかりできるようになってもらおうと、平成十九年に結成されました。
 そして、六月の歯の衛生週間に、保健センターの歯科衛生士の方や、キャラバン隊の仲間たちと、市内の保育園や幼稚園を訪問しています。
 わたしたちの活動のテーマは「子どもの心を動かす」です。事前に企画会議を行い、寸劇をやったり、大きな紙芝居で絵を動かし変身させたりする楽しい企画を考え、「よし、ピタ・コチョみがきやるぞ」と思ってもらえるようにがんばっています。こうした努力の結果、子どもたちの笑顔や驚いた表情を見ると、喜びと元気をたくさんもらいます。
 また、ある保育園では、わたしが教員をしていたときの教え子に再会することができました。かわいい子どもたちやキャラバン隊の仲間、地域の人たちとつながるこの活動をこれからも続け、人と地域をつなぐ健康づくりを推進していきたいと思います。


私たちの学校自慢 スクールリポート!


長沢小学校 スクールリポーター 6年2組 小川脩介さん
「おしろやま班活動」などで
仲の良い学校づくりをしています


ぼくたち長沢小学校の自慢は、三つあります。
 一つ目は、一年生から六年生までの縦割り班で活動する、おしろやま班活動です。掃除、遠足、なわとび大会などをおしろやま班で行います。低学年と高学年がいっしょになって楽しく活動するので、違う学年の子とも友達になれます。
 二つ目は、児童会が中心となり、あいさつシャワー週間に取り組んだことで、全校のみんながだれにでもあいさつできるようになったことです。
 三つ目は、おいしい給食です。学校の給食室で調理員さんが一生けん命作ってくださる給食は、温かくてとてもおいしいです。特にあげパンは最高です。
 ほかにも学校林があったり、学校の前を音羽川が流れていたりします。長沢小学校は、みんな仲良く、自然豊かな学校です。


青春Sile Talk
岡田昌也さん(23歳)


 わたしは現在、大学院で考古学の勉強をしています。考古学に興味を持つようになったきっかけは、中学校の職業体験で経験した、土器の発掘です。
 発掘は気候に左右されたり、正確な記録が必要であったりと、体力と緻密さが求められますが、発掘した品々からはその当時の人々の息吹が感じられます。今後も楽しみながら、発掘調査を続けていきたいです。


わんぱくショット


ほのかちゃん
平成17年5月26日生まれ
森島一弘・朱美さんの長女
 保育園が大好きなほのちゃん。お料理やお菓子作りに興味津々だね。いつもお母さんのお手伝い、ありがとう。


快成くん
平成20年12月16日生まれ
松浦孝直・櫻子さんの長男
 いつもニコニコの笑顔でパパとママを幸せにしてくれてありがとう。優しくて元気いっぱいのお兄ちゃんになってね。

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで


以下フッターです。

豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
法人番号:1000020232076(法人番号について
Copyright © Toyokawa City. All Right Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る
AIチャットボット
閉じる