「広報とよかわ」2012年7月1日号　テキスト4

文化・芸術　文化リズム

郷土作家　中村正義展
～初公開を含む100点の個人コレクション～

　郷土を代表する画家・中村正義さんの展覧会を開催します。
　中村さんは現代日本画の新たな境地を切り開いた画家として全国に知られており、近年は東京と名古屋で大規模な回顧展が開催されました。
　本展は、彼を題材としたドキュメンタリー映画「父をめぐる旅」が今秋に公開されるのを記念して開催するものです。初公開を含む100点の作品を展示し、彼の知られざる画業をご紹介します。
　詳しいことは、文化振興課（電話）85-3775へ、お問い合わせ絵ください。

◆会期　8月2日から18日まで（月曜日は休館）
◆時間　午前9時から午後5時まで
◆会場　桜ヶ丘ミュージアム
◆入場料　無料

会期中の催し

■対談
　中村正義さんの長女・倫子さんと映画「父をめぐる旅」の監督・近藤正典さんによる対談です。

◆日時　8月4日（土曜）午後2時から
◆会場　桜ヶ丘ミュージアム
◆申し込み　7月6日（金曜）から、先着順に受け付け。直接、または電話で、文化振興課（電話）85-3775へ

■展示解説

◆日時　8月9日（木曜）・14日（火曜）の午後2時から
◆申し込み　当日、会場へ

関連企画
■常設展　夏休み企画「中村正義と仲間たち」
　「郷土作家　中村正義展」に関連して、彼とともに画家を目指した仲間たちの作品を展示します。

◆出品予定作家（敬称略・50音順）大森運夫、近藤文雄、高畑郁子、平川敏夫、星野眞吾
◆会期　7月10日から9月2日まで（月曜日は休館）
◆時間　午前9時から午後5時まで
◆会場　桜ヶ丘ミュージアム
◆入場料　無料

豊川海軍工廠展
　本展は、豊川海軍工廠関連資料や、戦争を体験された方が描いた絵画や市内に残る戦時下の暮らしを知る資料などを展示します。
　詳しいことは、文化振興課（電話）85-3775へ、お問い合わせください。

◆会期　7月21日から8月31日まで（月曜日は休館）
◆時間　午前9時から午後5時まで
◆会場　桜ヶ丘ミュージアム
◆入場料　無料

■展示解説
◆日時　8月7日（火曜）・12日（日曜）の午後2時から

劇団うりんこ公演「モモ」

　ミヒャエル・エンデ作の名作童話「モモ」を佃典彦による脚本・演出でお届けします。
　不思議な力を持つ少女モモが、「時間どろぼう」と戦い、人々から奪われた「本当の時間」を取り戻す冒険ファンタジーです。

◆日時　9月17日（月曜）午後3時開演
◆会場　御津文化会館（ハートフルホール）
◆入場料　一般＝2千500円（当日券は3千円）▽中学生以下＝1千円（当日券は1千500円）（全席指定）
◆前売券　7月15日（日曜）午前9時から、御津文化会館、桜ヶ丘ミュージアム、音羽文化ホール、小坂井文化会館、文化会館で発売。午前10時からは、プリオインフォメーションカウンターでも発売。
◆問合せ先　御津文化会館（電話）76-3720

ロビーコンサート

桜ヶ丘ミュージアム（電話）85-3775／音羽文化ホ-ル（ウィンディアホール）（電話）88-8010
御津文化会館（ハートフルホール）（電話）76-3720／小坂井文化会館（フロイデンホール）（電話）78-3000

せせらぎたいむ「モッキン☆パッキンわくわくサマーナイト」
8月25日19時00分～音羽文化ホール（ウィンディアホール）500円（お菓子、飲み物付き）、7月22日（日曜）から音羽文化ホールで前売券を発売
あったかハートのコンサート「Baroque Sax Solisten～まだまだ夏 Live！～」
9月17日19時00分～御津文化会館（ハートフルホール）500円（前売券はお菓子・飲み物、当日券は飲み物付き）、7月15日（日曜）から御津文化会館で前売券を発売

文化情報コーナー（7月16日～8月15日）
開催期日などは変更になる場合がありますので、あらかじめ電話でご確認ください。

アーティフィシャルフラワー優花そわか教室作品展7月1日～31日いっぷく亭無料、いっぷく亭（松山）（電話）84-0275
フェスティナ・レンテ合奏団創立30周年記念演奏会7月15日14時00分～ライフポートとよはし有料、大岩電話：0532-54-5446
第5回ポケットオペラ公演コーラスミュージカル「ピーターパン」7月16日14時00分～小坂井文化会館有料、伊藤（電話）78-3100
豊川閣寺宝館　平成24年夏季宝物展7月16日～9月11日豊川閣寺宝館有料、田南岳璋「富士登山の図」ほか、豊川閣寺宝館（電話）85-2030
小島ヨウ子　油彩展　7月16日～31日本宮の湯ギャラリー無料、本宮の湯（電話）92-1880
栄知村「えじそん」の作品展7月17日～22日ギャラリー「炭焼」無料、安藤090-1827-6644
第17回一宮アート展7月17日～22日桜ヶ丘ミュージアム無料、豊川文化協会美術部（鈴木）（電話）93-3574
アンコ-ラ・ムジカ第2回定期演奏会7月21日18時30分～御津文化会館　有料、中野090-4467-6819
第222回高学年部例会「子どもが少国民といわれたころ銀次郎とハルの場合」7月22日19時00分～一宮生涯学習会館会員無料、一般要入会有料、豊川おやこ文化の会（電話）86-6698
ぽこぽこ展2012とKENTAROU展7月24日～29日桜ヶ丘ミュージアム無料、荻野電話：0532-63-1048
第32回五十歩の会風景写真展7月24日～29日桜ヶ丘ミュージアム無料、伊丹（電話）75-3652
ティ-タイム音楽の会「夏の思い出」7月30日18時30分～明治珈琲館あらびか1,000円、尾崎（電話）84-3647
東上保育園作品展7月31日～8月5日ギャラリー「炭焼」無料、ギャラリー「炭焼」（電話）93-6006
二人のよろず写真展8月2日～15日本宮の湯ギャラリー無料、本宮の湯（電話）92-1880
壮心流創流106年全国大会8月5日9時00分～ライフポートとよはし無料、豊川文化協会剣詩舞部（本田）（電話）86-4782
市民呈茶（宗●顧客確認3●吉田流）8月11日10時00分～茶室「心々庵」一服300円、豊川文化協会茶道部（電話）89-7082

とよかわに伝わる民話・昔話を紹介します。
昔語りとよかわ

本宮山の天狗寄せ（豊川市上長山町）

　昔、ある村で本宮山総参りが行われ、砥鹿神社の神主草鹿砥近江守も村人たちと一緒に表参道を登りました。
　頂上が近い所で、空を仰いだ近江守が「天狗たちが迎えに出たか」と呟きました。驚いた村人たちも一緒に空を仰ぎましたが、何も見えません。すると、近江守は「ここから見てごらん」と村人を招きました。村人が近江守の衣のたもとを頭上に載せて空を仰ぐと、天狗たちが上空で円を描いて大勢飛んでいるのが眺められたそうです。
　このように、各地の霊山と同様に、本宮山にも天狗にまつわる話が伝えられています。

保健コーナー

電話番号はよく確かめて

・保健センター（電話）89-0610・健康福祉センター（電話）92-1388・音羽福祉保健センター（電話）88-7723
・御津福祉保健センター（電話）77-1500・休日夜間急病診療所（電話）89-0616・消防署（電話）89-0119
・豊川歯科医療センター（電話）84-7757・救急医療情報センター電話：0532-63-1133

けんこう広場

検診車によるがん検診・骨粗しょう症検診

期日・会場　下表のとおり▼内容・対象・負担金　胃がん検診＝40歳以上の方＝1,700円▽大腸がん検診＝40歳以上の方＝300円▽乳がん検診＝40歳以上の女性＝1,500円▽子宮頸がん検診＝20歳以上の女性＝1,100円▽前立腺がん検診＝50～69歳の男性＝500円▽骨粗しょう症検診＝30歳以上の方＝500円▼申し込み　7月25日（水曜）8時30分から、先着順に受け付け。直接、または電話（95-0075）で、保健センターへ▼その他　申し込みをされた方には、後日郵送で、詳細をお知らせします。
　また、乳がん・子宮頸がん・前立腺がん検診の受診間隔は、2年に1回です。

午前（全項目）午後（大腸がん、乳がん・子宮頸がん・骨粗しょう症検診だけ）
8月29日（水曜）　▽午前＝保健センター
30日（木曜）　▽午前＝桜ヶ丘ミュージアム　▽午後＝桜ヶ丘ミュージアム
31日（金曜）　▽午前＝健康福祉センター
9月1日（土曜）　▽午前＝保健センター
2日（日曜）　▽午前＝保健センター　▽午後＝保健センター
3日（月曜）　▽午前＝音羽福祉保健センター
4日（火曜）　▽午前＝桜ヶ丘ミュージアム
5日（水曜）　▽午前＝小坂井生涯学習会館
6日（木曜）　▽午前＝御津福祉保健センター
※午後の健診は女性だけ受診できます

つかもう元気会「ちから塾」

　いつまでも若々しく日常生活を過ごす方法を、仲間と一緒に活動しながら見つけませんか。
会場・時間・期日　下表のとおり▼内容　元気づくりの秘けつ、体力テスト、簡単体操、交流など▼対象　市内に在住のおおむね65歳以上の方▼申し込み　当日、会場へ▼問合せ先　介護高齢課（89-2173）

会場　御津福祉　保健センター保健センター小坂井文化会館ふれあいセンター
曜日月曜日火曜日水曜日木曜日
時間13時45分～15時00分9時45分～11時00分9時45分～11時00分9時45分～11時00分
期間　7月30日から11月19日まで
7月31日から11月13日まで
7月25日から11月14日まで
8月2日から11月15日まで
※祝日・8月13日～16日を除く

日本脳炎予防接種に未接種分がある方へ

　日本脳炎予防接種は、第1期（3歳から7歳6カ月未満）に3回、第2期（9歳から12歳まで）に1回接種します。現在、以下の接種を対象に、公費で予防接種を受けることができますので、該当する方は医療機関に直接、電話でご予約ください。
(1)7歳6カ月以上13歳未満の方の第1期の未接種分
(2)平成7年6月1日以降の生まれで、13歳以上の方の第1期と第2期の未接種分

食べ方と栄養の相談

　食生活の悩みや不安についてお気軽にご相談ください。
日時　7月24日（火曜）9時30分～、10時30分～▼会場　保健センター▼対象　食生活に疑問をお持ちの方▼相談員　管理栄養士▼申し込み　電話で、保健センターへ

こころの健康相談「ポラリス」

　心の悩みをなんとかしたい方やその家族の方、一緒に考える時間を持ちましょう。
日時　7月23日（月曜）13時30分～、14時40分～（1人1時間程度）▼会場　保健センター▼相談員　保健師▼申し込み　電話で、こころの電話相談専用電話（95-0783）へ

認知症を学ぶ会「わかば会」

　認知症について、さまざまな面から学び合っていきます。
日時　7月17日（火曜）13時30分～15時00分▼会場　保健センター▼対象　介護者、認知症高齢者に関心がある方▼申し込み　当日、会場へ

すくすく広場

育児相談

7月18日（水曜）音羽福祉保健センター
7月23日（月曜）保健センター
7月25日（水曜）御津福祉保健センター
8月1日（水曜）　健康福祉センター
8月14日（火曜）　小坂井生涯学習会館
受付時間　9時30分～10時30分▼内容　育児・生活習慣の相談、体重測定など▼持ち物　母子健康手帳、乳児の場合はバスタオル▼申し込み　当日、会場へ

プレママのバランスごはん塾

　ママにぴったりの栄養バランスと簡単レシピを、「手ばかり」などで紹介します。
期日　7月27日（金曜）▼受付時間　9時45分～10時00分▼会場　保健センター▼対象　妊娠中の方、産後1年未満の方▼申し込み　当日、会場へ

ママのための体操教室

日時　7月26日から8月9日までの毎週木曜日で全3回。10時00分～11時00分▼会場　健康福祉センター▼対象　平成23年12月、24年1月に生まれた子どもとその保護者▼定員　25組▼持ち物　運動のできる服装、タオル、飲み物▼申し込み　7月11日（水曜）8時30分から、先着順に受け付け。電話で、保健センターへ

子ども発達相談

　「言葉のことで心配がある」「落ち着きがない」などといった相談に、個別に応じます。
日時　7月25日（水曜）9時30分～（1人45分程度）▼会場　保健センター▼相談員　発達相談員▼対象　入学前の子どもとその保護者▼申し込み　電話で、保健センターへ

幼児健診

受付時間　13時00分～13時30分▼申し込み　当日、会場へ▼その他　1歳6か月児健診ではフッ素塗布があります。2歳児歯科健診でフッ素塗布の希望者は、640円（おつりのいらないように）が必要です

1歳6か月児健診
7月26日（木曜）保健センター23年1月11日から20日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ
8月7日（火曜）保健センター23年1月21日から31日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ
8月23日（木曜）保健センター23年2月1日から10日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ

2歳児歯科健診
7月12日（木曜）保健センター22年7月11日から20日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ
7月24日（火曜）保健センター22年7月21日から31日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ
8月1日（水曜）御津福祉保健センター22年8月1日から10日までに生まれた子ども　▽持ち物＝歯ブラシ

3歳児健診
7月17日（火曜）保健センター21年4月11日から20日までに生まれた子ども　▽持ち物＝・目と耳の検査用紙（自宅で検査し、健診受付時に提出）・採尿容器（健診日の10日前までに郵送。自宅で採尿し、受付時に提出）
7月25日（水曜）健康福祉センター21年4月21日から30日までに生まれた子ども　▽持ち物＝・目と耳の検査用紙（自宅で検査し、健診受付時に提出）・採尿容器（健診日の10日前までに郵送。自宅で採尿し、受付時に提出）
8月2日（木曜）保健センター21年5月1日から10日までに生まれた子ども　▽持ち物＝・目と耳の検査用紙（自宅で検査し、健診受付時に提出）・採尿容器（健診日の10日前までに郵送。自宅で採尿し、受付時に提出）

• 母子健康手帳、赤ちゃんノートの健康診査票、筆記具をお忘れなく。
• 受診日や会場の都合が悪い方は、保健センターへご相談ください。

とよかわのみーつけた
豊川市の観光資源を紹介問合せ先●市観光協会89-2206

万葉のロマンあふれる引馬神社

　現存する最古の歌集である万葉集に「引馬野ににほふ榛原入り乱り衣にほはせ旅のしるしに」という歌があります。この歌は大宝2（702）年、持統上皇の三河行幸に同行した長忌寸奥麻呂が詠んだ歌で、歌にある地名の引馬野の所在地には諸説があります。御津町御馬地区周辺は、かつて引馬野と呼ばれたという伝承があることからその一つとされ、引馬神社の名称は、明治新政府の神仏分離政策により牛頭天王社から伝承にちなんで替えられたものです。境内には、この歌ともう一つ万葉集にある高市黒人が安礼の崎を詠んだ歌を刻んだ歌碑があります。
　引馬神社は、正暦年中（990～995年）に京都の祇園社（現在の八坂神社）から神仏を移し祭られました。8月4日（土曜）・5日（日曜）に本祭りが行われますが、5日には鎌倉時代から伝わるという3人の若者が勇壮に踊る笹踊り、弁財天を除く他の六福神が、弁財天の使者である白狐とともに一列に並んで踊る七福神踊りが奉納されます。伝統芸能を見ながら、万葉のロマンに触れてみてはいかがでしょうか。

広報とよかわ　毎月1日・15日発行
●編集／秘書課●発行／豊川市役所［〒442‐8601　豊川市諏訪1丁目1番地／電話：0533‐89‐2111／ホームページhttp://www.city.toyokawa.lg.jp/］