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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2016年10月号(特集)

更新日:2016年9月30日

地域と個人の力が犯罪を防ぐ 防犯力の高いまちづくり

愛知県における刑法犯認知件数(警察が発生を認知した刑法犯の数)は、平成15年の22万6千件をピークに年々減少し、平成26年には、昭和59年以降で最少の件数となる約8万5千件となりました。しかし、全国的に見ると、発生件数は突出しており、住宅侵入盗(空き巣、忍び込みなど)や自動車盗は、いずれも全国ワースト1位です。また、近年では、高齢者を狙った新たな種類の詐欺が増加しています。
これらの犯罪から身を守るためには、一人ひとりが犯罪を防止する意識を高め、地域ぐるみで犯罪の起こりにくい環境をつくることが不可欠です。
今回の特集では、市民の皆さんの防犯意識を高めるため、個人でできる対策とともに、犯罪を防ぐために地域で活躍している方々の取り組みを紹介します。
詳しいことは、人権交通防犯課(89局2149番)へ、お問い合わせください。

豊川市の犯罪

豊川市で発生している犯罪について、被害状況と原因を紹介します。

平成27年に市内で発生した刑法犯認知件数は、1,432件でした。
犯罪の種類別で見ると、自転車盗が264件と最も多くなっています。主に、鉄道駅周辺で発生している一方で、住宅やアパートなどでも発生しており、その原因のほとんどが無施錠によるものです。また、住宅侵入盗や車上ねらい、自動販売機ねらいの増加に伴い、器物損壊の件数も多くなっています。
近年、特に深刻化しているのが、振り込め詐欺による被害です。過去3年間における1件当たりの被害額は、平均で500万円を超える高額なものとなっており、平成28年7月時点の被害件数は、昨年の1年間に発生した被害件数を上回っています。また、詐欺の手口は年々、巧妙化しており、市役所などの職員をかたって電話をしてきたり、還付金があることをうたって、お金を振り込ませたりする被害が発生しています。

豊川市の犯罪データ(豊川警察署より)

刑法犯認知件数の内訳
【犯罪の種類、年、発生認知件数】

  • 強盗、平成25年 5件、平成26年 1件、平成27年 9件
  • ひったくり、平成25年 2件、平成26年 4件、平成27年 5件
  • 恐喝、平成25年 7件、平成26年 5件、平成27年 2件
  • 車上ねらい、平成25年 142件、平成26年 67件、平成27年 95件
  • 自動販売機ねらい、平成25年 5件、平成26年 23件、平成27年 42件
  • 器物損壊、平成25年 253件、平成26年 207件、平成27年 230件
  • 自動車盗、平成25年 24件、平成26年 43件、平成27年 49件
  • オートバイ盗、平成25年 38件、平成26年 48件、平成27年 31件
  • 自転車盗、平成25年 344件、平成26年 322件、平成27年 264件
  • 住宅侵入盗、平成25年 132件、平成26年 115件、平成27年 123件
  • 住宅以外の侵入盗、平成25年 93件、平成26年 89件、平成27年 68件
  • その他の犯罪、平成25年 622件、平成26年 516件、平成27年 514件
  • 刑法犯総数、平成25年 1,667件、平成26年 1,440件、平成27年 1.432件

刑法犯認知件数の推移
【年、件数】

  • 平成25年 1,667件
  • 平成26年 1,440件
  • 平成27年 1,432件
  • 平成28年(7月現在) 880件

振り込め詐欺の被害件数と被害額
【年、被害額、被害件数】

  • 平成25年、約6,200万円、11件
  • 平成26年、約6,300万円、7件
  • 平成27年、約2,750万円、8件
  • 平成28年(7月現在)、約1,700万円、9件

地域での取り組み

地域の安全を守るために活躍する防犯ボランティア団体などの取り組みを紹介します。

平成28年7月現在、市内では地域住民で組織された34の防犯ボランティア団体が地域の安全を守るため活動しています。
防犯ボランティア団体では、街頭での交通安全啓発活動や、青色回転灯パトロールカーでのパトロールなどを行い、犯罪の防止に努めています。また、定期的に会員が集まり意見交換会を開催し、地域の問題点や改善点などについて話し合い、安全で安心なまちづくりに向けた計画を立てています。
その他、市内にある企業や事業所などの組合・団体では、店内に防犯ポスターやチラシを掲示したり、警察が開催する防犯講話に参加したりして、防犯活動に取り組んでいます。
こうして、各団体ができるところから活動することが、地域での犯罪防止につながっています。

地域で力を合わせて、犯罪をゼロにしたい
防犯ボランティア団体 三防会代表 太地捷平さん
三防会は、主に60歳以上の三蔵子地区の地域住民が中心となり、約60人の会員が活動しています。子どもたちの下校の見守りや防犯被害マップの作成、夜間には防犯パトロールを月に6回行っています。
これからも、事故や事件が起きないように、会員の力を合わせて、地域の安全を守っていきたいです。また、若い世代の方にも活動に参加してもらえるように呼び掛けていきたいと思います。

豊川防犯協会連合会 酒向優子さん
豊川防犯協会連合会では、町内会やボランティア団体などへ、イベントや講話の内容に合わせたグッズの提供や、振り込め詐欺にだまされないノウハウを収録したDVDを貸し出しています。詳しくは、豊川防犯協会連合会(89‐8818)までお問い合わせください。

市の防犯への取り組み

市では、地域の防犯力を強化するため、さまざまな事業を行っています。詳しくは、人権交通防犯課へお問い合わせください。

防犯カメラ設置費補助事業

平成27年度から連区・町内会などを対象として防犯カメラ設置費の補助をしています。

出前講座

警察署と協力して小学校や公民館に出向き、防犯に関する講話をする「出前講座」を小学生や老人会などを対象に随時開催しています。

防犯ボランティア団体活動支援費補助事業

団体の活動を支援するため、資機材や啓発品の購入などの活動費に対して補助をしています。

防犯ボランティア団体の結成や参加を希望する方を募集中!

地域の安全を守る防犯ボランティアとして活躍してくださる方を募集しています。

金融機関での取り組み

悪質な振り込め詐欺を防止する金融機関の取り組みを紹介します。

各金融機関では定期的に詐欺被害防止に関する講習会を開催し、警察署の指導のもと、実際の被害に基づいた声掛け訓練や事例報告などを行っています。また、警察から提供される最新の詐欺の手口や被害状況を各金融機関で共有し、チラシを店頭で配布するなど、いち早く利用者に周知する取り組みを進めています。
各店舗では、職員がフロアを巡回し、携帯電話を使用しながらATMを利用している方や、急ぎで現金が必要な方、高額の現金を引き出される方などに声掛けをしています。利用者の反応が不自然な場合や詐欺が疑われる場合は、警察に連絡したり、家族に確認したりするなど、積極的な声掛けにより被害防止に取り組んでいます。

振り込め詐欺を防ぐ最後の砦でありたい

豊川信用金庫 鈴木彩乃さん
私たち豊川信用金庫では、お客様との会話をたいせつにしています。会話の中から、お客様の不自然な言動に気付き、振り込め詐欺の被害に遭わないようにすることが私たちの使命です。高齢者の高額な振り込みや現金出金の申し出に対し、窓口で理由などを確認しています。
犯人は、金融機関の窓口で警戒されないように「家のリフォーム」や「葬儀費用」「孫の入学、結婚のお祝い」など、もっともらしい理由を話すよう指示しています。そういった場合でも、コミュニケーションをとっていると、会話の中から矛盾点がでてきて詐欺に気付くことがあります。少しでも不安に思った場合は、一人で判断せず、周りの家族やご利用の金融機関へご相談ください。
これからも、お客様のたいせつな財産を守る最後の砦として、がんばります。

これを覚えて、振り込め詐欺を撲滅しよう!

■在宅中でも留守番電話にする
犯人は声を録音されるのを警戒して電話を切るケースが多いです。

■税金の払戻金や医療費の還付などの話に乗らない
市役所の職員などが税金や還付金などをATMで操作させることは絶対にありません。

■第三者に現金を渡さない
高額の支払いをする場合は、基本的に現金でやりとりすることがないと再認識しましょう。

■必ず自分で調べた電話番号に掛け直す
市役所や銀行の職員をかたって、振り込みをさせるケースが増えています。電話を折り返す際は、自分で電話番号を調べて掛け直しましょう。
■こんなセリフに注意する

  • 医療費が返還されます。
  • 携帯電話を持って、ATMに行ってください。
  • 今日が手続きの期限です。
  • あなたの口座が犯罪に使われています。
  • ブラックリストに載っているので、手続きしないと大変なことになります。

皆さんと協力して犯罪がないまちへ

豊川警察署署長 浮海浩明さん

現在、市内では犯罪を防止するため、地域のボランティアや町内会などが街頭での声掛けや夜間パトロールを行っている他、老人会では、豊川市で実際に発生した犯罪の手口を地域の寄合いなどを通して周知する活動を行っています。また、豊川防犯協会連合会が、防犯グッズや啓発ポスターを企業や町内会に提供し、防犯活動のサポートをするなど、さまざまな活動が展開されています。
これらの活動により、平成14年から平成27年まで、豊川市の刑法犯認知件数は減少し続けています。しかし、医療費や年金の還付金をうたった振り込め詐欺など、手口が巧妙化した犯罪が多くなり、予断を許さない状況が続いています。
今後、さらに犯罪を減らしていくためには、防犯に対する一人ひとりの意識がたいせつとなってきます。これからも地域の皆さんと協力しながら、個人の防犯力を高める取り組みを行い、安全で安心なまちをつくっていきたいと思います。

今すぐできる防犯対策!あなたの防犯力をチェックしよう!

次のチェック項目にいくつ当てはまるか確認してみましょう。
全てに当てはまるようにできることからはじめてみましょう!

  • 町内会に加入している

地域住民とコミュニケーションをとり、犯罪に関する情報や意見の交換をしましょう。

  • 車内の荷物は持ち出している

車内にカバンなどがあると、犯人の標的になりやすいので、車から離れるときは短い時間でも荷物を持ち出すようにしましょう。

  • 外出時にドアや窓の鍵を掛けている

家の近くにゴミを捨てに行くときも、鍵を必ず掛けるようにしましょう。

  • 家の視認性を確保している

高い草木や塀は、犯人が中に入ると外から見えず逆効果です。庭の植え込みなどの高さに配慮しましょう。

  • 出掛ける時は近所に一声掛けている

旅行などで、長期に家を不在にする時は、近所の人に声を掛けておきましょう。

  • 防犯グッズを活用している

犯人は侵入に時間が掛かるのを嫌うため、二重ロックや強化ガラスなどを取り付けましょう。

  • 自転車に二重ロックをしている

通常のロック以外に、U字やチェーンなどのロックを併用しましょう。

  • 在宅を装う工夫をしている

夜間に家を不在にする時は、リビングや玄関の電気を点けておくなどの工夫をしましょう。

「広報とよかわ」2016年10月号 トピックス

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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