「広報とよかわ」2017年9月号(特集)
更新日:2017年9月1日
特集 第12回豊川市市民意識調査 まちの声2017
市では、市民の皆さんの意見や要望を幅広く正確にとらえ、市民参加の市政を進めるために、5月に「第12回豊川市市民意識調査」を実施しました。この調査では、市内にお住まいの18歳以上の方の中から5,000人の方を無作為に選び、現在の生活環境やこれからのまちづくりについてお聴きしました。回答率は、54.1パーセントでした。
今回の特集では、この市民意識調査の結果についてお知らせします。詳しいことは、秘書課(0533-89-2121)へ、お問い合わせください。
回答者のプロフィール
回答者の性別は、男性が41.0パーセント、女性が57.7パーセント、無回答は1.3パーセントでした。
年齢
- 10代(18歳、19歳) 1.3パーセント
- 20代 8.7パーセント
- 30代 14.2パーセント
- 40代 20.2パーセント
- 50代 17.2パーセント
- 60代 24.8パーセント
- 70歳以上 12.2パーセント
- 無回答 1.3パーセント
職業
- パートタイマー・アルバイト 20.3パーセント
- 労働系勤労者 16.9パーセント
- 主婦(夫) 16.2パーセント
- 無職 14.8パーセント
- 事務系勤労者 14.2パーセント
- 管理職・会社経営 4.6パーセント
- 商店・サービス業の個人経営 3.1パーセント
- 農林水産業 2.7パーセント
- 学生 2.0パーセント
- 自由業 1.1パーセント
- その他 2.4パーセント
- 無回答 1.4パーセント
(注記)数値は、少数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0パーセントにならない場合があります。
皆さんの意見や要望をまちづくりに反映します
今回の調査では、市の住みよさや市政の満足度・重要度と「安全・安心」「健康・福祉」「建設・整備」「教育・文化」「産業・雇用」「地域・行政」の6つの分野についてお聴きし、性別、年齢別、小学校区別、居住年数別など、詳細にわたって分析しました。この結果は今後の市政運営に活用します。結果の詳細については、こちらをご覧ください。
住みよさ ・市政の満足度と重要度
市の住みよさ
市の住みよさについて、「住みよい」と「どちらかといえば住みよい」という回答を合わせると、68.0パーセントでした。
豊川市は住みよいまちだと思いますか
- 住みよい 28.8パーセント
- どちらかといえば住みよい 39.2パーセント
- どちらかといえば住みにくい 2.7パーセント
- 住みにくい 0.8パーセント
- わからない 3.6パーセント
- 無回答 24.8パーセント
(注記)数値は、少数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0パーセントにならない場合があります。
市政の満足度と重要度
市政に関して、「安全・安心」「健康・福祉」「建設・整備」「教育・文化」「産業・雇用」「地域・行政」の6分野、49項目の「満足度」と「重要度」について、次のとおり5段階で評価していただきました。
満足度の評価点
- 満足 +2点
- まあ満足 +1点
- やや不満 -1点
- 不満 -2点
- わからない 0点
重要度の評価点
- 非常に重要 +2点
- やや重要 +1点
- さほど重要でない -1点
- 重要でない -2点
- わからない 0点
■市政の満足度
市政における満足度については、「水道水の安全・安定供給」「緑・自然の豊かさ」「ごみ処理対策」「生活における衛生環境」「生活排水対策」が高くなっています。一方で、「歩行者にとっての道路の安全性」「公共交通機関の利便性」「中心市街地の活性化」「観光の振興」「雇用の安定・勤労者支援」が低くなっています。
満足度ワースト5
- 歩行者にとっての道路の安全性
- 公共交通機関の利便性
- 中心市街地の活性化
- 観光の振興
- 雇用の安定・勤労者支援
■市政の重要度
市政における重要度については、全項目において、プラスとなっています。項目別に見ると、「歩行者にとっての道路の安全性」の重要度が最も高くなっており、「地震などに対する防災対策」「救急体制」「医療環境」「交通安全対策」の順となっています。このうち4項目は「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野が特に重要視されていることがうかがえます。
重要度トップ5
- 歩行者にとっての道路の安全性
- 地震などに対する防災対策
- 救急体制
- 医療環境
- 交通安全対策
■市政の優先度
優先度は、今後の施策の強化が望まれていることを表すもので、満足度が低く重要度の高い項目ほど高い値を示します。優先度の高い項目は、「歩行者にとっての道路の安全性」「地震などに対する防災対策」「防犯対策」「交通安全対策」「雇用の安定・勤労者支援」などとなっています。このうち4項目は「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野の施策の強化が望まれていることがうかがえます。
優先度トップ5
- 歩行者にとっての道路の安全性
- 地震などに対する防災対策
- 防犯対策
- 交通安全対策
- 雇用の安定・勤労者支援
分野別に見た満足度と重要度の評価点の傾向
- 安全・安心
満足度は「水道水の安全・安定供給」「ごみ処理対策」で高く、「歩行者にとっての道路の安全性」で低くなっている。重要度は「歩行者にとっての道路の安全性」で高くなっている。
- 健康・福祉
満足度は「健康づくり」「医療環境」で高く、「経済的な自立支援」で低くなっている。重要度は「医療環境」「子どもを生み、育てる環境」で高くなっている。
- 建設・整備
満足度は「緑・自然の豊かさ」で高く、「公共交通機関の利便性」で低くなっている。重要度は「道路の整備状況」「公共交通機関の利便性」で高くなっている。
- 教育・文化
満足度はすべての項目でプラスの評価となっている。重要度は「学校の指導や取り組み」で高くなっている。
- 産業・雇用
満足度は「買い物の利便性」で高く、「中心市街地の活性化」で低くなっている。重要度は「雇用の安定・勤労者支援」で高くなっている。
- 地域・行政
満足度は「地域のつきあいや人間関係」「人権の尊重」で高く、「職員の定員適正化」で低くなっている。重要度は「健全な財政運営」で高くなっている。
分野別の結果
「安全・安心」「健康・福祉」「建設・整備」「産業・雇用」については、上位10項目だけを掲載しています。
安全・安心
防犯対策、防災対策、衛生環境について行政に期待すること、日ごろの生活の中で省エネについて心掛けていることをお聴きしました。その中で、優先度の高い「地震に備えて行っている対策」と「防犯対策について行政へ期待すること」についての結果をお知らせします。
地震に備えて行っている対策(複数選択可)
- 懐中電灯、携帯ラジオの用意 63.1パーセント
- 非常用食糧や飲料水の用意 52.7パーセント
- 家具類の転倒防止 41.0パーセント
- 非常時の家族との連絡方法、集合場所の確認 31.0パーセント
- 避難所、避難経路の確認 30.9パーセント
- 消火器など消火器具の用意 25.2パーセント
- 棚の上の物が落ちないように整理 24.1パーセント
- 貴重品など非常持出品の確認 23.5パーセント
- 救急医薬品の用意 20.2パーセント
- 特に何もしていない 11.4パーセント
犯対策について行政へ期待すること(3つまで選択)
- 防犯灯の設置に対する支援 55.7パーセント
- 防犯カメラの設置に対する支援 54.3パーセント
- 防犯に配慮した環境整備 38.0パーセント
- 不審者情報や多発犯罪の発生などの犯罪情報の提供 34.8パーセント
- 通学路における防犯パトロールの実施 34.3パーセント
- 深夜帯における防犯パトロールの実施 23.6パーセント
- 各種防犯グッズの紹介や、購入費用の一部補助 11.6パーセント
- 青少年の非行問題に取り組む活動への支援 10.9パーセント
- 防犯ボランティアの活動などに対する支援 9.3パーセント
- 防犯啓発活動の推進 5.8パーセント
健康・福祉
健康維持や増進のために心掛けていること、子育て環境の充実について行政が取り組むべきことをお聴きしました。その中で、優先度の高い「子育て環境の充実について行政が取り組むべきこと」についての結果をお知らせします。
子育て環境の充実について行政が取り組むべきこと(3つまで選択)
- 子育てに掛かる費用負担を減らす 53.7パーセント
- 子どもの防犯・安全対策を充実する 40.7パーセント
- 出産・育児後の職場復帰や職場確保を支援する 28.9パーセント
- 放課後児童クラブなどの放課後児童対策を充実する 23.1パーセント
- 育児休暇取得の促進など子育てしやすい職場環境をつくる働き掛けをする 20.5パーセント
- 児童館など子ども連れで出掛けやすい場所を整備する 19.2パーセント
- 未就学児の保育サービスを充実する 19.0パーセント
- 障害児に対する制度を充実する 14.0パーセント
- 子育てについての情報が得られる場を整備する 11.4パーセント
- 妊娠期からの子育て支援相談を充実する 9.0パーセント
教育・文化
学校とのかかわり、生涯学習の活動状況、スポーツや運動の頻度、文化・芸術の振興のために行政が取り組むべきことをお聴きしました。その中で、優先度の高い「学校とのかかわり」についての結果をお知らせします。
学校とのかかわり
- 積極的にかかわりを持っていきたい 10.9パーセント
- どちらかといえば、かかわりを持っていきたい 38.3パーセント
- どちらかといえば、かかわりを持ちたくない 13.9パーセント
- できるだけ、かかわりを持ちたくない 4.9パーセント
- わからない 30.7パーセント
- 無回答 1.3パーセント
建設・整備
公共交通機関の利便性、道路・河川の整備、公園の整備や緑地の保全について行政に期待することをお聴きしました。その中で、優先度の高い「公共交通機関の利便性」と「道路の整備」について行政へ期待することの結果をお知らせします。
公共交通機関の利便性について行政へ期待すること(3つまで選択)
- 駅周辺に駐車場や駐輪場を増やす 36.8パーセント
- 電車とバス、バス同士の乗り継ぎをしやすいようにする 33.3パーセント
- 割引券などの提供や運賃の値下げにより、利用者の負担を減らす 30.7パーセント
- 駅前ロータリーなどの送迎用スペースを整備する 24.3パーセント
- バスの運行本数を増やす 22.5パーセント
- 電車とバスが連携した時刻表や公共交通マップを提供する 22.4パーセント
- 駅やバス停周辺の歩道の段差改善やノンステップバスの導入などのバリアフリー化を進める 21.5パーセント
- バス停に、屋根、ベンチなどの待合施設の充実を進める 18.4パーセント
- バス停を増やす 14.8パーセント
- バスが運行する時間帯を長くする 8.0パーセント
道路の整備について行政へ期待すること(3つまで選択)
- 傷んでいる舗装をやり直す 38.0パーセント
- 自転車道を整備する 30.1パーセント
- 歩道を整備する 29.8パーセント
- ガードレールやカーブミラーなどの安全施設を設ける 28.9パーセント
- 道路照明灯を設置する 26.2パーセント
- 道路幅を広げる 18.9パーセント
- 主要交差点に右折レーンを設置する 18.8パーセント
- 路上駐車や歩道上の占拠物をなくすように啓発する 15.0パーセント
- 道路の側溝を整備する 14.9パーセント
- 電線などの地中化を進める 12.3パーセント
産業・雇用
「観光客増加のために取り組むべきこと」についてお聴きしました。
観光客増加のために取り組むべきこと(3つまで選択)
- テレビや情報誌、インターネットなどで観光情報を発信する 31.9パーセント
- 気軽に散策や食べ歩きができるよう町並みを整備する 28.9パーセント
- 手筒煙火や祭礼などの伝統行事の保護に努める 25.8パーセント
- 観光地の駐車場やトイレ、案内看板などを整備する 25.3パーセント
- 東三河の他市町村と連携して観光客誘致に取り組む 18.5パーセント
- 市外や県外での観光キャンペーンを積極的に行う 17.2パーセント
- 豊川いなり寿司以外の地域ブランドを確立する 16.7パーセント
- 市民の人たちに豊川市について知ってもらう取り組みをする 16.4パーセント
- ホームページなどで豊川産農畜産物のPRや農業関連イベントの開催情報を発信する 16.0パーセント
- 観光客向けのイベントを開催する 14.5パーセント
地域・行政
男女共同参画、市の職員の対応、合併後の満足度などについてお聴きしました。その中で、優先度の高い「市の職員の対応への評価」についての結果をお知らせします。
市の職員の対応への評価
- 非常に親切に早く対応してくれた 13.8パーセント
- まあまあ親切に対応してくれた 29.1パーセント
- 以前と比べて対応がよくなった 11.2パーセント
- いろいろな手続きや面倒な書類の記入などの説明が不親切だった 2.7パーセント
- 対応が事務的で冷たい感じがした 7.4パーセント
- 課をたらい回しにされうんざりした 1.4パーセント
- 最近、市役所に行っていない(関わっていない) 24.1パーセント
- その他 2.3パーセント
- わからない 6.9パーセント
- 無回答 1.1パーセント