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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2019年11月号(特集)

更新日:2019年11月1日

令和元年竹本市政スタート

任期満了に伴う豊川市長選挙(10月6日執行)で、竹本幸夫が初当選しました。これにより、10月21日から新しく竹本市政がスタートしました。

市長就任のあいさつ

市長就任にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。このたびの市長選挙において、多くの市民の皆さまからご支援をいただき、新たに、豊川市政を担わせていただくことになりました。身の引き締まる思いです。
 さて、選挙では、私は元気な豊川をリードするため、「暮らしやすさ第一豊川市」「子育て豊川応援団」「市民と創る協働と健全財政のまち」の3つの基本理念のもと、10の戦略、42の提案をお示ししました。市政運営にあたり、この市民の皆さまとのお約束を着実に実現してまいります。
 中でも、「人口増加対策」は、最重要課題です。人口減少が加速する昨今、全国の自治体では水道料金の値上げなど各種行政サービスの低下や、利用者の減少による公共交通機関の縮小などの事例が見受けられます。本市におけるこうした現象を食い止めるために、10の戦略を軸に42のマニフェストにより、人口減少社会に立ち向かってまいります。
 本市は合併によるスケールメリットにより、これまで健全な財政を維持してきました。今後も自立可能なまちとしていくためにも、何より人口増が必要です。そこで、働く場の創出やまちの暮らしやすさのアップ、子育てをする世代に優しく子どもたちに希望を与える教育の実施、市民の主体的な活動の応援と健全財政の推進を重点に置き、さまざまな課題に取り組みながら、皆さまが楽しく住み続けられるまちをつくってまいりたいと考えております。
 皆さまとともに、本市を盛り上げてまいりますので、格別のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

経歴 
昭和29年2月22日生まれ。豊川市立中部小学校、南部中学校、愛知県立豊橋東高等学校、立命館大学を卒業。市職員を経て平成20年7月から令和元年7月まで豊川市副市長を務める。

笑顔で安心して通える理由。わたしたちを支える学校ボランティア

近年、グローバル化や情報化など、急激に変化する日本社会。社会の変化に伴い、学校をはじめとする教育現場では教育内容が多様化・複雑化しています。こうした中、子どもたちの豊かな学びのため、市内の小中学校には陰で支えるたくさんのボランティアがいます。今回の特集では、学校教育の現状と合わせ、ボランティアの皆さんの子どもたちに対する思いを紹介します。
 詳しいことは、教育委員会庶務課(電話:0533-88-8032)へ、お問い合わせください。

社会の変化に応じた学校教育の変遷

子どもたちが集い、豊かな心や感性を育む学び舎・学校。グローバル化や情報化、人工知能などの技術革新など、社会の変化が急速に進む中、教育内容も時代とともに多様化・複雑化しています。
 学校では、変化する社会を生きていくための資質や能力を子どもたちが身に付けられるよう、およそ10年に一度、教育内容の改訂が行われてきました。平成29年には、小学校での英語科の新設や小中学校での道徳の教科化、プログラミング教育の必修化などの改訂が行われ、令和2年度より順次実施が予定されています。
 こうした準備が進められる一方で、学校が担うのは授業だけではありません。生徒指導や部活動指導、登下校の安全対策、情報モラル教育など、授業以外に担う業務も多くあります。いずれも子どもたちの成長に必要なものであり、学校は対応を求められています。

陰で支える学校のボランティア

こうした中、市内には小中学校のボランティアとして活動する地域の方々がいます。これは、さまざまな知識や経験、技術を持つ地域の方に、学校教育のお手伝いをしてもらうものです。
 この活動は、地域の方の「子どもたちのために」という思いから始まりました。平成20年には、ボランティア登録制度「学校サポーター制度」を制定。現在では登録者数の増加と合わせ、活動内容も広がり、校内の草刈りや設備の修理をはじめ、読み聞かせ、授業の補助、登下校の見守り、総合的な学習の講師など多岐にわたります。

学校サポーター制度登録者数
平成20年 243人
平成23年 387人
平成26年 519人
平成30年 638人

子どもたちにとって学校にとって欠かせない存在

教育長 高本 訓久
 現在、市内の小中学校では、学校サポーターをはじめとする多くのボランティアの方に応援していただいています。
 学校における教育内容が広がりをみせる中、学校にとってボランティアの存在はとても大きいです。家庭科や英語など専門的な知識や技術をもつ方からの協力があると、子どもたちはより効果的な学習ができます。また、校庭や図書室など学校の環境が整うことで、子どもたちの楽しい気持ちや学びたいと思う気持ちが大きくなります。さらに、学校に関わっていただくことで、子どもたちが地域の人を知る機会にもなります。自分の住む地域に知っている人がいることで、安心感につながります。
 子どもたちが明るく元気に楽しく学校生活を送るためには、皆さんからの応援が不可欠だと感じています。ボランティアの方は本当に一生懸命で、そして温かく、感謝の気持ちでいっぱいです。ぜひこれからも一緒に子どもたちの成長を見守っていただけたらと思います。

1 家庭科ボランティア 知識を生かして学びを豊かに

更生保護女性会八南支部 平澤 洋子 さん
更生保護女性会八南支部 中島 由美子 さん

私たち更生保護女性会八南支部では、八南小5・6年生の家庭科の授業補助をしています。家庭科の分野ならお手伝いできるかもしれないとの思いで始め、今年で12年目を迎えました。裁縫を得意とするメンバーが多いので、知識を生かす場にもなっていると思います。
 会に所属する24人が1回の授業に6人ずつ参加し、ミシンや針を使用する際に困っている子に声を掛けたり、安全に道具を使用しているか確認したりしています。子どもの理解度や進み具合はそれぞれ違うので、一人ひとりに応じた細かな対応を心掛けています。子どもから「これどうやるの?」と積極的に質問されると、信頼されていると感じてうれしい気持ちになります。
 子どもたちの学びが少しでも豊かになればとの思いで活動を続けていますが、子どもたちと関わる中でたくさんの笑顔を見ることができ、逆に元気をもらっています。
 この活動を通して地域のつながりを深め、将来を担う子どもたちが「このまちに住んでいてよかった」と実感できるような環境をつくりたいです。これからも、子どもたちを一緒に育てていく気持ちで、無理せず自分たちのできる範囲で手伝っていきたいと思っています。

子どもたちの表情が違います

八南小5年担任 杉江 寿夫 先生
 家庭科の授業は実習が中心で、教科書を使いながら縫い方などを説明しますが、伝わりきらないことが多く、子どもたちの手が止まってしまう場面がよくあります。質問への回答やアドバイスなど、教員一人では十分に対応しきれていないのが現状です。ボランティアさんがいることで、子どもたちはすぐに質問ができ、安心して楽しく実習することができます。
 また、ボランティアさんは子どもたちがつまずきやすいところをよく知っているので、一人ひとりに適切に対応していただけます。授業後は子どもたちの満足した表情を見ることができ、担任として感謝の気持ちでいっぱいです。

2 見守りボランティア 地域で守る子どもの安全

小坂井東小見守り隊 藪田 誠 さん

小坂井東小で見守りボランティアをしています。子どもたちが安全に登校できるよう、通学路で見守り活動を行っています。自分が教員として働いているときから多くの地域の方に協力いただいていたこともあり、今度は自分の番だと、4年前から始めました。
 毎日活動していますが、大変だと感じたことはありません。子どもたちと会うことでむしろエネルギーをもらっています。続けていると、子どもたちの成長を間近で見ることができ、これも楽しみの一つです。
 昨今、登下校中のさまざまな事件や事故が大きなニュースになっています。子どもたちが安心して登下校できるよう、また、保護者の皆さんが安心して子どもを学校へ送り出せるよう、責任感を持って取り組んでいます。子どもたちのためにと、下校時に自宅付近まで付き添うボランティアさんもいるほどです。
 一方で、ボランティアの高齢化が進み、担い手が不足している状況もあります。子どもたちの安全・安心のために、一緒に活動する仲間が増えるといいと思います。それぞれができる範囲で行動し、地域全体で子どもたちを支え見守っていくことが大切だと感じています。

PICK UP 交通事故の最多は「登下校」

 平成25年から平成29年までの5年間で、全国で起こった歩行中の小学生の交通事故のうち、一番件数が多いのは「登下校中」。その数は全体の3分の1を占め、中でも横断歩道での事故が最も多くなっています。
 子どもたちの交通事故を防ぎ安全を守るためには、危険な交差点を確認し、子どもたちに横断の仕方や横断時のルールなどを繰り返し教えることが重要です。

通行目的別死傷者数(歩行中)
平成25年度から平成29年度まで(5年):警察庁交通局
登下校中 35.3パーセント
遊戯 15.6パーセント
訪問 11.3パーセント
買い物 7.2パーセント
観光・娯楽 2.9パーセント
その他 27.7パーセント

3 図書ボランティア 本に親しめるよう力になりたい

中部小図書ボランティア 伊藤 政絵 さん

中部小で月2回ほど図書室整備と読み聞かせをしています。友人からの誘いがきっかけで、本のおもしろさを子どもたちに伝えたいと活動を始め、今年で6年目になりました。この活動には地域の方やPTAの皆さんなど多くの方が携わっています。
 活動は、新しい本のカバー掛けや壊れた本の修理、図書室の展示などです。子どもたちが本を長く使えるように、図書室へ行きたい、本を読みたいと思えるように整備を行っています。休み時間になると、図書室はすぐに子どもたちであふれ、とてもにぎやかになります。展示などの作業をしていると、率先して手伝いをしてくれる子も多くなりました。自分たちで図書室を作っている感覚が楽しいようです。
 読み聞かせは、1年間同じクラスを受け持ちます。「次は何を読んでくれるの?」とワクワクしながら待っている姿や、「あの本はどこ?」と読み聞かせの本を探す姿を見ると、やっていてよかったなという気持ちになります。
 今後も、子どもたちが本に親しめるよう、学校生活がより楽しくなるよう、力になりたいと思っています。

学校サポーターを募集しています

市では、学校教育の一層の充実を図ることを目的に、学校を支援していただく学校サポーターを募集しています。
対象 無償で学校を支援いただける18歳以上の方
内容 環境整備、図書整備、読み聞かせ、登下校の見守りなど
その他 詳しいことは、教育委員会庶務課へお問い合わせください

子どもたちを共に育む。

人は、たくさんの人と関わることで幅広い知識や考え方を学び、豊かな人間性や社会性を育みます。子どもたちは、親子の触れ合い、学校での教育、地域の人々との交流などを通し、こうした力を身に付けていきます。
地域における人間関係の希薄化が指摘されるようになった昨今、学校のボランティアは、多様化する教育現場を支えるだけでなく、子どもたちと地域をつなげる大きな存在にもなっています。
「子どもたちのために自分にできることがあるなら」
どのボランティアさんも口をそろえてこう言います。皆さんの周りにも、子どもたちの笑顔のため、豊かな学びのためにと活動している人が大勢います。
子どもたち一人ひとりがたくましく成長することは社会全体の願いです。学校とボランティア、そして、ボランティアと地域が相互に連携していくことが、子どもの健やかな成長につながっていきます。

「広報とよかわ」2019年11月号 トピックス

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

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