このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
豊川市 きらっと☆とよかわっ!
  • 音声読み上げ・文字拡大
  • モバイルサイト
  • English
  • Portugues
  • Espanol
  • 中文
  • Tiếng Việt
  • サイトマップ
  • くらし・手続き
  • 子育て・学校
  • 催事・文化
  • 公共施設
  • 市政情報
  • きらっと☆とよかわっ!
サイトメニューここまで


本文ここから

「広報とよかわ」2021年3月号(特集)

更新日:2021年3月1日

特集 わたしたちの公共交通

鉄道やバス、タクシーなど私たちの身近にある公共交通。市内では自動車を利用する人が多いことに加え、昨年から続く新型コロナウイルスの影響により利用者が激減するなど、公共交通をめぐる環境は厳しくなっています。今回の特集では、公共交通の現状をお伝えしながら、交通事業者や利用者の声などを通して、公共交通の必要性について考えます。
 詳しいことは、人権交通防犯課(電話:0533-89-2149)へ、お問い合わせください。

移動を支える公共交通

 日常の移動手段として利用されている公共交通。市内にはコミュニティバスをはじめ豊鉄バス、JR東海や名鉄といった鉄道、タクシーがあり、市民の移動を支えています。
 市で運営するコミュニティバスは、平成23年11月に運行を開始。利用しやすいバスを目指し、これまで交通事業者や利用者の皆さんとともに、ルート変更やダイヤ改正などの見直しを重ねてきました。

公共交通を取り巻く環境

 通勤・通学などで利用する移動手段を尋ねた市民アンケートによると、いずれの目的においても自動車を運転する人は70パーセント前後に上りました。一方で、各公共交通の利用者は、通勤・通学での鉄道利用者を除くと4パーセントにも満たないのが現状です。
 バスについては、令和元年まで利用者数が増加傾向にあったものの経営状況は厳しく、豊鉄バスで運行経費の約5割を、コミュニティバスで約9割を税金により支えている状況にあります。また、タクシーの利用者は直近5年間で2割近く減少しています。さらに令和2年には、新型コロナウイルスの影響を受け、各公共交通とも利用者が激減。このような利用状況が続くと、市の財政負担の増加や路線の廃止、交通事業者の撤退という状況に陥る恐れがあります。
 公共交通がなくなってしまった場合、影響を受けるのは現在利用している人だけとは限りません。今は自分で自動車を運転する人でも、病気やけがなどで急に運転ができなくなったり、高齢になり運転をしなくなったりしたときには、公共交通が必要となります。
 公共交通を将来にわたり残していくためには、今よりもさらに多くの人が継続して利用することが重要です。

もっと知ろう!とよかわの公共交通MAP

バス

 コミュニティバス(10路線)と隣接する豊橋市・新城市を結ぶ豊鉄バス(2路線)が運行しています。
1 コミュニティバスって?
 各地域と市の中心部を結ぶ6つの基幹路線と、地域住民が主体となって経路やダイヤなどを決めている4つの地域路線があります。
2 運賃は?
1乗車あたり200円または300円
(注記)地域路線のうち御津・一宮地区は100円。豊鉄バス路線は市内の乗車区間
3 バスのことをもっと知りたい!
 バス路線や時刻表などを掲載したバスマップを、市内の公共施設やバス車内で配布しています。
 また、Googleマップで目的地を入力すると、現在地からバスを使った経路を検索できます。
4 車いすを使用する方へのお願い
 車いすを使用する方は、前日18時00分までに電話で、運行業者へご連絡ください。
豊川国府線、一宮線、新豊線・豊川線 豊鉄バス 電話:0536-24-1141
その他8路線 豊鉄タクシー 電話:0533-86-8281

鉄道

 JR東海(2路線)と名鉄(2路線)が運行しています。豊川駅や国府駅など19の鉄道駅があります。
名鉄
・豊川線
・名古屋本線
JR東海
・飯田線
・東海道本線

タクシー

 東宝交通、豊川タクシー、豊鉄タクシーが運行しています。鉄道の主要駅などには、タクシー待機場があります。
タクシーの予約は下記の電話へ
・東宝交通 電話:0533-88-3333
・豊川タクシー 電話:0533-82-1188
・豊鉄タクシー 電話:0533-86-8281

公共交通に携わる人たち

市内を走る鉄道、バス、タクシー。
ここでは、それぞれの公共交通に携わる人たちの声を紹介します。

鉄道 地域とともにあり続けたい

JR東海豊川駅 駅長 鈴木 浩人さん
新型コロナウイルスの影響を受け、鉄道を利用する方が大幅に減少しました。引き続き安心して利用していただけるよう、現在はマスクの着用や常時換気システムなどにより、感染症対策を徹底して行っています。
 私たちは、地域に根差した公共交通を目指して、催しを企画しています。その一つである「さわやかウォーキング」は、鉄道を使って沿線のまちに訪れ、名所や食を楽しみながら散策できるイベントです。地元の協力をいただきながら開催するもので、その地域ならではの魅力を再発見することができます。
 私たちはこれまで、利用してくださる地域の皆さまとともに歩んできました。地域に寄り添った公共交通として、これからも安心して利用していただけるよう、さまざまなサービスを提供していきたいと考えています。

バス アットホームな雰囲気を味わって

コミュニティバス乗務員(豊鉄タクシー)坂田 光由さん
平日午前中の利用が中心で、通院や買い物などで利用される高齢の方が多いです。現在は感染症対策のため、マスクの着用や換気、消毒液の設置などを行っています。
 高齢の方の利用が多いため、ゆっくりと乗降できるよう余裕を持った対応を心掛けています。また、重い荷物をお持ちの方が乗車されるときには、居合わせた別のお客さまが乗降時にお手伝いくださるなど、コミュニティバスならではのアットホームな雰囲気があります。
 バスは市内の各地域を走っているので、春は佐奈川の桜、冬は山の雪景色など車窓をゆっくり眺めながら季節を感じることができます。また、1日フリー乗車券をご利用いただくと、1日に何度でも乗ることができます。街中から山、海まで、バスに乗って市内をあちこち巡ってみてはいかがでしょうか。

タクシー もっと身近にタクシーを

豊川タクシー乗務員 櫻本 みゆきさん
平日の午前中は高齢の方が通院や買い物で利用されることが多く、顔なじみの方もできました。午後は会社員の方が出張などで利用されることが多いのですが、昨年から新型コロナウイルスの影響で激減してしまいました。現在はマスク着用やこまめな換気、消毒などの感染症対策を行い、安心してご利用いただけるよう努めています。
 タクシーは、利用されるお客さまに合わせた柔軟な対応が可能です。重い荷物をお持ちの高齢の方の場合は玄関まで一緒に運んだり、歩行器や車いすを使用している方の場合はトランクに積んだりなど、できる範囲でお手伝いしています。
 「距離が短くて」と申し訳なさそうにされる方もいますが、遠慮なく利用してください。タクシーをもっと身近に感じて、気軽に乗っていただけたらと思います。

便利でお得な乗車券&イベント情報

バス共通回数乗車券

豊鉄バス、豊川市コミュニティバスで利用できる回数券
販売場所
・豊鉄バス(新豊線・豊川線)車内
・豊川市コミュニティバス車内
・人権交通防犯課(本庁舎2階)
・各支所 など
費用 2000円(普通回数券100円券22枚つづり)

豊川市1日フリー乗車券

 市内限定の豊鉄バス、豊川市コミュニティバス共通の乗車券。1日に限り何度でも乗降可能
販売場所
・豊鉄バス(新豊線・豊川線)車内
・豊川市コミュニティバス車内
・人権交通防犯課(本庁舎2階)
・各支所 など
費用 大人 500円、小人 250円

とよかわ参歩

【名鉄】4月4日(日曜)まで、名鉄電車全線1日乗り放題の1DAYフリーきっぷに、指定店舗で利用できるクーポンなどをセットにした切符を販売。豊川稲荷への参拝と周辺の観光スポットの散策を楽しめます。

さわやかウォーキング

【JR東海】3月28日(日曜)までの土・日曜日にJR東海沿線を散策しながら各地域の魅力を堪能できるウオーキングイベントを開催しています。日程やコースなど詳しいことは、JR東海ホームページをご覧ください。

便利に使える!公共交通

将来、自動車の運転をしなくなったら、病気などで急に運転ができなくなったら・・・
誰もがいつか自動車以外の移動手段を必要とするときが来るかもしれません。
ここでは、普段の生活の中で公共交通を便利に活用している人の声を紹介します。

利用者の声 バスが生活の一部になっています

馬越 千恵子さん(御油町)
自動車の運転をしないので、買い物や通院での移動にはバスや電車をよく利用しています。
 自宅が坂の上にあるため、坂を下りた所にあるスーパーまでは歩いて行き、帰りはバスを利用することが多いです。買い物の帰りは荷物があるので、バスがあって本当に助かっています。
 車内では、一緒に乗っている人たちと自然に会話がはずんだり、降りるときには運転手さんが「慌てないでゆっくりどうぞ」と声を掛けてくれたりして、とても乗り心地が良いです。
 普段から健康のため、できるだけ歩くことを心掛けています。バスを利用することは適度に歩くことにもつながります。日常生活の中で無理なく運動を取り入れることができるので、健康維持にも役立っていると思います。私の生活の一部になっているバスを、これからも楽しく使っていきたいです。

利用者の声 夜遅いときもタクシーなら安心です

HIKARUさん(八幡町)
歌の仕事で豊橋市や新城市などのイベント会場へ行くことがよくあります。会場が街中の場合、周辺に駐車場を確保できないことが多いため、行きは電車に乗ったり知人に送ってもらったりして移動します。帰りは時間が読めず夜遅くなることもあり、タクシーを利用することが多いです。タクシーは、時間を問わず安全に移動できる交通手段として、なくてはならない存在です。
 また、友人たちと食事をした帰りなどは、相乗りして料金をみんなで分担すると比較的安く利用できるので、人数が多い時は便利でお得だと思います。
 最近、スマホを使ってタクシーを簡単に予約したり、電子決済ができるアプリがあることを知りました。この地域ではまだ利用できるタクシー会社が限られるようなので、サービスが充実するとより便利にタクシーを使えると思います。

市民に寄り添う公共交通を目指して

自動車を運転して移動する人が多い中、公共交通の必要性をあまり感じていない人もいるかもしれません。しかし、高齢化の進展に伴い、今後公共交通を必要とする人が増えることは確実です。また、数年、数十年先の自分や家族の状況を想像してみてください。公共交通を必要とする場面は少なからずあるのではないでしょうか。
 市では今後、交通事業者と一緒に公共交通を維持していくとともに、公共交通が市民の皆さんにとってより便利なものとなるよう、料金の支払いに電子決済を導入するなどサービスの向上を図っていきます。また、鉄道やバス路線のない地域での新たな移動手段のあり方を検討するなど、これからも市民の皆さんの暮らしに寄り添った公共交通を目指していきます。

公共交通についてのご意見をお聞かせください

より良い公共交通を実現していくため、皆さんからのご意見をお待ちしています。
提出方法
はがきなどにご意見を記入の上、人権交通防犯課(〒442-8601諏訪1丁目1)へ。市ホームページでも受付
ホームページからの回答はこちら

将来のために今、私たちができること

特定非営利活動法人ひと育て・モノづくり・まちづくり達人ネットワーク 理事長 伊豆原 浩二さん(豊川市地域公共交通会議 座長)
料金を支払えば誰でも利用できるのが公共交通です。昭和40年代後半以降、自動車の普及とともに利用者が減少し、サービスの低下を招き、さらに利用者が減るという負のスパイラルに陥りました。
現在の豊川市にある鉄道・バス・タクシーといった公共交通も、利用者の減少が続くと事業の撤退などを招き、必要なときに利用できなくなってしまいます。
 公共交通はなくてはならない移動手段で、将来にわたって維持していくことは喫緊の課題です。そのためには多くの人に利用してもらえるよう、鉄道・バス・タクシーあらゆる手段を活用して、より便利な仕組みや楽しく利用できる仕組みを作り上げていくことが重要です。
 市の公共交通のあり方については、行政や交通事業者、市民の皆さんと一緒に考えていきます。まずは一度、公共交通を利用してみてください。使ってみることで当事者意識を持ち、いろいろなアイディアが生まれてくるはずです。みんなでより良い公共交通にしていきましょう。

「広報とよかわ」2021年3月号(今月のトピックス)

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:442-8601
豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2121 ファックス:0533-89-2124

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで


以下フッターです。

豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
法人番号:1000020232076(法人番号について
Copyright © Toyokawa City. All Right Reserved.
フッターここまでこのページの上へ戻る
AIチャットボット
閉じる