口蹄疫関連情報について
更新日:2013年1月4日
口蹄疫関連情報
口蹄疫とは
ウイルスが原因で、偶蹄類と呼ばれる蹄が二つに割れている動物(牛、豚、ヤギ、水牛、イノシシ、シカなど)がかかる病気です。感染すると、発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができるため、口蹄疫と呼ばれています。感染力が非常に強いので、早期に対応する必要があります。
「口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類動物に感染する病気であり、人に感染することはありません。また、万が一口蹄疫にかかった食肉等を口にしたとしても感染することはありません。」口蹄疫が発生した農場の家畜は殺処分して埋却(埋める)するとともに、発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限しています。このため口蹄疫にかかった家畜の肉や乳が市場に出回ることはまずありません。
発生状況
平成22年4月20日に宮崎県で口蹄疫の感染が確認され、周辺地域の家畜に感染が拡大しています。感染範囲は平成22年6月2日現在、宮崎県内に限られ、他県による発生は確認されていませんが、感染源や感染経路は明らかになっておらず、発生が確認されていない地域においても、人の靴や車両などの消毒による対策が必要です。
農林水産省口蹄疫関連情報のページ(外部サイトへリンク。新規ウインドウで開きます)
宮崎県口蹄疫関連情報のページ(外部サイトへリンク。新規ウインドウで開きます)
愛知県の対応
愛知県では、防疫連絡会議の開催(4月20日)後、各家畜保健衛生所が県内の全農家(牛・豚・めん山羊農家・計1,051戸)に対し、電話等により家畜の異常の有無と3月以降の宮崎県からの家畜導入などの緊急調査の実施しましたが、異常は認められませんでした。
また、口蹄疫の防疫体制を強化するため、平成22年5月25日をもって、農業総合試験場(長久手)の一部を立ち入り禁止区域としています。
愛知県口蹄疫関連情報のページ(外部サイトへリンク。新規ウインドウで開きます)
豊川市の対策
豊川市は、現段階では緊急的な防疫措置はとっておりませんが、、農協、愛知県と連携しながら、関係農家に対し、口蹄疫に関する情報提供と侵入防止のための注意喚起を実施しています。
また、今後の口蹄疫対策を始めとした伝染病に対する迅速な連絡体制の構築及び関係団体の役割について認識することを目的として連絡会議の開催、豊川市家畜伝染病緊急対策会議設置要綱の作成など、防疫体制の強化を図っています。
※平成22年6月7日現在、豊川市の畜産について口蹄疫は発生しておりません。
市民の皆さまへのお願い
口蹄疫のウイルスの持ち込みを防ぐため、用事がない場合は、畜産農家の敷地に近づいたり立ち入ることがないようお願いします。
関連リンク
