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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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市長所信表明(1期目)

更新日:2013年1月4日

平成19年12月6日

 私は、このたびの市長選挙におきまして、市民の皆様をはじめ、各方面の方々の温かいご支援とご厚情を賜り、第9代豊川市長として市政を担当させていただくことになりました。この上ない光栄と存じます。本市は、昭和18年の市制施行以来、一時期において財政再建団体に指定されるなど、苦難の時も経験いたしましたが、こうした試練を乗り越え、現在まで東三河の中核都市として着実に発展してまいりました。これもひとえに先人の労、とりわけ歴代市長のご尽力、議会各位並びに市民の皆様の深いご理解、ご協力の賜物と、ここに深甚なる敬意を表するものであります。

 地方公共団体を取り巻く環境は、ここ数年、大きな転換期を迎えています。地方分権の進展、多様化・高度化する行政需要、地方債残高の増加により逼迫する財政状況など、多くの行財政課題を解決するにあたり、従来の手法では次第に限界が見えてくるようになってまいりました。「三位一体の改革」や「市町村合併」といった新しい動きはこうした流れの中で、地方自治体に大きな変革をもたらすものとなりました。本市におきましても、平成18年2月に宝飯郡一宮町と合併し、また、来年1月15日には、宝飯郡音羽町及び御津町と合併することで、自治体規模を拡大させ、スケールメリットを活かした効率的な行財政運営を進め、自らの判断と責任により、市民の負託に応えられる真に自立した市政運営をめざし、着実にその歩みを進めているところでございます。

 このような時期に、市政の舵取りを担うことに対し、使命の重大さを改めて痛感するとともに、私に寄せられた信頼と期待にお応えするため、議会各位、市民各層の意見を広くお聴きし、市民の広範な英知を活かした市民参加型の市政運営に努め、すべての市民が幸せになるよう全力を傾けてまいる所存です。私は、「福祉と文化のまち、そしてスポーツの盛んなまちづくり」を施策の柱に掲げ、「市民ひとりひとりの声を聴き、こころのたすきをつなぐまち」をめざし、市政の運営にあたってまいります。選挙に際し、市民の皆様に訴えてまいりましたマニュフェストの項目について、今後4年間の任期中におけるその着実な実現を図るため、私の所信を申し述べさせていただきます。

 市民の皆様にお約束した「4つの約束」から申し述べます。

 「利用者にやさしい新市民病院の建設」につきましては、諏訪地区への建設計画は見直すこととし、早急に検討委員会を設置し、多角的な意見集約を行う中で改めて建設計画を進めてまいります。
 病院建設地としては、「入院患者をはじめとする利用者を考慮した緑豊かな周辺環境のよいところ」また、「利用者の利便や、将来需要への対応を考慮した敷地面積が確保できるところ」を第一に考え、広域的な観点から最適な場所に決定してまいりたいと考えております。
 病院建設にあたっては、最新の医療機器の導入やプライバシーへの配慮、高齢者や障害者にとって利用しやすい環境づくりなど、地域の中核病院としてふさわしい施設整備を行ってまいります。
 市民の、新市民病院に対する期待には非常に大きなものがあります。市民が望む、市民のためのすばらしい病院建設を目指し、遅くとも任期中には工事に着手してまいりたいと考えております。
 また、看護学校につきましては、診療報酬改定に伴う看護体制の見直しや、さらなる高齢化の進行により、今後の看護不足が懸念されます。この地域の看護師の供給体制を勘案しながら、民間活力の導入も含め、設置について検討してまいります。

 次に、「市長の退職金の全廃」につきましては、逼迫する財政状況を考慮し、また、「市民の税金は市民のために」と考える私の決意を示すため、私に対する退職金はこれを返上し、事業の財源として市民に還元し、活用することといたします。

 3つめの「子どもの医療費無料化の拡大」につきまして、安心して子どもを生み育てやすい環境を整えることは、本市の重要課題のひとつと認識しており、このため、子育て支援策の一環として、就学前までの乳幼児に対する医療費の無料化を来年度から拡大し、入院につきましては中学校3年生までとし、通院につきましては小学校3年生から段階的に学年を上げ、保護者の負担軽減を図ってまいります。

 4つめの「小坂井町との早期合併実現」につきまして、地方分権の推進により、税源や権限の委譲とともに、地方自治体にとっては、地域の特性に応じた課題解決の判断と責任がいっそう強く求められます。こうした時代の中で、市町村合併による経営基盤の強化は、自立した自治体が効率的な行財政運営を進める上で、有効な手段のひとつと考えております。
 宝飯郡の各町とは、住民生活の上で歴史的に深いつながりがあり、近年では自動車交通や情報通信網の発達で、行政区域の枠を越えてさらに結びつきが強くなっており、行政においても、一部事務組合を組織して清掃業務などを共同で実施するなど、深くつながっております。
 本市は、一宮町との合併に続き、音羽町及び御津町と合併いたしますが、宝飯郡で1町となる小坂井町につきましても、強い結びつきのある地域性を考える中で、対応を考慮する必要があると考えます。小坂井町との合併につきましては、本市のこれまでの合併にかかる経緯や問題点を精査した上で、市議会とも十分な調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、マニュフェストで掲げた5つのまちづくりについて、それぞれの項目の一端を申し述べます。

 1.「健全な行財政運営のできるまちづくり」につきまして、市政運営における喫緊の課題は、行財政改革のいっそうの推進です。市民の行政に対する需要は多様化・高度化しており、また、合併後の新市の一体的な整備も大きな課題となっております。量的、質的に高まる行政需要に対処し、負うべき責任を全うするためには、「財務体質の強化」と「人的能力の活用」の2つが必要であると考えます。
 1つめの「財務体質の強化」では、自主財源の根幹である市税の増収と収納率の向上を図ってまいります。新しい工業用地の開発を進めるとともに、積極的な企業誘致を展開することで税源の拡大に努めます。さらに、市税及び公共料金などの行政サービスの対価に対する収納対策を強化し、高い収納率の確保を図ります。また、市有財産の利用目的や活用状況を十分検討した上で、不用となる資産の処分を進めて増収を図るとともに、維持管理費の削減に努めてまいります。歳出では、事務事業の効率的な執行、証明書自動交付機などの設置による省力化に加え、官民の役割分担などの工夫でさらに経費の圧縮が可能になると考えており、いっそうの経費削減に努めてまいります。
 2つめの「人的能力の活用」においては、職員に対し研修などの人材育成を積極的に実施することで、行政需要の量的、質的な高まりに対処できる、少数精鋭の体制を整えてまいります。新市全体の業務量の精査や、これに基づく定数適正化計画を見直す中で、知識や経験を有する職員の再任用や、臨時職員を活用するなど、人的能力を最大限に活用し、経費の削減に努めてまいります。

 2.「健康で安全安心なまちづくり」につきまして、健康で生き生きとした、安心できる暮らしは、われわれの願いです。市民病院は、地域の中核的医療を担い、市民の生命と健康を守る重要な役割を果たしており、そのため、市民からの信頼や期待も大きなものとなっています。現在、市民の医療ニーズを汲み取る中で、いっそう充実し、安心できる医療サービスが提供できる市民病院の整備を考えており、また、地域の医療機関をはじめ、保健、福祉機関との連携により、市民自らが積極的に健康管理を行えるよう健康管理データバンク機能を充実させるなど、予防医療についてもさらに強化してまいりたいと考えております。
 心身の健康保持において、適度な運動やいこいの空間の存在は重要な要素であり、予防医療につながるものであります。四季ごとのウォークラリーなど、市民が気軽に参加し、心身をリフレッシュできるイベントの開催を実施してまいります。また、市民生活の中で潤いをもたらす心地よい空間を創出するため、公園や街路の緑化を推進するとともに、桜トンネルの再生や河川水辺のいこい広場の整備に努めてまいります。
 安全のまちづくりは、市民生活の根幹にかかわる重要な課題です。昨今の子どもたちを取り巻く安全を憂慮すべき状況は、保護者のみならず、社会全体の大きな関心事となっています。本市におては、現在、防犯パトロールなどの地域の協力のもと、様々な分野の皆さんの努力により、子どもたちの安全が保たれています。今後とも、こうした活動への支援とともに、現在、交通危険箇所に配置している交通指導員を、防犯的な観点からも考慮し、増員してまいります。
 防犯対策では、平時における災害への準備が大切なものと考えます。特に災害発生時の重要な担い手である地域防災会、消防団、自警団、防災ボランティアとの連携や、団体活動にかかる必要資材の計画的配備の重要性は、行政のみの対応では限界のある過去の災害例を見ても明らかです。また、災害発生の前後における、市民への情報伝達手段の確保も重要な課題となっており、活動団体への支援とともに、十分な対策を検討してまいります。
 交通安全対策については、歩道設置をはじめ交通事故から市民の安全を守る環境整備も重要な課題です。今後とも、計画的に交通安全施設の整備を実施してまいります。

 3.「住民参加と協働のまちづくり」につきまして、市民の声を聴き、共にまちづくりを進めることが重要です。今日の行政課題は、個別化、多様化するとともに、柔軟な対応を求められることも少なくはなく、また、人的、物的等の行政資源の効率的な運用の面からも、行政のみの対応では困難な状況も出てまいりました。町内会はもとより、公共活動の新たな担い手としてNPO始め各種ボランティア団体の存在は、今後の市政運営にとってますます重要な役割を担うことになると考えます。これらの団体との連携を深め、研修会や講演会、情報提供などの支援をとおして活動の活性化を促してまいります。
 毎年、市民や企業から多くの善意が寄せられ、まちづくりなど様々な使途に充てられていますが、使い道をはじめ寄附に関するルールは必ずしも確立されていません。市民参加の手法のひとつとして、今後とも財源などをお願いする上で、寄附に関する事務処理の円滑化と透明性を高めてまいります。
 協働のまちづくりにおいては、女性と男性が互いにその人権を尊重し、責任を分かち合い、個人の持つ能力を十二分に発揮することができる社会の実現が重要です。本市においては、男女共同参画プランを作成し、「自立と支え合いの男女共同参画社会」を将来像と定め、その実現に努めていますが、この流れを確かなものとするため、男女共同参画条例を制定してまいります。
 福祉施策の大きな柱は、質の高い福祉サービスを提供することであり、特に高齢者、障害者にとっては、地域において自立し、生きがいをもって生活し、社会の中で自身の存在を感じることが重要であると考えます。こうした環境を整えるため、高齢者、障害者の持つ技能の向上、活用を促すための支援策を実施してまいります。

 4.「快適で活力あふれるまちづくり」につきまして、住環境の整備は心地よいまちの空間を生み、快適な生活をもたらします。
 良好な住環境を整備する手法として、区域を面的に整備する土地区画整理事業は、大きな役割を担う重要な事業であると認識しております。本市では、豊川駅東、豊川西部の2つの市施行事業、また組合事業として一宮大木区画整理事業の合わせて3事業が施行されています。地権者はじめ関係者の理解と協力を得て、早期に事業が完了するよう進めてまいります。
 活力あるまちには、産業基盤の充実が重要です。本市の産業構造は、農業産出額、小売業年間販売額、製造品出荷額等からすれば、全体的にバランスのとれたものと考えられますが、個別的には課題も少なくありません。めまぐるしく変化する社会経済環境の中で、現在の状況がこれからも続くという保障はなく、比較的に安定している現在においてこそ、個別の課題に対処しつつ、次につなげる施策を展開する必要があると考えます。
 工業では、用地の開発や優良企業の誘致をはじめ、意欲ある起業家への支援を実施してまいります。農業では、地元産品のブランド化や、市場で競争力を保持できるよう経営基盤の強化を支援してまいります。商業では、店舗ファサード整備や空き用地にポケットパークを設置するなどの商店街の活性化や豊川の新たな名物として「いなり寿司」の全国ブランド化を支援してまいります。観光では、地元観光資源の魅力をいっそう増すよう整備するとともに、観光協会に対し、組織強化を図るための支援を検討いたします。

 5.「個性豊かな子どもがのびのびと育つまちづくり」につきまして、子どもたちに対する負担は、未来への投資です。将来を担う子どもたちの持つ能力を伸ばし、才能を引き出すために、教育施設の充実や学力向上に資する施策を実施してまいります。また、教育は、家庭や学校、行政のみならず、地域も一体となった積極的な取り組みが必要なため、今後においても、地域との連携、交流を強化してまいります。次に子育て支援にかかる課題です。少子化に至る要因のひとつとして、養育にかかる経済的負担の増加が挙げられます。また、育児に関して先の見通せない不安な状況から、出産を控えるという傾向も見受けられ、少子化対策は社会全体の大きな課題であることは言うまでもありません。安心して子どもを産み育てやすい環境を整えることは、本市としても重要な課題と認識しております。対応といたしましては、保育所の耐震改修や改築、児童館の未整備地区への計画的整備を行うとともに、就学前までの乳幼児に対する医療費の無料化を段階的に拡大し、また、保育料の引き下げを含め保育サービスの充実を図ることで保護者の負担を軽減するなど、子育て支援施策を実施してまいります。

 生涯学習は、生活の向上、職業上の能力向上や、自己の充実のための主体的な行動であり、様々な活動をとおして行われます。こうした活動が、年齢を問わず市民の広範囲に浸透することで、地域の文化性が高まり、子どもたちにとって文化のこころを涵養するものだと考えます。中核的な活動施設の整備・活動拠点組織への支援をとおして、市民の生涯学習への後押しをしてまいります。
 スポーツは、心身の健全な発達や、明るく豊かな活力に満ちた社会の形成に大きな役割を果たしており、子どもから高齢者に至るまで年齢を問わず、市民が身近なスポーツに参加することは、身体や精神の健康保持に大いに資するものであります。本市には、全国高校駅伝大会の常連校となった豊川工業高校、今年度好成績を修め、同じく全国高校駅伝大会に出場する豊川高校、愛知県中学校駅伝大会で優勝した豊川東部中学校があり、「駅伝王国とよかわ」と言って差し支えない陣容を誇っています。「駅伝王国とよかわ」にふさわしい陸上競技場の整備をはじめ、高いレベルの選手の持つ技術や、競技に対する姿勢などを市民が身近に感じることができる機会を設け、市民のスポーツ活動がさらに充実するよう努めてまいります。

 現在の我が国の社会経済情勢は、全世界的な市場経済の拡大化の潮流の中で、以前に比べ大きくそのあり方が変わってまいりました。こうした変化に対応するため、社会、経済など様々な面で、いわゆる「構造改革」が進められ、国民生活にとって大きな変化をもたらしました。
 「構造改革」は、企業や国民の懸命の努力に支えられ、バブル経済の崩壊に端を発する経済の停滞状況から抜け出すための手段となった一方で、「格差問題」や「豊かさに実感が持てない」など、負の側面も指摘されています。我々は、未だこの大きな変化の中にいます。先の見通せない不透明感や閉塞感により、将来について不安を感じる方も少なくないと思います。しかし、こうした時にこそ足元を見つめ、そして現状を認識した上で将来のあるべき姿を見据え、展望を切り開いていく必要があります。

 私はこの先頭に立ち、市民の皆様の意見を拝聴し、その英知を活かして誠心誠意市政運営に携わることで、豊川市のさらなる発展に力を尽くす所存です。
 ここに、今後とも、議員各位並びに住民の皆様の深いご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、所信の披瀝とさせていただきます。

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