年度始め式

平成22年4月1日
　平成22年度の年度始め式に際して、一言ご挨拶を申し上げます。
　平成13年に宝飯郡4町と合併協議が始まり、紆余曲折がありましたが、今年の2月、宝飯郡4町との合併を全て終え、新生豊川市が誕生しました。合併により、豊川市は人口18万人余、面積160平方キロメートルという県下で7番目の大きな市となりました。今回、機構改革を行い、新しい組織、機構を発足しました。大きな豊川市となり、市民の負託に応えるため、職員の皆さんには、より一層頑張っていただきたいと思います。
　昨日、大相撲の把瑠都が大関に昇進しました。明るくて、チャーミングで、茶目っ気がある素晴らしい大関が誕生したと思います。会見で、「ファンを大切にする大関になりたい。」という抱負を語っていました。正に我々豊川市の職員としても、明るく、そして市民の皆さんを大事にする職員でありたいと思います。また、人口18万人余の豊川市は、県下でも大関にふさわしい規模であると思います。把瑠都関に負けないよう、これからの豊川市の市政を進めたいと思います。大変経済状況が厳しい中ですが、皆さんの力を結集して頑張っていただきたいと思います。
　最後に私の座右の銘をお話ししたいと思います。「自未得度先度他（じみとくどせんどた）」という言葉がございます。これは「自ら未だ得る前に他を得させよ」ということで、「自分が幸せになる前に人を幸せにしよう」という意味があります。私は、この語を誓いの言葉として、ぜひ市民の皆さんに喜ばれるような市政運営をしていきたいと思っています。職員の皆さんも、何が市民の負託に応えるのかを真剣に考え、行政運営を行っていただきたいと思います。
　以上で私の訓示とします。