仕事始め式
更新日:2013年1月4日
平成24年1月4日
皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年は、3月11日の東日本大震災、それに伴う原発事故の放射能汚染という大災害があり、激動の年でありました。そして被災地への職員の派遣では、皆さんに大変ご尽力をいただき、感謝申し上げます。
本市におきましては、5月からの新市民病院建設、中日本・東海B-1グランプリの大成功、コミュニティバスの運行、大木地区の企業団地の開発決定、大木地区の区画整理事業など数々の事業が進展した年でもあり、皆さんのがんばりにより大変すばらしい年であったと思います。その中、12月には現職の職員が2名亡くなるという悲しい出来事もありました。
海外でも、昨年はアラブの政変、欧州の金融危機と激動の年でありました。一方国内に目を向けますと、いろんな政策が順調に進んでいないと、混迷をしていると言ってもいいような状況でございます。今年も大変厳しい年になるということは十分予想されます。
1月2日の朝に、外国人の格闘技の方が日本の武道の極意を紹介しているテレビを見ておりました。剣道の場面で驚いたのは、普通は勝つとガッツポーズをしますが、それが剣道においては、ガッツポーズをするとその試合がやり直しということでありました。これが日本の古来の武道であり、勝っておごらず、相手への思いやりを忘れずという日本人のすばらしさが脈々と続いていることを確認しました。これからも数々の事業が計画されておりますが、この気持ちを持って、皆さんと力を合わせて、すばらしい豊川市になりますよう進めてまいります。
また、正月三箇日の豊川稲荷の参拝客は113万人という報道がありました。B級グルメの効果によりまして、徐々に豊川稲荷も賑わいを取り戻しているなと実感をしました。
改めて皆さんには今後もがんばっていただくことを期待いたします。24年、1年間よろしくお願いします。