市長就任式
更新日:2019年10月23日
おはようございます。市長就任式ということで所信の一端を述べたいと思います。初登庁にあたっては大勢の職員に出迎えられ、うれしさと皆さんの期待を感じる中で私自身のモチベーションアップにもつながったと思っております。しっかりやっていきたいと改めて思った次第です。
今回、市長選挙へ出馬に至った経緯ですが、私は11年間山脇市政の下で副市長をしていました。その間、新市民病院の建設、B1グランプリの開催、そして昨年には豊川海軍工廠平和公園も開園することができました。何より、平成27年の国勢調査で東三河の市町村で豊川市だけが唯一人口が増えております。約500人ということでございますが、近隣の市町村の方からは「豊川市は非常に元気がある」と評判をいただいています。6月に山脇市長が引退を表明され、今後は私自身が、この施策を引き継いで、「元気な豊川市をリードする」という強い信念のもと出馬しました。
豊川市でも人口の自然減は既に発生していますので社会増を図っていかなければならないと思っています。人口が減ると、例えば他の市町村では、「水道料金が上ってしまう」ということや身近な市町村では「公共交通機関の縮小や廃止」などの事例があります。その中で私たちができるのは「社会増」ではないかと思います。
今回出馬するにあたって3つの基本理念、10の戦略、42の提案をマニュフェストとして掲げています。
基本理念の1は「暮らしやすさ第一豊川市」で、雇用の創出や、安全安心のまちづくりをすることで毎年1000人の社会増を目指します。この中での1丁目1番地は八幡地区の開発です。大型商業施設誘致で3,000人以上の雇用増加が見込めます。その他にも新規工業団地の開発や御津駅の橋上化による周辺用地の有効利用などを行えば人口増や税収増につながると考えています。
基本理念の2は「子育て豊川応援団」ということで日本一子育てしやすいまちを作るということです。山脇市長の時代から意識していたことですが、若いお母さんの世代から「住んでみたい」「住んでよかった」と言ってもらえれば転入増につながると考えます。
基本理念の3として「市民と創る協働と健全財政のまち」です。これは、例えば町内会活動だけでなく市民主体のいろいろな活動を応援し、市民と協働することと、行政改革と健全財政を維持していくといった取り組みです。
3つの基本理念に基づいてマニュフェスト工程計画を作り、進捗管理をしていきます。
最後に、元気な豊川をつくる中で職員の皆さんはチャレンジ精神をもって仕事に臨んで欲しいと思います。