追加接種(3回目)の交互接種に使用するワクチンについて
更新日:2022年1月12日
追加接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類にかかわらず、mRNAワクチン(ファイザー社のワクチン又は武田/モデルナ社のワクチン)を用いることが適当であるとされています。
▼参考資料(以下、参考資料より抜粋)
追加(3回目)接種に使用するワクチンについてのお知らせ(厚生労働省より)(PDF:407KB)
使用するワクチン
追加接種(3回目)では、1、2回目に接種したワクチンの種類に関わらず、ファイザー社または武田/モデルナ社のワクチンを接種することができるようになりました。
例えば、1、2回目接種にてファイザー社のワクチンを接種した方でも、追加接種(3回目)にて武田/モデルナ社のワクチンを接種することができます。
追加接種(3回目)におけるワクチンの接種量
ファイザー社 | 武田/モデルナ社 |
---|---|
0.3ml(1、2回目の接種量と同じ量) | 0.25ml(1、2回目の接種量の半分の量) |
安全性と効果
英国では、2回目接種から12週以上経過した後に、様々なワクチンを用いて3回目接種を行った場合の研究が行われ、以下のことが結果として報告されています。
安全性
3回目の接種後7日以内の副反応は、1、2回目と同じワクチンを接種しても、異なるワクチンを接種しても安全性の面で許容されること
効果
1、2回目接種でファイザー社ワクチンを受けた人が、3回目でファイザー社ワクチンを受けた場合と、武田/モデルナ社ワクチンを受けた場合のいずれにおいても、抗体価が十分上昇すること
ワクチンの組み合わせ | 抗体価 |
---|---|
ファイザー → ファイザー → モデルナ | どちらも抗体価は上昇 |
ファイザー → ファイザー → ファイザー |
よくある質問
Q.武田/モデルナ社のワクチンは副反応が強いと聞いていますが大丈夫ですか。
A.武田/モデルナ社のワクチンにおける3回目接種は、1、2回目接種で用いた量の半分の量となります。2回目接種後と比較して、発熱や疲労などの接種後の症状が少ないことが報告されています。
Q.ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンの効果に差はありますか。
A.1、2回目の接種では、ファイザー社と武田/モデルナ社のいずれも、2回目接種から約半年後も高い重症化予防効果が維持されています。
ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンの1、2回目接種の効果を約半年間比較した観察研究では、武田/モデルナ社のワクチンの方が、感染予防、発症予防、重症化予防の効果が有意に高かったと報告されています。
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お問い合わせ
子ども健康部 保健センター
所在地:442-0879
豊川市萩山町3丁目77番地の1・7
電話:0533-89-0610 ファックス:0533-89-5960
