HPVワクチン接種をお勧めしています
更新日:2024年10月29日
HPVワクチンの無料接種期間を市独自で延長します!
豊川市では、平成9~平成20年度生まれの女性のうち、令和7年3月31日までに1回でも接種を受けられた方で、3回接種が完了していない方に対し、任意接種とはなりますが令和7年4月以降も無料で受けられるよう、無料接種期間を市独自で延長します。
詳細はこちら
【H9~H20年度生まれの女性の方へお知らせ】HPVワクチン接種、まだ間に合います!
これまで、HPVワクチンのキャッチアップ接種期限が令和7年3月31日に差し迫る中、期間内に無料で3回接種する場合には、標準的な接種期間を踏まえ、9月30日までに1回目の接種を開始するよう周知してきましたが、標準的な接種期間での接種ができない場合であっても、最短で4か月あれば3回の接種を公費無料の期限内に完了することができます。
キャッチアップ接種の対象(H9~H19年度生まれ)の方に加え、今年度が定期接種の最終年度となる高校1年生世代(H20年度生まれ)の方で接種を希望される方は、11月までに1回目を接種することをご検討ください。
12歳~27歳の女性とご家族の方へ
HPVワクチン接種に関するご案内
HPVワクチン(ヒトパピローマウイルス感染症ワクチン)は、子宮頸がんが予防できるワクチンです。豊川市では、女性の命と健康を守るため、正しい情報を届けるとともに、HPVワクチンの接種をお勧めしています。対象は、小学6年生から高校1年生相当の女子とキャッチアップ接種対象者(積極的勧奨の差控えによりワクチン接種の機会を逃した平成9年度~平成19年度生まれの女性)です。接種にあたっては、有効性、安全性に関する情報をよく理解した上でご検討ください。
予防接種の積極的勧奨について
ヒトパピローマウイルス感染症ワクチンは、平成25年より定期接種の積極的勧奨を差し控えていました。その後、国の専門家会議において、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月1日より積極的勧奨を再開しています。また、積極的勧奨の差控えによりワクチン接種の機会を逃した方(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)については、キャッチアップ接種の対象とし、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間、公費で接種が可能となりました。
対象者について
定期接種対象者
小学6年生~高校1年生相当の女子
令和6年度の対象者:
平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれの女子(令和6年度に12歳~16歳になる女子)
予診票の送付について
令和6年度に小学6年生~中学1年生になる女子(平成23年4月2日~平成25年4月1日生まれ)へ令和6年3月末に予診票を送付しています。
キャッチアップ接種対象者(積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方)
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子
(令和6年度に17歳~27歳になる女子)
接種期間
令和4年4月1日から 令和7年3月31日まで(3年間)
※上記期間内に無料で3回接種するには、標準的な接種期間で接種する場合は令和6年9月30日までに1回目の接種を開始する必要がありましたが、標準的な接種期間での接種ができない場合であっても、最短で4か月あれば3回の接種を公費無料の期限内に完了することができますので、接種を希望される方は、11月までに1回目を接種することをご検討ください。
予診票について
接種対象者のうち、未接種の方(今までに一度も接種したことがない方)へ令和6年2月末に予診票を送付しています。豊川市に住民票がある方のうち、紛失等で予診票が必要な場合は豊川市保健センターで予診票を発行します。予診票申込フォームからお申込みいただくか、直接保健センターへお問い合わせください。
その他
過去にヒトパピローマウイルス感染症ワクチンを合計3回受けていない方が対象となるため、過去に1回または2回接種した方であっても、残りの回数を公費で接種することができます。過去の接種履歴については、必ず母子健康手帳をご確認ください。
なお、転入等により前住所地で接種された場合や、自費(任意)で接種された場合は、豊川市に接種履歴が無いため、接種勧奨通知等が届く場合があります。接種履歴がある場合は、母子健康手帳をご確認の上、下記二次元コードから接種履歴の入力にご協力ください。
HPVワクチン接種履歴入力フォーム
予診票申込について
転入により一部の予診票が送付されていない方や予診票を紛失された方など、お手元に予診票がない方は、下記の手続きにより予診票を入手することができます。
なお、豊川市に住民票がない方には予診票の発行ができませんのでご了承ください。住民票のある市町村へお問い合わせください。
申請方法
(1)予診票申込フォームから予診票を申請してください。
(2)申込後2週間程度を目安に、豊川市保健センターから予診票を郵送します。
(3)予診票に同封のチラシを読み、ワクチンの効果と接種後の副反応について理解してください。
(4)委託医療機関へ予約をお願いします。
(5)1.予診票 2.母子健康手帳(ない場合は再発行が必要)3.住所や年齢が確認できるもの(健康保険証等)を医療機関へお持ちいただき、接種してください。
予診票申込フォーム
※申請後、2週間程度で予診票を郵送します。お急ぎの方は、保健センターまでお電話にてご相談ください。
医療機関への予約は、予診票が自宅に届いてから行ってください。
二次元コードからも申請できます
申込前の確認事項
(1)母子健康手帳等で過去の接種履歴・ワクチンの種類をご確認ください。
※不明の場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
(2)3回接種のうち、未接種の回数を確認してください。
接種ワクチン・回数及び接種間隔
現在日本において公費(無料)で受けられるHPVワクチンは、9価HPVワクチン・4価HPVワクチン・2価HPVワクチンの3種類です。
令和5年4月より、9価HPVワクチンも公費で接種できるようになりました。
詳細はこちら:9価HPVワクチンの定期接種について
どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関でご相談ください。
ワクチンの種類 | 回数・間隔 |
---|---|
9価 (シルガード9) |
1回目の接種を、15歳になるまでに受ける場合 2回 6か月の間隔をおいて2回接種。 (1回目と2回目の接種は、通常5か月以上あける。5か月未満である場合、3回目の接種が必要) 1回目の接種を、15歳になってから受ける場合 3回 2か月の間隔をおいて2回接種。3回目は1回目の接種から6か月で行う。 (2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あける) |
4価 (ガーダシル) |
3回 2か月の間隔をおいて2回接種。3回目は1回目の接種から6か月で行う。 (2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あける) |
2価 (サーバリックス) |
3回 1か月の間隔をおいて2回接種。3回目は1回目の接種から6か月で行う。(2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は1回目から5か月以上、かつ、2回目から2か月半以上あける) |
3種類いずれも、1年以内に接種を終えることが望ましい。
(※1)1回目と2回目の接種は、通常5か月以上あける。5か月未満である場合、3回目の接種が必要。
(※2・3)2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、
2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あける。
(※4・5)2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、
2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、かつ、2回目から(※5)2か月半以上あける。
HPVワクチンの効果
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。さらに「9価ワクチン」であれば、子宮頸がんの原因となるHPVの80%から90%を防ぐことができます。
HPVワクチンの接種を1万人が受けると、受けなければ子宮頸がんになっていた約70人ががんにならなくてすみ、約20人の命が助かると試算されています。
ワクチン接種後に気をつけること
HPVワクチン接種にもリスクはあります
HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれに、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。因果関係があるかどうかわからないものや、接種後短期間で回復した症状をふくめて、HPVワクチン接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり、約10人です。このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種1万人あたり、約6人です。
ワクチンは合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたら、それ以降の接種をやめることができます。
接種後に気になる症状が出たときは、まずはお医者さんや周りの大人に相談してください。
接種した部位の腫れ・痛み(局所反応)
接種により高い頻度で起こる症状。ほとんどが数日以内に改善します。
全身反応
局所反応より頻度は低いものの、体全体の症状が一定程度起こります。頭痛、発熱、吐き気、めまい、疲労感などが比較的頻度が高い症状です。
予防接種ストレス関連反応(ISRR)
接種に対する不安や痛みなどのストレスにより、過呼吸やめまい、痛み、不随意運動、しびれ、手足の動かしにくさなどの症状が生じる場合があります。これらの症状はワクチンの種類とは関係なく、ワクチン接種への不安や注射針への恐怖や痛みなどによって起こることが知られています。予防のためには、医療者が本人と保護者に丁寧な説明を行い、信頼関係の下で接種することが大切です。
HPVワクチン接種を実施している市内医療機関
医療機関での接種には予約が必要です。医療機関一覧をご確認の上、直接電話にて予約をお取りください。
平日18時以降や土曜日の接種が可能な医療機関についてもご確認いただけます。
市外医療機関で接種を希望される方は、事前の申請が必要です。事前申請をしない場合は、 有料になります。申請方法は、ホームページ( 定期予防接種を市外医療機関で希望の方へ )をご覧いただくか、保健センターまでご相談ください。
詳しいHPVワクチン情報について
啓発ポスター・チラシ(豊川市オリジナル版)
子宮頸がん予防の普及啓発を目的に、豊川市オリジナルのポスターとチラシを作成し、医療機関、歯科医院、薬局、公共施設、企業・店舗、小中学校、高校等へ配布しています。
画像をクリックすると拡大しますので、必要に応じてご活用ください。
厚生労働省作成リーフレットなど
【平成9年度~平成19年度生まれの女性(キャッチアップ接種対象者)の方向け】
【小学校6年生~高校1年生相当の女子と保護者の方向け】
【医療従事者向け】
【外部リンク】
HPVワクチンを自費で接種した方に償還払いを行っています
担当係(お問い合わせ)
子ども健康部保健センター 保健予防係
電話 0533-95-4801
お問い合わせ
子ども健康部 保健センター
電話:0533-89-0610