菟足神社貝塚公園

更新日:2024年2月7日

菟足神社貝塚公園

菟足神社貝塚公園

 菟足神社貝塚(市指定史跡)は、およそ3000年前の縄文時代晩期中葉から晩期後葉にかけて形成された貝塚です。
 大正11(1922)年には小規模な発掘調査が行われ、菟足神社の社司であった川出直吉氏により採集された遺物は昭和初期に中央の学術雑誌で紹介されています。そして、平成9(1997)年3月には小坂井町の史跡指定を受け、現在では豊川市の指定史跡として引き継がれています。
 これまでの発掘調査等により、菟足神社貝塚は3箇所の貝層で構成されていることがわかり、2箇所が公園の範囲内にあります。このうち東側(菟足神社社殿寄り)の貝層が最も残りがよく、発掘調査では多くの縄文土器のほか埋葬された人骨も確認されています。
 園内2箇所の貝層は、どちらもそのままの状態で保存を図っているため、縄文時代の人々が食べた後に廃棄したハマグリなど貝殻の分布状況を実際に観察することができます。

場所

豊川市小坂井町宮脇地内

利用日

年中無休

入場料

無料

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習課
電話:0533-88-8035

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