異空間のアーティスト　現代美術in豊川(終了しました)

　豊川市桜ヶ丘ミュージアムでは、平成27年のリニューアル以降、現代美術作品を紹介する機会を設けています。今回は平面作品から空間へと表現を拡げている若手作家2名の展覧会を行ないます。　
　福井県出身の加茂那奈枝（1988年～）は、和紙や和紙の原料である楮などを用いて、空間に絵を描くように作品を展開しています。宙を舞う楮はどこか生命体のような意思を感じさせ、様々なイメージを想起させます。
　豊川市出身の古川あいか（1982年～）は、現在ドイツや東京などで活動を行っており、従来の平面絵画の概念にとらわれない新しい表現を模索しています。主に布団やパジャマなど日常から自然に発生する布のシワを描き、五感を刺激する表現を得意としています。　本展覧会は、平面作品を空間へと展開する共通項を持つ2名の若手作家により、美術表現の拡がりや、新鮮なアートの息吹を紹介する展覧会です。

会期　平成28年12月17日（土曜）～平成29年1月21日（土曜）
休館日　毎週月曜日、12月29日（木曜）～1月3日（火曜）、但し1月11日(月曜祝日)は開館
時間　午前9時～午後5時
入場料　無料
出品作家　加茂那奈枝（1988年福井県～）＋古川あいか（1982年豊川市～）
会場　豊川市桜ヶ丘ミュージアム第5･6展示室
主催　豊川市桜ヶ丘ミュージアム
後援　豊川市教育委員会

会期中の催し
「キッズ・ワークショップ」(終了しました)
　各13時30分～15時、小中高校生、定員15名、参加無料、要事前申込（申込み開始日9時から電話、窓口で先着順に受付）

・古川あいか「家（うち）にあるシワやヒダ」
　平成28年12月17日(土曜) 14時～　【定員に達しました】
・加茂那奈枝「和紙の素（もと）で何ができるかな？」
　平成29年年1月14日(土曜) 14時～　(申込み開始12月10日（土曜）～)

「アーティストトーク」(終了しました)
　作家によるトーク会
　12月17日(土曜) 10時30分から、無料、当日会場へ直接お越しください

「キュレータートーク」(終了しました)
　担当学芸員が作品の見所を紹介
　12月23日(金曜、祝日)、1月9日(月曜、祝日)　各14時～
　無料、当日会場へ直接お越しください