「広報とよかわ」2017年11月号(MY COLOR)

更新日:2017年11月1日

MY COLOR

きらっと☆とよかわっ!輝くひとVol.32
さまざまな分野で活躍する豊川市出身のトップランナーを紹介します

伝える仕事にやりがいと楽しさを感じる

〈アナウンサー〉小原 佳代子さん

小原佳代子さんの写真

中京テレビでニュースや「キャッチ!」のナレーションを担当するなど、フリーアナウンサーとして、多方面で活躍する小原佳代子さんにお話を伺いました。

小学生の頃から朗読が得意で、学校の先生から褒められたという小原さん。アナウンサーの道を考えたのは高校時代。小学生から始めたフィギュアスケートの大会で入賞し、ラジオ局から取材を受けたとき、「私も頑張っている人をインタビューしたい」と思ったことがきっかけだった。高校卒業後は、アナウンサーを多数輩出する東京の大学へ進学した。

大学時代は、チアリーディング部に所属。どんなときでも笑顔でいることを先輩から徹底的に教わった。このとき培った精神力は、後のアナウンサー人生で役立つこととなる。

アナウンサースクールで本格的な技術を学び、臨んだテレビ局の入社試験。全国の局を20以上受験し、愛媛の放送局に合格した。

入社して2日目でラジオ放送、1週間で夕方のニュースのメインキャスターを担当。さらに番組の企画、取材、編集など、ディレクターやカメラマンの仕事も自分で行った。「右も左も分からず、やっては怒られ、無我夢中で局の仕事を覚えていった」多忙を極め、帰宅は毎日、日付が変わる頃だった。

入社3年目、母親の病気を機に故郷へ戻る。メ~テレアナウンサーとして活動後、フリーに転身。スポーツや子ども向けイベントなど、フリーでなければできない仕事にも挑戦している。トークショーなどでは、台本がない中、その場を一人で取り仕切ることも多いが、これまでに得たディレクターやカメラマンの経験が力になっている。また、「結果を出さなければ次はないというフリーの厳しさを感じている」と話す。

何が起こるか分からない現場で仕事をする中、アナウンサーとして、どんな状況にも対応できるよう想像力を働かせることを心掛けている。「伝える現場の良し悪しを決めるのは、アナウンサー次第。それを任されることにやりがいと楽しさを感じる」と語る小原さんのこれからの活躍を応援したい。

プロフィール

小原 佳代子(おはら かよこ)

御津南部小、御津中、小坂井高校を卒業。慶應義塾大学を卒業後、2004年に愛媛の南海放送に入社。2007年に地元愛知に戻りメ~テレアナウンサーとして活動後、フリーへ転身。現在、テレビやイベントなどで、幅広く活躍している。

お問い合わせ

企画部 秘書課
電話:0533-89-2121

AIチャットボット
閉じる