「広報とよかわ」2021年12月号(特集)

更新日:2021年12月1日

特集1 プロから学ぶスポーツの魅力 地域と共に歩む三遠ネオフェニックス

プロバスケットボールBリーグで活躍する三遠ネオフェニックス。今では東三河から遠州地方までを拠点とするクラブですが、実は豊川市で生まれたクラブです。今回の特集では、三遠ネオフェニックスのスポーツ振興活動や試合の見どころ、選手から皆さんへの熱いメッセージをお伝えします。詳しいことは、スポーツ課(電話:0533-88-8036)へ、お問い合わせください。
 

豊川市で誕生したプロバスケクラブ

昭和40年創部のプロバスケットボールクラブ・三遠ネオフェニックス。前身は、豊川市に本社を置く企業のクラブで、平成19年にはプロリーグに参戦し、浜松・東三河フェニックスとして活動。Bリーグに参戦した平成28年から、三遠ネオフェニックスに改称しました。現在、所属するB1リーグは22のクラブが東西に分かれ、フェニックスは西地区で戦っています。創部以来、豊川市を練習拠点としており、現在も市内の体育館で活動しています。
令和元年10月には、スポーツを活用したまちづくりに関する協定を東三河8市町村と締結しました。これに基づき、豊川市民を試合に無料招待する豊川市DAYを開催するなど、東三河唯一のプロスポーツクラブとして、スポーツを通じて地域の人たちに、その楽しさや感動、夢を与え、笑顔で活力のあるまちとなるよう活動しています。
Bリーグ参戦から昨シーズンまでの成績
2016-17シーズン 中地区2位
2017-18シーズン 中地区4位
2018-19シーズン 中地区5位
2019-20シーズン 中地区6位
2020-21シーズン 西地区9位
(注記)2019-20シーズンまで、中地区で戦っていました
 

三遠ネオフェニックスのスポーツ振興活動

バスケ教室・交流会

フェニックスは地元へのスポーツ振興の一環として、毎年、選手やコーチが東三河の小中学校に出向き、バスケットボールの指導をする教室を開いています。今年も豊川市では夏休み期間中に音羽中学校と南部中学校、金屋小学校で開催されました。
音羽中学校では、音羽中学校と西部中学校のバスケットボール部員41人が参加し、岡田慎吾選手、山内盛久選手らと交流しました。周囲の動きを意識しながらのパスの出し方などを教わり、質問タイムでは「自分より身長の大きい選手と試合する時は何を意識するといいですか」など、質問が相次ぎました。
バスケットボールの経験がない子どもたちを対象とした交流会も毎年開いており、今年は7月に八南・千両・御津北部、11月に御津南部の各小学校で行われました。元選手で、コーチなどを務めた鹿毛誠一郎さんが講師となり、シュート練習やミニゲームで触れ合いました。児童が身長2メートルの鹿毛さんのディフェンスをかわして見事にゴールを決めると、大きな拍手が沸き起こりました。
プロ選手と同じコートでボールを追い掛けることで、子どもたちがクラブをより身近に感じ、夢や目標を抱く貴重な機会となっています。
バスケ教室に参加してみて
音羽中学校 バスケットボール部 2年生 稲垣 璃々香さん
テレビで見ていた選手と一緒にプレーができて、すごく楽しかったです。選手にはボールの奪い方や扱い方など、基本的なことをみっちり教えていただき、勉強になりました。どんな場面でも使える技術なので、体に染み込ませて、今後の試合や大会で生かしたいです。今後も教室が続き、後輩たちにも教えてもらって、プロを目指す選手が出てきたらうれしいです。

聖火リレー

4月に行われた東京2020オリンピック聖火リレーでは、市内出身の太田敦也選手が豊川市の第1走者を務めました。スタート地点の豊川稲荷境内に大勢の観衆が詰めかける中、太田選手は豊川高校、豊川工科高校の生徒たちと共に走り、大会成功を祈りました。
 

試合の見どころ

東三河では豊橋市総合体育館で開催されているホームゲーム。会場では白熱した試合だけでなく、パフォーマンスやグルメなど、楽しい要素が盛りだくさんです。ここでは、その見どころを紹介します。

  1. 会場前 試合会場の入場口付近にはキッチンカーなどが並び、地元のグルメを味わえます
  2. 開場 健康状態をチェックします
  3. オープニングパフォーマンス ファイヤーガールズがダンスで会場を盛り上げ、いよいよ選手たちが入場
  4. 試合開始・前半 試合時間を10分ずつ、4つに分けて戦います
  5. ハーフタイムショー 20分間のハーフタイムではさまざまなパフォーマンスを楽しめます
  6. 試合再開・後半 素早い攻防が繰り返され、最後まで目が離せません
  7. 試合終了 試合後は選手たちがコートを一周し、声援に応えます

豊川市出身のファイヤーガールズ ASUKA(アスカ)さん
バスケットボールの観戦が初めての方でも楽しめるよう、私達、ファイヤーガールズがパワフルなダンスで会場を盛り上げます。ご来場をお待ちしております!
 

応援リーダーインタビュー 杉浦 佑成選手・太田 敦也選手

ライバルを相手に、熱戦を繰り広げる選手たち。東三河をPRする応援キャプテンで豊川市出身の太田敦也選手と、豊川市の応援リーダー・杉浦佑成選手に、豊川市民へのメッセージを伺いました。

豊川市の印象は?

太田さん 子どもの頃から親しんだ豊川市ですが、最近は豊川稲荷でのイベントも行われ、昔に比べてにぎわっていると思います。県外の人が「行きたい」と思ってもらえる街になっていると思います。
杉浦さん 豊川稲荷の「YORU MO-DE」に行きました。参拝客でにぎわっていて、すごくいい取り組みだなと思いました。飲食店も多い印象があり、食べ物もおいしいですね。

バスケットボール、Bリーグの魅力は?

太田さん 野球やサッカーと比べて、バスケットボールは選手が観客とすごく近いところでプレーします。目の前で、身長2メートル前後の選手たちがぶつかり合う迫力のあるスポーツです。他の競技にはない、いいところだと思います。また、試合展開が早いので、夢中になって楽しめると思います。観ているうちに、ルールもだんだん覚えられます。

12月4日に開催される豊川市DAY

杉浦さん 豊川市の応援リーダーとして、試合を見た人が少しでも元気になれるようなプレーがしたいです。豊川市DAYでもいい試合をして、勝って、豊川市を活気付けられるように頑張ります。

豊川市民へのメッセージを

太田さん 今シーズンは、若い選手も入ってきて、チームが活気付いています。結果を求めて頑張っていきますので、応援してもらえたら嬉しいです。
杉浦さん 攻めることが得意なチームなので、できる限り攻めている時間を長くして勝ちにいきたいです。また、一人ひとりの選手が成長して、いいシーズンにできるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
 

12月のホーム試合

4日(土曜) 対戦相手:シーホース三河 (豊川市DAY)
5日(日曜) 対戦相手:シーホース三河
11日(土曜) 対戦相手:千葉ジェッツ
12日(日曜) 対戦相手:千葉ジェッツ
18日(土曜) 対戦相手:大阪エヴェッサ
19日(日曜) 対戦相手:大阪エヴェッサ
29日(水曜) 対戦相手:琉球ゴールデンキングス
(注記)会場はいずれも豊橋市総合体育館(豊橋市神野新田町)
 

特集2 令和2年度決算状況をお知らせします

市では、毎年、皆さんの納めたお金が、どのように使われているのかを知っていただくため、市の決算状況を公表しています。詳しいことは、財政課(電話:0533-89-2127)へ、お問い合わせください。なお、こちらからもご覧いただけます。
一般会計
【会計別歳入】 合計 895億598万円

【会計別歳出】 合計 863億8829万円

特別会計
【会計別、歳入、歳出】

合計、歳入 196億3763万円、歳出 181億9640万円
企業会計
【会計区分、歳入、歳出】

合計、歳入 279億 167万円、歳出 306億1405万円

豊川市の家計簿

豊川市の財政状況を分かりやすくするために、令和2年度の市の一般会計決算額を市の人口186,554人(令和3年3月31日現在の住民基本台帳人口)で割り、市民1人当たりの金額に換算して、家計で使う項目に例えました。家計と市の財政では、お金の使い方も規模も違うため単純に比べられないところもありますが、おおよそこのようになります。

収入

合計:48万円

支出

合計:48万円

財政の健全度

令和2年度決算に係る財政の健全度を表す健全化判断比率と、公営企業の経営健全度を表す資金不足比率は次のとおりです。いずれの値も基準を下回り、健全であることが分かります。

健全化判断比率

健全化判断比率における実質赤字比率や連結実質赤字比率など4つの指標のうち、確定値が1つでも早期健全化基準以上である場合には、早期健全化が求められます。
【区分、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率】
確定値、実質赤字比率 なし(マイナス7.24パーセント)、連結実質赤字比率 なし(マイナス27.78パーセント)、実質公債費比率 マイナス1.5パーセント、将来負担比率 なし(マイナス70.5パーセント)
早期健全化基準、実質赤字比率 11.46パーセント、連結実質赤字比率 16.46パーセント、実質公債費比率 25.0パーセント、将来負担比率 350.0パーセント
財政再生基準、実質赤字比率 20.00パーセント、連結実質赤字比率 30.00パーセント、実質公債費比率 35.0パーセント、将来負担比率 なし
(注記)( )内は参考として黒字の比率をマイナス表記しています

資金不足比率

資金不足比率とは、事業ごとの資金の不足額が、料金収入などに対してどの程度の比率になるかを示します。確定値が経営健全化基準以上である場合には、早期健全化が求められます。
【特別会計などの名称、豊川西部土地区画整理事業、豊川駅東土地区画整理事業、水道事業、下水道事業、病院事業】
確定値は豊川西部土地区画整理事業、豊川駅東土地区画整理事業、水道事業、下水道事業、病院事業においてなし
経営健全化基準は豊川西部土地区画整理事業、豊川駅東土地区画整理事業、水道事業、下水道事業、病院事業において20.0パーセント

健全化判断比率の指標 用語解説

実質赤字比率
一般会計などの実質赤字の比率であり、これが発生している場合は、単年度の収支均衡が図られていない状態を示します。
連結実質赤字比率
全ての会計の実質赤字の比率であり、これが発生している場合は地方公共団体全体として単年度の収支均衡が図られていない状態を示します。
実質公債費比率
公債費および公債費に準じた経費の比重を示す比率であり、公債費による財政負担の程度を客観的に表しています。
将来負担比率
地方債残高の他、一般会計などが将来負担すべき実質的な負債をとらえた比率であり、これが高いほど地方公共団体にとっての将来負担が多いことを示します。
 

お問い合わせ

企画部 秘書課
電話:0533-89-2121

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