豊川市における土地区画整理の概要
更新日:2022年4月1日
本市は、愛知県の南東部、東三河地域の中央部に位置し、市域面積は161.14キロ平方メートルで、北側には木曾山系の本宮山連峰があり、東南に流れる一級河川豊川(とよがわ)を始め、中央、西端に二級河川の佐奈川、音羽川等が流れ、三河湾に注いでいます。
また、名古屋市から約60キロメートル、豊橋市の中心地から約8キロメートルの距離にあり、市域の中央を東名高速道路が東西に横断し、市の東端に位置する豊川インターチェンジと、北西端に位置する音羽蒲郡インターチェンジが広域交通道路網への玄関口となっております。一般道路については、並行する国道1号と、国道23号北西-南東方向に、国道151号及び国道247号(小坂井バイパス)が北東-南西方向に通り、基軸道路となっています。鉄道網としては、国道1号と並行して名鉄名古屋本線が、国道23号と並行してJR東海道本線が、国道151号と並行してJR飯田線が通っています。また、名鉄名古屋本線と国府駅で分岐する豊川線が東西に走り、中央部の諏訪町駅から県都名古屋市への所要時間は約1時間となっております。
土地利用については、昭和39年東三河工業整備特別地域の指定以来、本市総合計画に基づき昭和44年市街化区域の指定、昭和45年用途地域の指定、昭和46年農振地域の指定を経て、自然の保全と農業振興地及び都市的土地利用地との調和を図りながら、健康的で文化的な生活環境を確保するため、文教施設、公園緑地、厚生福祉施設等公共施設の整備拡充に努めてきました。
さて、土地区画整理事業は、私たちの生活になくてはならない道路、公園、排水施設などの整備を行うとともに、個々の宅地も利用しやすいように整形する事業として、魅力あるまちづくりに重要な役割を担っています。
本市の土地区画整理事業の実績は、昭和16年に着手した豊川土地区画整理事業に始まって以来、施行済24地区1098.3ヘクタール、施行中の市施行2地区144.2ヘクタール、組合施行1地区2.5ヘクタールの事業を合わせれば1245ヘクタールに及び、これは市街化区域(3,479ヘクタール)全体の約35パーセントを超えており、このことは、土地区画整理事業が本市の「まちづくり」において大きな役割を果たしていることを物語っています。
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