図録「幽艶なる樹々の鼓動 平川敏夫展」

更新日:2013年1月4日

桜ヶ丘ミュージアム

内容

現在、創画会の重鎮として活躍する平川敏夫は、戦後、第3回創造美術展に初入選して以来、新制作協会日本画部、創画会を中心に活動を続け、一貫して日本的な素材を生かし、雅趣に富んだ作品群を発表してきました。
台風の影響で樹皮や葉をはぎ取られ白骨化した樹木が翌年小さな芽をつけ、再生する姿に触発され描いた「白樹」以降、重要なテーマとなった自然の生命力は樹にその姿を借りながら連綿と描かれ続けてきました。樹々に宿る魂を表すかのようなその画境は、色数を抑えた素朴な表現から、次第に赤と黒の燃え立つような表現へと転化し、さらに画家独自の白抜き技法を取り入れた新たな水墨画の幽艶な世界へと華麗に深化してきました。
この展覧会は、愛知県宝飯郡に生まれ、現在も故郷を拠点に活動を続ける日本画家・平川敏夫の初期から現在に至る作品を紹介するもので、生涯を通じ一貫して自然を描き続ける画家の変遷を辿るものです。(あいさつ文より)

図録平川敏夫展の写真1
表紙

図録平川敏夫展の写真2
内容1

図録平川敏夫展の写真3
内容2

図録平川敏夫展の写真4
内容3

ページ数:100、価格:2200円、刊行年月日:平成16年11月

豊川市桜ヶ丘ミュージアムへのお問い合わせ

442-0064
愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
電話:0533-85-3775
FAX:0533-85-3776
月曜休館

お問い合わせ

市民部 文化振興課
電話:0533-84-8411

AIチャットボット
閉じる