図録「三河国一宮砥鹿神社~その歴史とゆかりの品々展~」(完売しました)

更新日:2013年1月4日

桜ヶ丘ミュージアム

三河国一宮砥鹿神社~その歴史とゆかりの品々展~

内容
豊川市一宮町に鎮座する砥鹿神社は里宮とも呼ばれ、本宮山頂にある奥宮とともに古くから三河国一宮として崇められてきました。その創始は明らかではありませんが、縁起によれば文武天皇の病気平癒のため草鹿砥公宣が三河国に下向した際に遭遇した老翁の望みにより本宮山麓に宮を造営したのが始まりと言われています。
また、『日本文徳天皇実録』には嘉祥3(850)年に従五位下が叙位されたことが記録されており、古代より当地域の人々に崇められてきた神社であることが明らかで、現在においても広く厚い崇敬を受けています。

神社には、その歴史の長さ、信仰の篤さを象徴するかのように様々なゆかりの品が遺されており、それらは我々に神社の悠久な歴史を語りかけてきます。奥宮が鎮座する本宮山は、豊川下流域の平野部に面する随一の霊峰として古くから信仰の対象とされてきました。山中には信仰の地に相応しい巨岩の露頭や奥宮の社叢として守られてきた豊かな自然があり、山麓には古代人の奥津城である古墳が群をなして土中に埋もれているなど、まさに本宮山は文化・自然の宝庫とも言えます。

この展覧会は、砥鹿神社にまつわる歴史や自然、文化などについて、様々な資料を通して紹介するもので、多くの方々に当地域の誇るべき文化遺産である砥鹿神社についてあらためて知っていただくことを目的として企画しました。(あいさつ文より)

砥鹿神社

honguusa4
本宮山遠景

toga6page

後奈良天皇 般若心経
重要文化財後奈良天皇宸翰般若心経(西尾市岩瀬文庫蔵)

ページ数:77、価格:700円、刊行年月日:平成19年10月27日

豊川市桜ヶ丘ミュージアムへのお問い合わせ

442-0064
愛知県豊川市桜ケ丘町79-2
電話:0533-85-3775
FAX:0533-85-3776
月曜休館

お問い合わせ

市民部 文化振興課
電話:0533-84-8411

AIチャットボット
閉じる