伊奈城趾公園

更新日:2013年1月4日

伊奈城趾公園

 伊奈城趾公園・花ヶ池公園は、徳川家の家紋「葵の紋」発祥ゆかりの地として,平成6・7年度に「愛知のふるさとづくり事業」の選定を受け整備しました。

由来

 享禄二年(1529)岡崎城主・松平清康(徳川家康の祖父)が吉田城(豊橋市)を攻めた時、当時の伊奈城主・本多正忠は清康軍に参加し、先陣をきって東門を破り城を攻め落とした。正忠は清康を伊奈城に招いて凱旋の祝宴を開き、城内の花ヶ池にあった水葵の葉を敷いて酒肴を出したところ、清康は大そう喜び、「立葵は正忠の家の紋なり、此度の戦に、正忠最初に御方参て、勝軍しつ、吉例也、賜らんと仰ありて、これより御家紋とはなされたり。」(藩翰譜・新井白石編)
 この記述を裏付けるように、岡崎市の随念寺に残されている清康の肖像画には、「立葵の紋」が描かれている。
 このように、本多家から松平家の家紋となった「立葵の紋」が、徳川家康の代に「三つ葉葵の紋」となったと伝えられている。

  伊奈城趾公園
場所 豊川市伊奈町柳38番地
利用日 年中無休
入場料 無料
電話 なし

お問い合わせ

教育委員会 生涯学習課
電話:0533-88-8035

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