■三河国分尼寺跡史跡公園 ボランティアガイドがご案内します

ボランティアガイドの風景写真
三河国分尼寺跡史跡公園では、三河天平(てんぴょう)の里資料館の開館日に概ねボランティアガイドが常駐しています。国分尼寺史跡公園の案内や三河天平の里資料館の解説を無料で行っていますので、お気軽に資料館へお声かけください。また、団体での見学でガイドをご希望される場合は、1週間前までに三河天平(てんぴょう)の里資料館へご連絡ください。

■ボランティア募集のお知らせ

■ボランティアガイドこぼれ話

S.Mさん
 国分尼寺の史跡ガイドを始めて以来満足なガイドが出来ぬまま3年と数ヶ月が過ぎ去りました。日頃から見学に来られた人が少しでも歴史に触れ、何よりも楽しんで帰ってもらえる手伝いができればと思い続けています。予約の団体や小中グループの場合は少し趣が違いますが、見学に来られた人に対する最初の対応を誤ると相手の気持ちに反して押し付けガイドになったり、反対に(詳しい説明を)希望するのに希望しない素振りを見せる遠慮深いタイプの人もいるのでこれを見極めるよう心掛けています。
 さて、見学者からの質問の一つですが、今年の1月に来られた団体の女性の方から「国分寺には塔があるが、尼寺にないのはなぜなのか」と尋ねられ、はたと言葉に詰まりました。知っていたようで知らず、適切な説明ができなくてその場は不勉強で申し訳ない旨を伝えました。今でもその場面を思い出すと自分の困惑した顔が目に浮かびます。
 瀬戸内寂聴(じゃくしょう)さんの名ガイドで味わう「古寺めぐり」の中で塔に触れ「塔というのは、人間の思いが上に上に空へ空へと上っているその証のような気がする」と、その思いを話しています。
 時と天地の利を受けた男たちは、より高く、より美しくを心に描きながら、時代や国境を越え、果てしなく続く夢の姿を追い求め、今に見る林のように立ち並ぶ高層ビル群の中にも塔からビルへと同じ強い想いが現代のかたちで生き続けているのではないでしょうか。(平成21年3月、『三河天平(てんぴょう)の里だより』第7号より)


H.Wさん
ガイド活動の一つに園児と小学校低学年の児童を対象としたペープサートがあります。手作りの紙人形を使って国分寺、国分尼寺が建てられた時代を分かりやすく劇にしたもので、同年代の子どもさんのいるTさんが、小さな子どもたちにも歴史に興味を持って欲しいという希望から提案し、実現させたものです。
劇中に子どもの気を引く工夫があるため皆、終わりまで静かに座っていてくれます。子どもたちがどの程度内容を理解しているのか分かりませんが、自分たちの住む豊川には大切なものがあるということは分かってくれたと感じます。今後も多くの子どもたちが参加して、郷土を知るきっかけにしてほしいと思います。
他にも資料館では様々な講座が開かれています。多くの場合、近くに学べる所があっても、それを教えてくれる人がいなくて通り過ぎてしまうことがあります。歴史ブームといわれる今、まず身近なふるさとの歴史とふれ合うために是非資料館に足を運んでください。新たな発見に出会えることと思います。(平成21年3月、『三河天平(てんぴょう)の里だより』第7号より)


■問い合わせ

教育委員会 生涯学習課
電話:0533-88-8035



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