Counter Skin　宮島達男ワークショップ報告展

更新日：2017年12月13日

Counter Skin　宮島達男ワークショップ報告展

カウンタースキン

内容

　豊川市桜ヶ丘ミュージアムで平成27年にリニューアル記念展として開催した「豊穣なるもの　現代美術in豊川」では、地域との関わりを重視した事業展開から過去最大の入場者数となりました。この際初めて学校アウトリーチを行い市内4校へアーティストを派遣いたしました。アートを身近なものとして感じることが出来るよう開催したものですが、日ごろ触れることの少ない美術作家との交流体験は、子ども達に新たな気づきや発見を生み出しました。その後、好評であった同活動を毎年開催し、今年度で9校目を迎えることが出来ました。
　今回は、デジタルカウンターで知られる宮島達男氏を迎え、平成29年5月31日に豊川市立八南小学校6年生96人が「Counter Skin(カウンタースキン)」と呼ばれるワークショップに取り組みました。2人一組となって相手の体に数字を描くもので、足や顔、背中といった場所に相手の感覚や気持ちを読み取りながらペイントし、校内の思い思いの場所で撮影を行いました。また、その後、桜ヶ丘ミュージアムにおいても一般向けに同様のワークショップを行いました。
　本展では、自身の体を作品としたその成果を、100点以上の作品として紹介するとともに、1991年に制作されたデジタルカウンターの作品も合わせて展示し、宮島氏が提案するアートの世界観の一端を感じていただきます。