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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2011年5月1日号 テキスト1

更新日:2013年1月4日




特集


受診・安心・がん検診


 あなたは、がんについて考えたことがありますか。今、日本人の2人に1人はがんになるといわれ、死亡する人の3人に1人はがんで命を失っています。
 このため、がんは治らない病気なのではないかという不安を、抱く方も多いのではないでしょうか。しかし、診断と治療の進歩により、早期発見、早期治療をすれば、がんは決して怖い病気ではなくなってきました。
 今回の特集では、誰もが安心して暮らしていくために、がんについて正しく理解し、がん検診の必要性やがんを防ぐことなどについて考えます。また、市の行っているがん検診についての取り組みなどを紹介します。
 詳しいことは、保健センター(89-0610)へ、お問い合わせください。


がんの現状とがん検診の必要性


 わたしたちの体は約六十兆個の細胞からなり、この細胞一つ一つには約三万個の遺伝子があるといわれています。
 がん(悪性新生物)はこの遺伝子が変異し、分裂を繰り返してがん組織をつくり、長い時間をかけて病気として表れます。
 では、なぜがん検診はたいせつなのでしょうか。がんに関する現状やがん検診の必要性などを考えていきます。


がんの現状と課題


 豊川保健所によると、豊川市内のがんによる死亡者数は年々増加しています。そして、死亡原因では第一位を占め、全体の約三割の人はがんで亡くなっています(【図1】を参照)。これは、全国的にも同じ状況がみられます。
 がんの診断や治療は大きく進歩し、がんは治らない病気ではなくなっています。しかし、患者数や死亡者数が増加しているのはなぜでしょうか。そこには、生活習慣や自然環境などの変化も関わっているようですが、治療方法などが進歩していても、がん検診の受診率が低いといった課題があります。


なぜがん検診が必要なのか


 市で行っているがん検診は、住民健診や簡易ドックで行う胸部X線撮影、胃部X線撮影、マンモグラフィなどです。【図2】は、平成二十一年度に市が実施した主ながん検診の状況です。項目によっては二年に一回のものもありますが、受診率はわずか二割ほどです。
 「わたしががんになるはずはない」「自覚症状が無いから大丈夫」「がんだと分かったら怖い」などと考え、がん検診を避けていませんか。がんになるかどうかは、自分では分かりません。そのため、定期的に検診を受け、早期に発見できるようにすることが必要です。


●平成21年の市内の死亡原因別死亡者数 (豊川保健所事業概要)
総数1,441人
がん(悪性新生物) 435人/30.2%
心疾患 172人/11.9%
脳血管疾患 161人/11.2%
肺炎 145人/10.1%
不慮の事故 49人/3.4%
その他(老衰など) 479人/33.2%


●平成21年度豊川市がん検診受診者数
肺がん 受診者数10,053人/対象者37,624人/受診率26.7%
胃がん 受診者数5,893人/対象者37,624人/受診率15.7%
大腸がん 受診者数6,249人/対象者37,624人/受診率16.6%
乳がん 受診者数3,086人/対象者24,419人/受診率12.6%
子宮頸がん 受診者数3,484人/対象者31,946人/受診率10.9%


●インタビュー
早期発見のために検診を受けてほしい
豊川市民病院 乳腺内分泌外科部長
柄松章司
 現在、日本人男性の実に五十四%、女性の四十三%が、七十五歳までにがんにかかるといわれています。中でも乳がんは、四十歳以上の女性がかかる確率が高く、近年、その患者数は増加傾向にあります。今では、女性の十六人に一人がかかるといわれています。
 私は、二十年以上乳がんの治療と研究に携わっています。がんは、遺伝子の異常により、細胞ががん化することで起こる病気です。遺伝子レベルでがんになりやすい場合もあるといわれていますが、生活習慣やホルモンの影響も要因の一つです。乳がんの場合は、女性ホルモンと大きな関連があります。一概にがんといってもその発症部位によって要因が違うため、がんを予防することは極めて難しいことです。つまり、がんは完全に予防することや、予測することができない病気なのです。
 だからこそ、検診を受けて早期にがんを発見し、がん細胞が小さい段階で治療することは、とてもたいせつです。乳がんは、二センチ以下の大きさであれば、治療も短期間で医療費も安く、九十五パーセントの確率で助けることができます。しかし、発見が遅くなれば治療も長期化し医療費も高く、再発率も上がることから、治る確率が低下してしまいます。
 検診を受けない人の多くは、がん検診に関心がないかもしれませんし、検査を受けることへの負担や、精神的な不安もあるでしょう。しかし、それ以上に、異常がないことへの安心感と、早期に発見できた場合のメリットは、非常に大きいのです。
 乳がんは、早期発見で治る確率が非常に高いので、検診を受けることが大変有効ですが、まだまだ受診率が低い状況です。特に四十歳以上の女性で、まだ乳がん検診を受けていない方は、二年に一度は受診してください。


ピンクリボン運動をご存じですか


 ピンクリボン運動は、乳がんについての正しい知識を持ってもらい、早期発見、早期治療のために乳がん検診を促す世界規模のキャンペーンで、アメリカが発祥の地といわれています。
 日本では、年間五万人以上の女性が乳がんにかかり、その数は年々増加していますが、乳がん検診の受診率はまだまだ低い状況です。近年、この受診率向上のため、ピンクリボン運動が注目されています。
 また、「乳がん月間」の十月には、自治体や市民団体、企業による啓発イベントやセミナーなど、さまざまな取り組みが全国的に行われます。


受診率向上を目指して


 早期発見、治療につながるたいせつながん検診。市では、市民をがんから守るために、
がん検診や受診率向上のためのさまざまな取り組みを行っています。


市で行っているがん検診など


 市では、集団(住民健診、車検診)と医療機関(さつき健診)で受けていただく健診などを行っています。市で行うがん検診は、これらの健診などで実施しています。検診の項目や対象者などについては、上の表のとおりです。 また、子宮頸がん検診と乳がん検診の対象者で以下の方を対象に、無料で検診が受けられるクーポン券を送付しています。子宮頸がん検診の対象は前年度に二十、二十五、三十、三十五、四十歳になった方です。乳がん検診の対象は、前年度に四十、四十五、五十、五十五、六十歳になった方です。
 そのほか、本年度に四十歳になる方については、肺がん、胃がん、大腸がん検診や、子宮頸がん、乳がん検診などが無料になる「四○受診券」を送付します。ぜひ、この機会にがん検診を受けてください。
 詳しいことは、保健センターへご相談ください。
がん検診受診率向上プロジェクト推進中
 市では、民間企業などとの協働により、がん検診受診率向上プロジェクトを推進しています。
 これは、行政による啓発活動だけではなく、民間企業のノウハウなどを活用して、より多くの皆さんに啓発を行うことで、がん検診の受診率向上を目指すものです。
 ポスターやチラシの作成、セミナーの開催など、さまざまな取り組みを行います。


健康だからこそがん検診を受けましょう


 がんは決して治らない病気ではなくなっています。しかし、どんなに気を付けていてもかかってしまうかもしれません。そのため、早く発見して治療できるようにすることがたいせつです。
 また、がんは長い時間をかけて成長します。今は健康だから大丈夫なのではなく、健康だからこそ、命を守り安心して生活できるように、定期的にがん検診を受けてください。
 自分の生活習慣を改善することはがんを防ぐことにつながります。食生活などに気を付けて、生活習慣を見直し、健康の輪、検診の輪を家族や地域などで広げていきましょう。
 市では、「わたしとあなたでつくる健康と幸せ(健幸)」として、とよかわ健康づくり計画を策定し、健康づくり運動を推進しています。これは、一人一人が病気を予防しながら、家族や地域の人と支え合い、助け合うことが、皆さんの健康と幸せにつながると考えるものです。かけがえのない家族の健康を、地域ぐるみで守っていきましょう。


●インタビュー
検診を受けて安心できました
竹本恵子さん(伊奈町)
 わたしは、三年ほど前に乳がんと子宮がんの検診を受けました。それまでほとんどがん検診を受けておらず、「どうせ何も異常がないに決まっている」と思い込んでいました。また、乳がんは自分でもセルフチェックをしていたので、大丈夫だと思っていました。
 受けてみると検査は思ったより負担は少ないものでしたが、結果は乳がん検診は要再検査。突然不安になりました。その後、再検査を受けたのですが大きな問題はなく、経過観察でも異常はありませんでした。再検査になったのも、検診で細かくみてくれた結果だということがわかり安心できました。
 検査は不安もありますが、自分勝手に判断せず、検診は定期的に受けた方がいいことがよくわかりました。


がんになるリスクを減らすために


保健センター保健師
本田裕里子


 子宮頸がんや乳がんを始め、肺がん、大腸がんの患者数や死亡率は増加傾向にあります。これは、喫煙や食生活の欧米化など生活習慣の変化も影響しているいわれています。つまり、生活習慣を見直すことが、がんになるリスクを減らすことになります。がん検診を受けることと同時に、下の「がんを防ぐための12か条」を参考に、生活習慣を見直しましょう。
 また、がん検診は受けてからもたいせつです。検診の結果、精密検査が必要となった場合、そのままにしてしまっては意味がありません。検査結果を生かし、精密検査はしっかり受けてください。


がんを防ぐための12カ条


(1)バランスのとれた栄養をとる
(2)毎日、変化のある食生活を
(3)食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに
(4)お酒はほどほどに
(5)たばこは吸わないように
(6)食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
(7)塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
(8)焦げた部分はさける
(9)かびの生えたものに注意
(10)日光に当たりすぎない
(11)適度にスポーツをする
(12)体を清潔に


豊川市乳がん市民公開講座


 乳がん検診について正しく理解するための市民公開講座が行われます。乳がんの最新治療についての講演や、専門医がお答えする質問コーナーなどもあります。
 ぜひ、参加してください。
日時・内容 五月十四日(土曜)午後二時から三時三十分まで
会場 豊川市民プラザ(プリオ2四階)
講師・内容 講演1=豊川市民病院乳腺内分泌外科部長・柄松章司による「乳がんの最新治療」と題した講演▽講演2=国府病院外科・山本晴大医師による「乳がん診断とマンモグラフィ検診」と題した講演▽乳がんについて知りたい聞きたい質問コーナー
定員 一五〇人
参加費 無料
申し込み 五月十三日(金曜)まで受け付け。電話で豊川市乳がん市民公開講座実行委員会(0120-018-541)へ、お申し込みください



13日 多文化共生イベントで防災訓練などを実施


 多文化共生イベントの一環として、県営千両住宅に住む日本人と外国人を対象に防災訓練を実施しました。子どもから大人まで約百人が参加し、毛布を使用しての応急担架の作り方などを学びました。参加者は協力しながら災害に備えて真剣に取り組んでいました。
 訓練終了後には、ブラジルの家庭で作られるスープや五平餅を参加者で食べ、住民相互の交流も深めました。


20日 桜木小学校児童がホタルの幼虫を放流


 桜木小学校の四年生児童十七人は、住民有志でつくる「佐奈川蛍の会」が育てたゲンジボタルの幼虫約百三十匹を、佐奈川上流に放流しました。この活動は四年前から行われており、身近にある自然のたいせつさを考える機会になっています。
 児童たちは、一斉に紙コップに入った体長三、四センチの幼虫をゆっくりと佐土町の宇通橋下に放しました。


24日 個人、企業などからの支援物資を受け付け


 市では、三月二十四日から二十八日まで、東日本大震災の被災地への個人、企業などからの支援物資の受け付けを行いました。乾パン、カップ麺などの集まった支援物資は、愛知県を経由して宮城県に送られました。
 また、福島県からの被災者の受け入れを行っている新潟県長岡市に対しても、「災害時における相互応援に関する協定」により、災害用毛布千五百枚を送りました。


27日 学問成就、技能上達を願う「智恵文殊まつり」大筆書き大会に小学生たちが挑戦


 財賀町の財賀寺で、智恵文殊まつりが開かれました。
 文殊堂に祭られた文殊菩薩は、知恵の文殊として有名で、学問成就、技能上達を願う大勢の家族連れなどでにぎわいました。本堂では、筆の上達を願う「大筆書き大会」が行われ、小学生たちが挑戦しました。
 また、東日本大震災からの復興を願って「祈震災復興」の大筆書きが披露されました。


いきいき広場 ハローピープル
いい汗キラリ エンジョイスポーツ


スポーツを通しての健康や体力づくりなどに寄与しています


 豊川市体育協会は、昭和三十八年一月に創立され、今年で四十八年目を迎えます。現在は、球技、武道、ニュースポーツなど三十種目の団体が体育協会に加盟しており、一万三千人以上が登録されています。
 主な活動としては、体育の日を中心に、市内の各体育施設で実施される「スポーツフェスティバル」の企画運営や、市内の事業所を対象に十五種目の競技大会を行い、総合得点で順位を競う「事業所総合体育大会」を開催しています。また、市内の体育功労者や全国大会への出場を果たした選手などを表彰する表彰式を実施しています。さらに、各加盟団体が実施するスポーツ教室や各種大会の開催に協力し、広くスポーツを楽しむ機会を提供することで、市民の皆さんのスポーツを通しての健康・体力づくりや青少年の健全育成などに寄与しています。
 今後も各加盟団体と協力しながら、豊川市におけるスポーツの振興・発展に一層努力していきたいと考えています。興味のある活動や各加盟団体がありましたら、ご連絡ください。


団体名:豊川市体育協会
代表者:大澤輝秀
(電話)88-8036(市民体育課内)


町内活動紹介 町内会の底力


町内会活動を活性化するために
若い世代の参加を呼び掛けています


 西町町内会は市内の東部に位置し、近くには豊川稲荷と豊川進雄神社があります。
 毎年、わたしたちは豊川進雄神社の大祭でからくり煙火を奉納しています。からくり煙火を作るには、多くの方の協力が必要です。そのため、毎年協力していただいている方以外にも、若い世代などにも協力をお願いしています。
 町内会活動においても同じことがいえます。わたしたちは、若い世代が積極的に町内会活動へ参加し、町内会活動を継承してもらうことがたいせつだと考えています。そのため、役員だけでなく、住民全体で町内会の運営を行うことを周知したり、運営に協力してくれる人に参加をお願いしたりして、多くの住民が町内会運営に携われるような組織づくりに力を入れています。また、新たな参加者からの意見は、町内会運営のたいせつな意見として聞くように心掛けています。
 町内会活動の活性化には、新しい人や考え方が必要だと思います。これからも多くの方に活動へ参加していただき、明るく住みよい西町町内会を作っていきたいです。


団体名:西町町内会
代表者:岩瀬計一郎


私たちの学校自慢 スクールリポート!
萩小学校 スクールリポーター 6年 山本宏也さん


自然が豊かでみんなが仲良しの学校です


 萩小学校の自慢は、三つあります。


 一つ目は、緑がたくさんあることです。学校の裏には萩っ子の森があります。アスレチックもあって人気の場所です。二月に、この森の木にキビタキやシジュウカラなどの巣箱を作ってかけました。これから、野鳥がくるのを楽しみにしています。
 二つ目は、児童全員が一輪車に乗れることです。一年生にはパートナーの六年生が教えて、運動会の全校一輪車ショーで発表します。
 三つ目は、全校で一緒にランチルームで給食を食べることです。いろいろな学年の子や先生たちとたくさん話をしながら給食を食べます。一年間同じ席で食べるので、他の学年の子とも仲良くなれて楽しいです。
 地域の人と一緒に活動することも多く、萩小学校は自慢の学校です。


青春Smile Talk
山本優子さん(25歳)


 わたしは、体を動かすのが好きで、最近はジョギングやマラソンで汗を流しています。まだ始めたばかりですが、豊川リレーマラソンや豊橋ハーフマラソンにも出場しました。走っているときは寒かったり苦しかったりしますが、みんなの声援をもらって乗り越えると達成感があってとても楽しいです。
 今後もマラソンを続けながら、ほかのスポーツにも挑戦していきたいです。


わんぱくショット


輝ちゃん


平成22年7月13日生まれ
森義彦・阿貴子さんの長女
 お座り大好きなひかるちゃん。電車の座席にもきちんとお座り。将来は、礼儀正しいレディーを目指します。


総太くん


平成20年2月20日生まれ
渡邉義久・真由美さんの長男
 外で遊ぶのが好きなそうだいくん。特に電車でお出かけするのが大好きです。将来の夢は、新幹線の運転手さんだぁ!


このコーナーに登場するお子さんを募集しています。住所、氏名、電話番号を明記のうえ、写真とコメントを秘書課わんぱくショット係(〒442-8601諏訪1-1)へ、お送りください。

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総務部 行政課
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