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豊川市 きらっと☆とよかわっ!
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「広報とよかわ」2022年9月号(モノ、ヒト、シゴト)

更新日:2023年8月17日

モノ、ヒト、シゴト TOYOKAWA PRODUCE

豊川市が誇るモノづくりと、それに携わるヒトを紹介します。
vol.41
技術を未来へつなぐ
株式会社成田製作所 製造本部長・鈴木 健児さん

株式会社成田製作所 製造本部長・鈴木健児さん

鉄道車両連結幌トップレベル
昭和13年創業、鉄道車両のドアや窓パネルなど、鉄道部品の開発から製造までを手掛ける成田製作所。新幹線が国内を走り始める昭和30年代には、新幹線部品の製造にも携わるようになった。国内外の数多くの鉄道部品を製造する中、新幹線をはじめとする鉄道の車両同士を連結する部品・幌の生産量は、国内トップレベルを誇る。「鉄道を利用する多くの人の命を預かっているため、妥協は一切しない」と製造本部長の鈴木さんは話す。
 
オーダーメードで丁寧に
幌には基準となる規格がなく、鉄道車両の形状や路線のカーブなどを基にオーダーメードで設計する。車両が使用される地域の気候などさまざまな条件により、素材となるゴムなどの配合から選定が始まる。鉄道会社の要望に応えるため設計を繰り返し、幌が完成するまでに2年以上かかることもあるという。
枠となる金属を削ったり布部分をミシンで縫製したりして、丁寧に製造された幌は、漏水や荷重に対してどれだけ耐えられるかなど、独自開発の試験機で確認。鉄道車両の平均的な走行年数や回数などさまざまな条件でシミュレーションした上、何度も試作を重ねる。
「安全安心であることはもちろん、防音性や気密性など、快適な乗り心地を追求している」と鈴木さん。こうして、創業からの技術と経験により製造された幌は高い信頼を得て、国内外さまざまな鉄道車両に搭載されている。
 
安全な鉄道車両をこれからも
車両の高速化など技術革新に伴い、今後もより高い静粛性や軽量化が求められる。「これまで培ってきた経験や技術を新しい人材に引き継ぐことで、より良い製品を造っていきたい」と語る鈴木さん。これからも安全安心と高い品質にこだわり、鉄道業界を支えていく。

株式会社成田製作所御津工場:御津町広石高坂15

1938年創業。鉄道車両部品や二輪車部品の製造を手掛ける。多くの鉄道部品を製造し、中でも車両連結部品・幌の生産量は国内トップレベルを誇る。

お問い合わせ

企画部 秘書課
所在地:豊川市諏訪1丁目1番地
電話:0533-89-2111 ファックス:0533-89-2125

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豊川市役所

〒442-8601 愛知県豊川市諏訪1丁目1番地 電話:0533-89-2111(代表)
開庁日時:月曜から金曜 午前8時30分から午後5時15分 閉庁日:土曜・日曜、国民の祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
法人番号:1000020232076(法人番号について
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