令和4年度1115 6年生・月と太陽の関係の実験
更新日:2022年11月15日
6年生の理科の学習では、今、月と太陽の関係について学習しています。月の満ち欠けは、地球から見える月と太陽の位置が関係しています。理論上はそのことがわかっていても、なかなかそれをイメージすることはできません。そこで、先週と今週、具体的にイメージする2つの実験をしました。
1つめは、体育館の暗幕を閉め、暗くした中で、ハロゲンライトを太陽、ボールを月、そして自分の頭を地球と見立てて、ボールである月の見え方を確かめる実験です。ハロゲンライトからボールを左回りに一回転させていくと、30日間かけて変化する月の満ち欠けと同じように、ボールが見えました。
2つめは、120cmの大玉を太陽と見立てて、そこから130m離れたところに、地球と見立てた1.1cmのビー玉、そこから33センチ離れたところに0.3cmのビーズ玉を置くという実験です。こうすると、月と太陽の位置関係がすごく離れていることがわかります。また、今度は目から33cm離してビーズを見てみると、大玉とほぼ同じ大きさであることがわかりました。そうして皆既日食や金環日食のイメージをつかむことをしました。
月の大きさの400倍が太陽の大きさ、そして地球から月までの距離の400倍が太陽までの距離。この奇跡的な配置だからこそ、月と太陽の大きさがほぼ同じに見え、皆既日食や金環日食が起きます。こんな神秘的なことに思いを馳せるのもまた楽しいものです。
次に日本で金環日食が見えるのは2030年6月1日、皆既日食は2035年9月2日です。めったに起きない天体ショー、今から楽しみにしたいです。
体育館に月と太陽をつくってみました。
ライトから正反対だと満月のように見えるね。
ビーズで130m先の大玉を隠しています。
月と太陽の関係を腕で。今回は100°くらいだね。
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