2022年度　「みくらし通信23」梅雨明け十日

　俗に「梅雨明け十日」とはよく言ったものです。梅雨明け直後は太平洋高気圧の勢力が持続しやすく、安定した夏の暑い晴天が続くことが多いことから昔からこう言われていますね。ただし、気象学的には夕方からは大気が不安定になり、各所で雷雲が発生しやすい状況でもあるそうです。昨日はまさにそうした天候となりました。朝から気温はぐんぐん上昇し、熱中症を警戒してプール以外での運動は見合わせるほどでした。ところが、１４時すぎから本宮山方面の空がにわかに暗くなってきたため、雨雲レーダーを確認すると新城北部方面はすでに赤い雨雲に覆われていたことから昨日の対応をとらせていただきました。こうした天候は１０分単位で雲がわき上がったり進行スピードや方向が変化するなど、素人ではその後の空の様子を確実に把握することは難しいので、昨日も下校のタイミングを判断することは簡単ではありませんでした。そこで、できうる限り細かくメール配信することで保護者の皆様への周知に心がけました。どうやら数日前に報道された一部携帯会社を利用されている方へのメール到着が少し遅れ気味であったようですが、保護者の皆様のご理解とご協力のもと、大きな混乱もなく下校ができ安心しています。本日以降も不安定な大気が続くそうですので、空とのにらめっこがしばらく続きそうです。
※写真は校長室に飾られた用務員さんの生け花作品です。清涼感があふれます。