学校が再開してひと月が過ぎました

5月25日の学校再開から、約ひと月が過ぎました。
マスクをしソーシャルディスタンスを意識しての授業や様々な活動で、初めは戸惑いと緊張の中でしたが、少しずつ慣れてきました。前を向いての授業や給食、マスクを外しての体育の授業、まだまだ制約の多い中ですが、毎日の授業に集中することができてきています。
学校が始まってすぐの5月28日に1年生がまいたアサガオの種は、ひと月でつるを伸ばし、支柱を立てました。各学年が種や苗から育てた野菜もぐんぐん育っています。本や写真から得る知識だけでなく、直接自分で世話をして育つ様子を見るのは大切なことですね。
1年生は学校探検をして、紙で作ったカメラで心に写真を写し絵を描きました。それを組み合わせて学校のマップを作っています。初めは聴くことからはじめた音楽も、マスクをしたままですが、歌唱の練習を始めました。ガーゼやハンカチでつばを飛ばさないようにして鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの楽器の演奏も始めます。
まだ、体育館に全校児童を集めての「にこにこ集会」はできませんが、職員室をスタジオにしてテレビ放送で集会を行っています。23日のにこにこ集会の校長講話は、「夏至」と「梅雨」の話から「夏がやってきましたね」「夏野菜を食べて元気になろう」との話をし、実物の野菜を見せて名前を問いかけました。教室から「トマト！」「キュウリ！」と大きな声でリアクションが職員室まで届いてきました。最後に「熱中症に気をつけよう」との話をしました。